第12回レパードステークス(GⅢ) 2020年8月9日(日曜)新潟競馬場 ダート1800mの競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「第12回レパードステークス(GⅢ)」でのレース見解となります。
第12回レパードステークス(GⅢ) 2020年8月9日(日曜)新潟競馬場|出走馬
1 ケンシンコウ 丸山 元気
2 ブランクチェック 戸崎 圭太
3 タイガーインディ 鮫島 克駿
4 デュードヴァン 川田 将雅
5 ラブリーエンジェル 木幡 巧也
6 ラインベック M.デムーロ
7 ミヤジコクオウ 和田 竜二
8 ダンツエリーゼ 太宰 啓介
9 メイショウダジン 幸 英明
10 ライトウォーリア 岩田 望来
11 フレイムウィングス 西村 淳也
12 バンクオブクラウズ 藤井 勘一郎
13 ニュートンテソーロ 北村 友一
14 フリーフロー 丸田 恭介
15 フェイバリット 原 優介
第12回レパードステークス(GⅢ) 2020年8月9日(日曜)新潟競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 1番 ケンシンコウ
2着 7番 ミヤジコクオウ
3着 2番 ブランクチャック
単勝
1 2,230円 7番人気
複勝
1 550円 8番人気
7 200円 2番人気
2 320円 5番人気
枠連
1-4 3,180円 12番人気
ワイド
1-7 1,650円 19番人気
1-2 2,620円 32番人気
2-7 1,030円 8番人気
馬連
1-7 5,060円 18番人気
馬単
1-7 12,800円 49番人気
3連複
1-2-7 14,320円 50番人気
3連単
1-7-2 122,050円 394番人気
第12回レパードステークス(GⅢ) 2020年8月9日(日曜)新潟競馬場|レース内容
フェイバリット収まりました。
スタートしました。メイショウダジン遅れました。他は一線です。
さあ1コーナーへ向かって3番タイガーインディ出て行きました。後は広がっていますデュードヴァン2番手につけますか、さらには外6番ラインベックです。
あとは差がなく内から1番ケンシンコウそして2番のブランクチェックです。外からは10番ライトウォーリアも上がってきました。あとは12番バンクオブクラウズ、そのうち7番のミヤジコクオウで各馬第1コーナーをカーブして行きます。
先行争いから前二頭1番のケンシンコウ譲りません、外に3番タイガーインディ2党が今2コーナーを迎えています。
その後は4馬身開けまして3番手が6番 ラインベックです。
そのうちに4番手4番デュードヴァンで向正面、あとは前から5頭目10番ライトウォーリア付けまして中団の前に2番のブランクチェックです。
縦長になってきました。その後には12番のバンクオブクラウズがつけて、そしてそのうち7番ミヤジコクオウの体勢です。
後はフェイバリットさらには追走してきます、内5番ラブリーエンジェル、あるいは11番フレームウィングス、これから3コーナー向かいます。
あとはメイショウダジン、ニュートンテソーロ、フリーフローがいって最後方は8番ダンツエリーゼ。さあ第3コーナーをカーブ残り600 M を通過。
先頭は1番のケンシンコウです。リードが一馬身、二番手3番タイガーインディで4コーナーへ向かいます。そして差を詰めていく6番のラインベック3番手から2番手。残り400通過。
あとはデュードヴァン、内をついての2番のブランクチェックで第4コーナーから直線へ。さあ逃げる1番のケンシンコウ、ケンシンコウ逃げる。
リードが三馬身から四馬身。そして外からデュードヴァン、大外から7番のミヤジコクオウ追い込んで200mを通過した。
逃げる逃げるケンシンコウ、2番手は外から7番のミヤジコクオウが2番手に上がってくるか、内は2番のブランクチェック、デュードヴァンは4番手。ケンシンコウ逃げ切ってゴールイン。
1着 1番 ケンシンコウ
2着 7番 ミヤジコクオウ
3着 2番 ブランクチャック
第12回レパードステークス(GⅢ) 2020年8月9日(日曜)新潟競馬場|レース見解とポイント
レパードステークスは3歳馬によるダートのG3競走です。
2009年に創設された比較的新しいレースではありますが、これまでにトランセンドやホッコータルマエ、アジアエクスプレスといったG1馬も優勝しており、3歳限定とはいえ侮ることのできないレースです。ここ10年の傾向としては前走ユニコーンステークスとジャパンダートダービー組が好走しており、今回は1,2着馬がこれに当てはまりました。
1着のケンシンコウは逃げ切ってのレコード優勝でした。
前走はユニコーンステークスでカフェファラオの3着。この時の2着馬がデュードヴァンだったのでリベンジを果たした形になりました。1着のカフェファラオはこのレースでレコード勝ちを収めているのでこの時点では負けても仕方がないといえるでしょう。
前走では控える競馬から追い込んでの3着でした。しかし今回は主戦の丸山騎手に戻る形となり、逃げを選択しました。ミドルペースを作り直線に向いてからは後続を振り切って入線しました。
この馬はこれまでも逃げる競馬にも控える競馬にも挑戦しており、どちらの形でも好走しています。
また、全7戦中6戦で上り3ハロンが上位3位以内に入っており展開の影響をほとんど受けることなく末脚を発揮することが出来るという点で強い馬だと言えるでしょう。
また、前走、今回と人気に反して好走しており実力は過小評価されがちであるとも考えられます。
2着にはミヤジコクオウが入りました。直線ギリギリまで脚を溜めて残り300mを過ぎて一気の追い込みを見せました。結果として上り3ハロンでは1位となりましたが、勝ち馬には及びませんでした。
前走のジャパンダートダービーでは、好走していたそれ以前と同様に先行しましたが直線でバテてしまい5着となり、その反省を生かして一歩引いた形の競馬を試したのではないかとも考えられます。
今回の好走要因が1800mという距離なのか道中での位置取りなのかはまだわかりませんが、今回のスタイルがそれなりにはまったことでこの馬の戦い方が広がったのではないかといえます。
3着にはブランクチェックが入りました。1勝クラス、2勝クラスを連勝した上り馬でキャリアはまだ5戦目でしたが格上挑戦となった今回も動じることなくレース運びができていました。また、初めてのコーナー4つのレースとなりましたが、戸惑うことなく後半も力を発揮できていたように見えます。自己条件なら一枚上手ではないかとも思えました。
全体的な展開としては、ケンシンコウが作ったペースに対して各馬がついていくのが精一杯だったと考えられます。
結果としてケンシンコウは不良馬場にもかかわらずレコードで優勝しており、レースを作る力にしても馬そのものの力にしてもケンシンコウが強かったと考えるのが妥当でしょう。
ケンシンコウは逃げで強い馬なので、今後もレース出走時にマークをつけて追っていきます。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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