中山金杯(G3)2023年1月5日(木曜)中山競馬場 芝2,000mの競馬レース結果見解
本日は「中山金杯(G3)」でのレース見解となります。
中山金杯(G3)2023年1月5日(木曜)中山競馬場|出走馬
1.マテンロウレオ 横山和生
2.クリノプレミアム M.デムーロ
3.ラーグルフ 戸崎圭太
4.レインカルナティオ 石川裕紀人
5.フェーングロッテン 松若風馬
6.スカーフェイス 石橋脩
7.アラタ 横山武史
8.カレンルシェルブル 斎藤新
9.ヒュミドール 田辺裕信
10.コスモカレンドゥラ 柴田大知
11.ラーゴム T.バシュロ
12.ウインキートス 松岡正海
13.フォワードアゲン 江田照男
14.ワンダフルタウン 津村明秀
15.レッドランメルト 北村宏司
16.ゴールドスミス 大野拓弥
17.エヴァーガーデン 丹内祐次
中山金杯(G3)2023年1月5日(木曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 3番 ラーグルフ
2着 2番 クリノプレミアム
3着 6番 フェーングロッテン
単勝
3 450円 1番人気
複勝
3 180円 1番人気
2 360円 8番人気
5 180円 2番人気
枠連
1-2 910円 1番人気
ワイド
2-3 1,270円 12番人気
3-5 580円 1番人気
2-5 1,420円 17番人気
馬連
2-3 3,690円 13番人気
馬単
3-2 6,320円 23番人気
3連複
2-3-5 8,170円 20番人気
3連単
3-2-5 44,340円 120番人気
中山金杯(G3)2023年1月5日(木曜)中山競馬場|レース見解とポイント
今年も中山金杯が開催されました。
今年の中山金杯で主導権を握ったのは明け4歳馬のフェーングロッテンでした。
フェーングロッテンの1Fにおける時計を見てみましょう。
200m 12.8 (12.8)
400m 10.6 (23.4)
600m 12.8 (36.2)
800m 12.1 (48.3)
1000m 12.3 (1:00.6)
1200m 11.8 (1:12.4)
1400m 11.9 (1:24.3)
1600m 12.0 (1:36.3)
1800m 11.4 (1:47.7)
2000m 12.5 (2:00.2)
全体時計を見ると+1秒のスロー競馬となっています。
ラスト3Fに差し掛かっても終始ペースは落ちていて、残り2F目で1Fあたり11秒4の末脚がでていますね。
このことから、直線にかけて一気に加速し、直線の攻防が見られるレースとなりました。
そして、勝ったラーグルフは直線入りで馬場のよいところを確保して一気に進出を開始しました。
対して、2着のクリノプレミアムは前が馬群で二の足が一瞬遅れています。
最終的にラーグルフとクリノプレミアムの着差はハナ差であることから、ラーグルフとクリノプレミアムの勝敗は一瞬の判断と位置取りだったのです。
この辺りに関しては騎手の裁量が問われやすく、ラーグルフに騎乗した戸崎騎手はうまく競馬できました。
対して、クリノプレミアム騎乗のデムーロ騎手は位置取りがラーグルフと比較すると少し悪かったように感じます。
クリノプレミアムは伸びているので、もしも仕掛けが一蹴遅れなければ勝敗も変わっていました。
今年の中山金杯はラスト2F目の瞬発性が問われたこと、そして騎手の力量にも左右された一戦でした。