第80回 桜花賞(GⅠ) 2020年4月12日(日曜)阪神競馬場の競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「第80回 桜花賞(GⅠ)」でのレース見解となります。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
第80回 桜花賞(GⅠ) 2020年4月12日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1. ナイントゥファイブ 松田 大作
2. チェーンオブラブ 石橋 脩
3. スマイルカナ 柴田 大知
4. サンクテュエール C.ルメール
5. マルターズディオサ 田辺 裕信
6. ウーマンズハート 藤岡 康太
7. ヒルノマリブ 北村 友一
8. リアアメリア 川田 将雅
9. デアリングタクト 松山 弘平
10. フィオリキアリ 藤井 勘一郎
11. クラヴァシュドール M.デムーロ
12. インターミッション 石川 裕紀人
13. マジックキャッスル 浜中 俊
14. ミヤマザクラ 福永 祐一
15. ヤマカツマーメイド 池添 謙一
16. ケープコッド 岩田 望来
17. レシステンシア 武 豊
18. エーポス 岩田 康誠
第80回 桜花賞(GⅠ) 2020年4月12日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 9番 デアリングタクトクルーガー
2着 17番 レシステンシア
3着 9番 スマイルカナ
単勝
9 420円 2番人気
複勝
9 190円 2番人気
17 170円 1番人気
3 730円 9番人気
枠連
5-8 1,040円 2番人気
ワイド
9-17 490円 1番人気
3-9 2,880円 31番人気
3-17 2,480円 28番人気
馬連
9-17 1,110円 1番人気
馬単
9-17 1,930円 1番人気
3連複
3-9-17 12,590円 45番人気
3連単
9-17-3 47,760円 196番人気
第80回 桜花賞(GⅠ) 2020年4月12日(日曜)阪神競馬場|レース内容
阪神11R第80回、桜花賞のレースがスタートしました。
まず好ダッシュを見せたのは1番のナイントゥファイブ。
ですが、追って3番のスマイルカナも行きます。
まずは3番のスマイルカナが行きます。迷いはありません。リードは体半分です。
そして3番手には5番のマルターズディオサが行きます。そして17番のレシステンシアは現在4番手です。その内には4番のサンクテュエールがいて、後は6番のウーマンズハートがいっています。馬群の中に11番のクラヴァシュドールと後は8番のリアアメリアも中団の前にいます。その外には14番のミヤマザクラが行っています。
後は大外に15番のヤマカツマーメイドがいて第3コーナーをカーブしていきます。あとは12番のインターミッションがいって、18番のエーポスも上がっていきます。後は2馬身後方に9番のデアリングタクトがいます。
600mは34秒9のタイムで通過していきます。
後は3馬身後方に16番のケープコッドがいて、その外には13番のマジックキャッスルとその内に10番のフィオリキアリが行って3~4コーナーの中間です。
残り800mを切りました。
後方2頭ですが、2番のチェーンオブラブがいて、最後方は7番のヒルノマリブという展開です。3コーナー~4コーナーで先頭は3番のスマイルカナで、ぴったりマークしているのは17番のレシステンシアです。
前2頭がほとんど並んで4コーナーに向かいます。後は2馬身差の後方3番手に5番のマルターズディオサです。
第4コーナーカーブから直線コースへと向かいます。
その後方の4番手に15番のヤマカツマーメイドがいて、更にその後方には6番のウーマンズハートがいて、その後は9番のデアリングタクトも来ています。
さあ前は今度は17番のレシステンシアが先頭に変わるか。
内で食い下がっているのは3番のスマイルカナです。後は3馬身後方には5番のマルターズディオサです。外からは9番のデアリングタクトが接近してきている。
内からは4番のサンクテュエールも来ている。最内からは11番のクラヴァシュドールも来ており、広がっての追い比べとなっているが、17番のレシステンシアが先頭です。
しかし外から9番のデアリングタクトが来ている。9番のデアリングタクトが前を捕らえました。
9番のデアリングタクトが差しきってゴールイン。
2着には17番のレシステンシアが入り、3着には逃げた3番のスマイルカナが逃げ粘りました。
1着 デアリングタクト(9番)
2着 レシステンシア(17番)
3着 スマイルカナ(3番)
第80回 桜花賞(GⅠ) 2020年4月12日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
2020年4月12日(日曜)に桜がまだ咲く阪神競馬場で行なわれた3歳牝馬クラシックレースの第一戦である阪神11R第80回の桜花賞(GⅠ)芝1600mはあいにくの天候の影響もあり、馬場は重馬場の中でのレースとなりました。
そんな無観客開催の令和最初の桜花賞を制したのは松山弘平騎手騎乗の2番人気9番のデアリングタクトです。
後方待機から最後の直線で外に持ち出すと上がり最速の末脚で豪快に差し切り、見事牝馬クラシックの第一線を制しました。
これで松山騎手は、重賞連勝を飾り、デアリングタクトはデビューから負けなしの3連勝をとなり、クラシック戦線の最有力候補に踊りでました。
レースは3番のスマイルカナと17番のレシステンシアが前で引っ張る展開となり、1000mの通過タイムが58秒0という重馬場としてはかなり早いペースで進みました。
最後の直線へ向かってもまだ先行した2頭に余力が残っており、後続馬との距離はなかなか縮まらず、直線半ばには17番のレシステンシアが3番のスマイルカナを抜き、前に出るとそのまま勝ちきるかと思われました。
ですが、外から9番のデアリングタクトが一頭だけ他馬とは違う末脚で1完歩づつ前との差を縮め、ゴール手前できっちり前を捕らえきり、2着の17番レシステンシアに1馬身半差をつける完勝。
重馬場でハイペースという展開。
そして、2着と3着馬が2頭とも先行馬という先行馬有利で、他馬がなかなか前との差を縮められない中1頭だけ、次元の違う脚を繰り出して前を捕らえきった辺りは、今回のメンバーの中では実力が抜けていたように感じます。
2着に入った17番のレシステンシアも自分の競馬はしっかりしており、ほぼ勝ちに等しいレース展開でしたが、勝馬の決め手に屈した内容でした。
デアリングタクトは距離延長も問題なさそうですし、この一戦で、混戦の3歳牝馬と思われていたメンバーの中で、オークスに向けて1頭抜け出た存在になったかと思います。
また、今回のレースは、1・2着が1、2番人気で決着するという堅い決着となりましたが、3着に9番人気のスマイルカナが入り込むという結果になりました。
こちらは、先行馬が少なく、前を走る馬が自分たちのペースでレースを展開しやすかったこと。そして、重馬場で後ろの馬郡が直線で刺しにくかったことが影響する形になりました。
こういった前残りになりやすい展開のときには、馬の脚質に着目しスマイルカナのような面白い1頭と人気馬のワイド馬券を購入しておくと良い配当を得られます。
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