フラワーカップ(G3)2022年3月21日(月曜)中山競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
本日は「フラワーカップ(G3)」でのレース見解となります。
フラワーカップ(G3)2022年3月21日(月曜)中山競馬場|出走馬
1.スタニングローズ 川田将雅
2.パーソナルハイ 藤岡康太
3.シンティレーション 横山武史
4.コルベイユ 勝浦正樹
5.ニシノラブウインク 三浦皇成
6.モカフラワー 石川裕紀人
7.アポロルタ 吉田豊
8.ダイム 横山和生
9.キタサンシュガー 坂井瑠星
10.デインティハート 菅原明良
11.アプサラー 津村明秀
12.ティズグロリアス C.ルメール
フラワーカップ(G3)2022年3月21日(月曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 1番 スタニングローズ
2着 5番 ニシノラブウインク
3着 3番 シンティレーション
単勝
1 440円 2番人気
複勝
1 170円 2番人気
5 550円 9番人気
3 150円 1番人気
枠連
1-5 1,260円 6番人気
ワイド
1-5 1,710円 23番人気
1-3 310円 1番人気
3-5 1,380円 18番人気
馬連
1-5 5,950円 24番人気
馬単
1-5 8,870円 36番人気
3連複
1-3-5 4,350円 15番人気
3連単
1-5-3 32,150円 118番人気
フラワーカップ(G3)2022年3月21日(月曜)中山競馬場|レース見解とポイント
最初に、逃げたコルベイユの1Fにおけるラップを見てみましょう。
200m 12.8 (12.8)
400m 11.9 (24.7)
600m 12.2 (36.9)
800m 12.2 (49.1)
1000m 12.2 (1.01.3)
1200m 11.8 (1.13.1)
1400m 12.0 (1.25.1)
1600m 11.4 (1.36.5)
1800m 12.0 (1.48.5)
レース全体を見ると+1.9秒の超スローペースです。
しかし、ラストの4Fがすこし特殊です。ラスト4Fは11秒8でペースを上げたと思いきや、ラスト3Fは12.0秒とペースが落ち、ラスト2Fで11秒4と、このレースの1Fに最速タイムを叩き出しています。
かなり特殊なラップ推移を刻んでいますが、馬券に絡んだ3頭はいずれも先行競馬で好走しているので、一言でまとめるなら典型的なスローからの前残り競馬でした。
ただし、連対した2頭、スタニングローズとニシノラブウインクは最後の直線、内ラチから末脚を伸ばして馬券に絡んでいます。
前日に開催されたスプリングステークスの勝ち馬であるビーアストニッシドも内ラチから脚を伸ばして勝利しているので、現在の中山は内が非常に伸びます。
良い馬場の位置を確保できるかも、好走の要因となりました。
1着はスタニングローズで、伏兵のニシノラブウインクが勝利をつかもうとする横から急襲を図り、見事勝利しました。
昨年とは別馬でないかと突っ込みたいくらい強い競馬ができていました。
ハナを切ったコルベイユの番手で虎視眈々と勝ち時を図っていたニシノラブウインクがかなり上手い騎乗で進出していて、最後の直線を見ても正直ニシノラブウインクが大金星を挙げるように思えました。
ところが、直線の短い中山でしぶとく脚を伸ばし、最後の上り坂も駆け上がって差し切ったのはスタニングローズの成長の現れでしょう。
なかなかできない芸当をしっかりとやり遂げたのは成長の現れです。
昨年の新潟2歳Sやサウジアラビアロイヤルカップでは注目されていませんでしたが、今日のような競馬ができるのであれば距離を延ばしても通用するでしょうし、オークスあたりに向かうのであればかなり注目したいです。