第27回 マーチステークス(GⅢ) 2020年3月31日(火曜)中山競馬場 ダート1800mの競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「第27回 マーチステークス(GⅢ)」でのレース見解となります。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
第27回 マーチステークス(GⅢ) 2020年3月31日(火曜)中山競馬場|出走馬
1. ワイルドカード 北村 宏司
2. クリンチャー 石橋 脩
3. サンマルデューク 武士沢 友治
4. レピアーウィット 石川 裕紀人
5. タイムフライヤー F.ミナリク
6. ルールソヴァール 吉田 豊
7. コマビショウ 津村 明秀
8. テーオーフォース 鮫島 克駿
9. リアンヴェリテ 柴山 雄一
10. ローズプリンスダム 大野 拓弥
11. テルペリオン 横山 武史
12. スワーヴアラミス 藤岡 康太
13. アシャカトブ 武藤 雅
14. メイショウスミトモ 勝浦 正樹
15. メイショウワザシ 柴田 善臣
16. ナムラアラシ 内田 博幸
第27回 マーチステークス(GⅢ) 2020年3月31日(火曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 12番 スワーヴアラミス
2着 2番 クリンチャー
3着 4番 レピアーウィット
単勝
12 270円 1番人気
複勝
12 140円 1番人気
2 260円 5番人気
4 630円 8番人気
枠連
1-6 470円 1番人気
ワイド
2-12 590円 5番人気
4-12 2,480円 25番人気
2-4 5,140円 48番人気
馬連
2-12 1,340円 5番人気
馬単
12-2 2,140円 6番人気
3連複
2-4-12 21,420円 62番人気
3連単
12-2-4 72,890円 219番人気
第27回 マーチステークス(GⅢ) 2020年3月31日(火曜)中山競馬場|レース内容
中山11R第27回、マーチステークスのレースがスタートしました。
まずまず揃ったスタートで、スタンド前先行争いです。出ムチをくれて押して9番のリアンヴェリテが前に出ます。
追っていくのは15番のメイショウワザシです。前に並びかけますが、現在は2番手です。
内は11番テルペリオンが3番手です。4番手につけたのは12番のスワーヴアラミスは今日も前めの位置取りです。
後は2馬身後方で、内は1番のワイルドカードです。その後は13番アシャカトブで1コーナーのカーブです。
1コーナーをまわって結局先頭を奪いきったのは9番のリアンヴェリテです。リードは1馬身のリードです。2番手になった15番のメイショウワザシです。3番手には11番のテルペリオンがいて、2コーナーをカーブしていきます。4番手は12番のスワーヴアラミスです。
2コーナーから向こう正面へ向かいます。
1馬身半差の後方に1番のワイルドカードがいて、その後には13番のアシャカトブ。その直後の内には5番のタイムフライヤーがいて、並んで6番のルールソヴァールが続いて、その後は8番のテーオーフォースがいます。
さらに2馬身後方には並んで、外は7番のコマビショウがいて、その内に10番のローズプリンスダムが続き、中団の後方に2番のクリンチャーとなって、その内には14番のメイショウスミトモが続き、その後には2馬身遅れて4番のレピアーウィットです。
1000mの通過タイムは1分1秒9というタイムです。後は2馬身後方に16番のナムラアラシが今日も後方からです。
最後方は4馬身差で4番のサンマルデュークという展開です。残り600mを切って、3~4コーナーの中間です。
前は9番のリアンヴェリテでリードは半馬身からクビ差ほどになりました。追って15番のメイショウワザシ並んでいって4コーナーの手前です。
後は12番のスワーヴアラミスが3番手で、前3頭がほぼ横一線となって、その直後に上がっていくのは2番のクリンチャーが外へだして行きます。
第4コーナーをカーブして直線コースへと向かいます。前は15番のメイショウワザシがわずかに先頭ですが、追って12番のスワーヴアラミスが前に接近しています。
後は外から2番のクリンチャーも迫っている。残り200mを切って、前3頭が広がりました。
その後は2馬身後方に13番アシャカトブ4番手で、その後は4番のレピアーウィットと7番のコマビショウが追い込んでくるが、前が並んでいる。
12番のスワーヴアラミスか、2番のクリンチャーか、12番のスワーヴアラミスかクリンチャーか、スワーヴアラミスが1着でゴールイン。
2着には2番のクリンチャーが入り、3着には4番のレピアーウィットが入りました。
1着 スワーヴアラミス(12番)
2着 クリンチャー(2番)
3着 レピアーウィット(4番)
第27回 マーチステークス(GⅢ) 2020年3月31日(火曜)中山競馬場|レース見解とポイント
2020年3月31日(火曜)に中山競馬場で行なわれた11R第27回のマーチステークス(GⅢ)ダート1800m4歳以上オープンハンデ戦は29日に開催の予定だったレースでしたが、季節外れの降雪の影響により、中山競馬場で予定されていた第3レース以降は31日に順延になった影響で馬番も変更して31日の火曜日に開催となりました。
無観客で順延となった当レースを制したのは、藤岡康太騎手騎乗の1番人気スワーヴアラミスです。
中盤は先行3番手で追走し、最後の直線で逃げ粘る15番のメイショウワザシをきっちり捕らえて、先頭に立つと、後方待機から最後の直線で追い上げてきた2番クリンチャーとの追い比べとなりましたが、最後はクビ差前に出て見事勝利しました。
3着には最後の直線で後方から追い込んだ8番人気4番のレピアーウィットが入りました。
レースはほぼ揃ったスタートから9番のリアンヴェリテが押して出てハナを主張する展開となり、15番のメイショウワザシも前につけましたが、ハナは主張せず、すんなり隊列は決まりました。
1000mの通過タイムが1分1秒9というスローペースでレースは進み、最後の直線では、3番手で好位追走していた、12番の手前荷は馬群がぎゅっと固まり、3頭が横一線に並んだ状態で最後の直線に入りました。
しかし、先行していた2頭が早々に脱落。3番手の好位で追い出しのタイミングを待っていたスワーヴアラミスが抜群の手応えでそのまま先頭に立つと、後方から追い込んで来た2頭の追撃をかわしそのまま1着でゴールしました。
スワーヴアラミスは適距離で勝ち鞍のあるコースで馬場も味方した部分もありますが夏以降常に馬券に絡んでいる安定感をこのレースでも発揮しました。
惜しくも2着に敗れた2番のクリンチャーはダート挑戦2戦目ながら前走も2着で今回の重賞でも2着と適正の高さを見せました。クリンチャーのダート適性は血統的な裏付けもあり、今後もダートで良い走りをしてくれる可能性が高いのではと感じます。
しかも今回はトップハンデを背負っての好走であること、さらにはタイム指数は1着のスワーヴアラミスよりも良い時計が出ていたことから、今後のダート戦線でも注目したい1頭です。
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