第58回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)2020年11月8日(日曜)東京競馬場 芝2500mの競馬レース結果見解
本日は「第58回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)」でのレース見解となります。
第58回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)2020年11月8日(日曜)東京競馬場|出走馬
1 バレリオ 津村 明秀
2 ラストドラフト 戸崎 圭太
3 ベストアプローチ 江田 照男
4 エアウィンザー 横山 典弘
5 ユーキャンスマイル 岩田 康誠
6 トーセンカンビーナ M.デムーロ
7 アイスバブル 横山 武史
8 サンレイポケット 荻野 極
9 ミュゼエイリアン 横山 和生
10 サンアップルトン 柴田 善臣
11プリンスオブペスカ 丸山 元気
12 メイショウテンゲン 池添 謙一
13 タイセイトレイル 坂井 瑠星
14 オセアグレイト 三浦 皇成
15 サトノルークス 大野 拓弥
16 アールスター 長岡 禎仁
17 ゴールドギア 田辺 裕信
18 オーソリティ C.ルメール
第58回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)2020年11月8日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 18番 オーソリティ
2着 2番 ラストドラフト
3着 10番 サンアップルトン
単勝
18 530円 3番人気
複勝
18 270円 3番人気
2 460円 5番人気
10 540円 7番人気
枠連
1-8 2,040円 10番人気
ワイド
2-18 2,630円 26番人気
10-18 2,620円 25番人気
2-10 5,440円 50番人気
馬連
2-18 6,680円 23番人気
馬単
18-2 9,590円 33番人気
3連複
2-10-18 48,220円 136番人気
3連単
18-2-10 202,520円 570番人気
第58回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)2020年11月8日(日曜)東京競馬場|レース内容
スタートしました。
ほぼそろったスタートを切っています。
若干12番メイショウテンゲンは後方。
まず出て行ったのは9番ミュゼエイリアンです。これを追って14番オセアグレイト二番手で、外は18番オーソリティ、内は1番バレリオ4番手、16番アールスター5番手です。
1コーナーを回って行き切ったのは9番のミュゼエイリアンです。
リードは3馬身にとって第1コーナーを回って行きます。
9番ミュゼエイリアンのペース。
リードは3馬身4馬身取って1コーナーから2コーナー。
2番手14番オセアグレイト。
後は2馬身後方18番オーソリティは単独3番手。
2コーナーを回ります。
後は2馬身後方4番手1番バレリオ、後は16番アールスター5頭目。
2コーナーを回ってこれから向正面です。
後は6馬身後方に13番タイセイトレイル。
後は5馬身差15番サトノルークスが入って、直後に2番ラストドラフト。
1馬身半外は12番メイショウテンゲン盛り返して内が8番サンレイポケットです。
中団後方に5番ユーキャンスマイルが入って1400mを切っています。
1馬身後方10番サンアップルトン、その後ろに3番ベストアプローチ。
3馬身後方に7番アイスバブルが待機。
7馬身8馬身後方に11番プリンスオブペスカ残り1200m。
17番ゴールドギア後方待機し、後は4番エアウィンザーが入って最後方3馬身差6番トーセンカンビーナの展開です。
残り1000mを切って3コーナーカーブ。
縦長の展開です。
前から後ろまでは20馬身くらいの間隔。
34コーナー中間で前を引っ張る9番ミュゼエイリアン、残り800mリードは2馬身です。
単独2番手14番オセアグレイト、3番手単独18番オーソリティ前3頭の間隔はありません。
4番手以降13番タイセイトレイル600mを切って第4コーナーをカーブ。
後続も殺到して第4コーナーから直線に向いています。
内から接近は5番ユーキャンスマイル、大外からはサトノルークス直線の攻防です。
前は今度は入れ替わって残り400m14番オセアグレイト先頭に変わったか、18番オーソリティ前に並んで今度は先頭に変わる。
後は13番タイセイトレイル、馬群の中から5番ユーキャンスマイル。
後は2番ラストドラフト内から接近8番サンレイポケット200mを切った。
先頭18番オーソリティ、追って2番ラストドラフト。
内が13番タイセイトレイルその後ろに10番サンアップルトンですが、先頭は18番のオーソリティだ。
オーソリティゴールイン。
2着は2番ラストドラフト、3着10番サンアップルトンです。
1着 18番 オーソリティ
2着 2番 ラストドラフト
3着 10番 サンアップルトン
第58回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)2020年11月8日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
アルゼンチン共和国杯は3歳以上オープンのハンデ戦で行われるレースです。
春の目黒記念と並ぶ、東京の芝2500mコースで行われる伝統のハンデ重賞であり、この後のG1戦線に向けた上り馬を輩出するレースでもあります。
過去10年の傾向では3番人気の成績が(2-1-5-2)で複勝率が80%となっており、特に好成績を残していることが分かります。
今年勝利したオーソリティも実は3番人気でした。
1着に入ったのはオーソリティでした。
前走の青葉賞では先行馬群から直線で叩き合いを制するとレースレコードで勝利を収めました。
一躍ダービーや菊花賞でも期待される存在となりましたが、怪我により長期離脱を余儀なくされ、今回が半年ぶりの復帰戦となりました。
今回もこれまでと同様に先行策を取り、単独の3番手で進める形となりました。
直線では残り400mを切ったタイミングで先頭に立つと、追ってくる各馬を並ばせることなく堂々と勝利しました。
3歳牡馬のレベルがまだはっきりしていない中で、休み明けで不利だと言われる大外枠からの余裕をもった勝利となったことで、G1はまだしもG2、G3であれば戦える馬も多いかもしれないと考えられます。
2着にはラストドラフトが入りました。
前走のケフェウスステークスでは2番人気に支持されたものの結果は勝ち馬に1秒以上離されての8着と惨敗してしまいました。
休み明け2戦目となった今回は初めての長距離戦でもありました。
道中は中団のやや前目に位置取り、4コーナーから徐々に進出を開始します。
直線では前にいた各馬を一気に捉え抜き去りましたが、先行していたオーソリティとは差が縮まらず、結果として2着に敗れました。
重賞ではコースを問わず好走はしていますが、勝利まであと一歩足りないというレースが続いており、勝ち切るためには展開待ちにならざるを得ないという面もあるかもしれません。
3着にはサンアップルトンが入りました。
前走のオールカマーでは馬群の中にじっと待機し、抜け出すタイミングを図っていたようでしたが見せ場なく6着に敗れました。
今回は中団のやや後方から進める形となり、直線では外に持ち出して一気に追い出します。
今回は前走と違って着実に伸び、最後は3着を確保しました。
柴田善臣騎手に乗り替わって以来、前走以外では上り3ハロンのタイムがメンバー最速であり、後ろからの競馬となれば末脚を発揮できていることが分かります。
今後の長距離戦でも位置取りがうまくいけば重賞勝利もできるでしょう。