飯豊特別 2020年9月6日（日曜）新潟競馬場　芝1200ｍの競馬レース結果見解

本日は「飯豊特別」での実践検証となります。

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飯豊特別 2020年9月6日（日曜）新潟競馬場｜出走馬

1.ソールライト　武士沢　友治
2.ショウナンバニラ　池添　謙一
3.トロワマルス　M.デムーロ
4.ニシノコデマリ　丸山　元気
5.スマートシャヒーン　田中　勝春
6.ツヅク　江田　照男
7.シルバーストーン　丸田　恭介
8.リノワールド　嶋田　純次
9.セイウンリリシイ　内田　博幸
10.エクレアスピード　嘉藤　貴行
11.エリンアクトレス　木幡　育也
12.ケワロス　岩田　康誠
13.ライバーバード　津村　明秀

飯豊特別 2020年9月6日（日曜）新潟競馬場｜レース結果・払戻金

着順　馬番　馬名
1着　3番　トロワマルス
2着　2番　ショウナンバニラ
3着　13番　ライバーバード

単勝
3　380円　1番人気

複勝
3　180円　2番人気
2　200円　3番人気
13　270円　6番人気

枠連
2-3　1,390円　6番人気

ワイド
2-3　560円　2番人気
3-13　930円　14番人気
2-13　990円　15番人気

馬連
2-3　1,330円　1番人気

馬単
3-2　2,150円　2番人気

三連複
2-3-13　4,010円　14番人気

三連単
3-2-13　15,230円　18番人気

飯豊特別 2020年9月6日（日曜）新潟競馬場｜レース内容

新潟競馬場、飯豊特別がスタートしました。

ほぼ揃いました、12番ケワロス良いスタートです。しかし、その内から9番のセイウンリリシイ、さらにはその内から3番トロワマルスがハナを奪います。

2番手に4番のニシノコデマリ、3番手9番セイウンリリシイ、1馬身差8番リノワールド、外11番エリンアクトレス、その内から並ぶ5番のスマートシャヒーンが交わします。

中団外目12番ケワロス、10番エクレアスピードがその内、最内2番のショウナンバニラ、その後は1馬身内から行った1番ソールライト、2馬身半空いて7番シルバーストーンと6番ツヅク、最後方2馬身半13番ライバーバードという隊形です。

3コーナーのカーブ、残り600ｍを通過します。
逃げる3番トロワマルスのリードは1馬身、4番ニシノコデマリに外からジワっと9番セイウンリリシイが差を詰めます。

4番手はインコースに5番のスマートシャヒーン、それに接近8番リノワールド、その後ろ1馬身2番のショウナンバニラ、残り400ｍを通過します。

4コーナーから直線へ向かいました。

馬場の3分所・4分所に持ち出して3番トロワマルスが先頭です。それを追って4番ニシノコデマリ、外から9番セイウンリリシイ、3頭の外からは2番ショウナンバニラと8番リノワールドが突っ込んできます。

粘る3番トロワマルス、リードは2馬身突き放します。2番手の争いは2番のショウナンバニラが上がってきた、大外から13番ライバーバードです。

3番トロワマルス、1着でゴールインです！

1着　トロワマルス（3番）
2着　ショウナンバニラ（2番）
3着　ライバーバード（13番）

飯豊特別 2020年9月6日（日曜）新潟競馬場｜レース見解とポイント

飯豊特別は2勝クラスの条件戦ですが1966年から施行されている歴史が長いレースで、ケイワンバイキング、ゴッドオブチャンス、ブラックバースピンといった重賞ウイナーを始め、先々の短距離路線を賑わす活躍馬を多く輩出している一戦です。

今年の飯豊特別を制したのは、1番人気に支持された3歳牝馬のトロワマルス。

スタートは今ひとつも、行き脚がつくと楽にハナに立つ展開します。マイペースで逃げられたことから直線に向いても手応えは抜群で、馬場の良い所に進路を取り追い出すと脚色も鈍ることなく、2着馬に1馬身差をつける完勝とも言えるレース内容を披露しました。

重賞の前走では着順こそ7着も、3着馬からは僅かコンマ3秒差と上位との差は僅かでした。今回は休み明けで初の古馬相手でしたが、終わってみれば逃げ切りを決め見事に人気に応える結果になりました。逃げ一辺倒というレースぶりでもないだけに、秋以降の走りにも注目です。

2着には好位から脚を伸ばしたショウナンバニラ。

内枠を利した終始ロスのない展開で、直線でスムーズに外に進路を取り追い出したものの、勝ち馬との差は縮まらず1馬身差までに詰め寄るのが精一杯となりました。

近走の結果は今ひとつでしたが、前走では勝ち馬からコンマ4秒差の4着と復調を感じさせる内容でした。現級では2着が2回目と力上位は証明済みであり、相手次第ではクラス突破も十分に期待が持てるでしょう。

3着には上がり最速の脚で差を詰めたライバーバード。

終始馬場の良い外目の最後方を追走し、メンバー中最速となる上がり33秒7の脚を使いましたが、勝ち負け争いには一歩及ばずの3着。

前走は終始外目を回らされたロスも響いた印象でしたが、直線で追い出しを開始した時には既に余力がないようにも映ったため、今回は距離短縮が味方した感もあります。

2番人気に支持されたエクレアスピードは、好位からレースを進められましたが決め手勝負では分が悪い印象で見せ場なくの7着。パンパンの良馬場よりは、少し渋った馬場の方がパフォーマンスを発揮出来そうな印象にも映りました。

１番人気のトロワマルスは前走が重賞で、勝ち馬と５コンマ秒差の走りであったことからもこちらのメンツでは実力上位であることが分かりやすかったと思います。休養明けの不安はありましたが入着の可能性は安定して高かったように感じます。

また、不思議と人気している２着のショウナンバニラはかなり怪しい感じがしていましたので、この２頭を馬単や馬連で予想することは比較的容易だったように思います。

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