第69回 阪神大賞典(GⅡ)2021年3月21日(日曜)阪神競馬場 芝3000mの競馬レース結果見解
本日は「第69回 阪神大賞典(GⅡ)」でのレース見解となります。
第69回 阪神大賞典(GⅡ)2021年3月21日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1 タイセイモナーク 小崎 綾也
2 タイセイトレイル 岩田 康誠
3 シロニイ 松若 風馬
4 メイショウテンゲン 酒井 学
5 ナムラドノヴァン 内田 博幸
6 ディープボンド 和田 竜二
7 アドマイヤジャスタ 斎藤 新
8 ショウリュウイクゾ 団野 大成
9 アリストテレス C.ルメール
10 ユーキャンスマイル 藤岡 佑介
11 ツーエムアロンソ 松田 大作
12 ダンスディライト 福永 祐一
13 ゴースト 鮫島 克駿
第69回 阪神大賞典(GⅡ)2021年3月21日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 6番 ディープボンド
2着 10番 ユーキャンスマイル
3着 5番 ナムラドノヴァン
単勝
6 1,030円 3番人気
複勝
6 830円 3番人気
10 730円 2番人気
5 2,590円 9番人気
枠連
5-7 3,010円 9番人気
ワイド
6-10 920円 9番人気
5-6 2,710円 25番人気
5-10 3,020円 29番人気
馬連
6-10 3,510円 11番人気
馬単
6-10 7,640円 20番人気
3連複
5-6-10 25,170円 61番人気
3連単
6-10-5 120,400円 263番人気
第69回 阪神大賞典(GⅡ)2021年3月21日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
阪神大賞典は、4歳以上オープンの別定戦で行われるレースです。
天皇賞春の最重要ステップレースであり、1着馬には同レースへの優先出走権が与えられます。
過去10年では1番人気が6勝しており、比較的堅い結果になることが多いです。
また、ゴールドシップの三連覇のように、長距離重賞としてリピーターが多いレースでもあります。
1着にはディープボンドが入りました。
前走の中山金杯では中団から追走し、直線では外に持ち出しましたが手ごたえがなく、2番人気ながら14着に惨敗しました。
仕切り直しとなった今回は以前と同じように先行集団にポジションを確保します。
道中はしっかりと折り合いをつけると直線では抜群の手ごたえで早め先頭に立ちます。
あとは差をつけていくばかりで、結局2着に5馬身差をつけて快勝しました。
これで重賞は京都新聞杯に次ぐ2勝目となり、天皇賞へ向けても良い結果となりました。
この馬は皐月賞でも惨敗していることから、中山競馬場が苦手か、2000mが短いと考えることができます。
逆に言えば、中山以外での今回のような長距離レースでは今後もしっかりと抑えておく必要があるでしょう。
2着にはユーキャンスマイルが入りました。
前走の有馬記念では最後方からのレースとなり、直線に向いても前を捉えることはできず11着に惨敗しました。
今回は連覇を目指しての出走となり2番人気に支持されます。
レースでは後ろから2番目でじっくりと脚を溜める形となりました。
4コーナーから徐々に動き出すと直線では中団からさらに前へと上がります。
勝ち馬にこそ差をつけられましたが、それでも2着は確保しました。
今回のように落ち着いたペースで、差しが決まる展開になれば力があることを改めて証明する形となりました。
天皇賞春では上位人気に支持されながらも掲示板どまりという惜しいレースが続いています。
今年は悔しさを晴らすことができるのかが注目されるところです。
3着にはナムラドノヴァンが入りました。
前走のダイヤモンドステークスでは、後方から直線一気を狙いますがじりじりとしか伸びず4着に敗れました。
今回は最後方から前を窺う形となります。
34コーナーから徐々に進出し始め、直線では大外に持ち出します。
前の馬が下がっていく中でしっかりと脚を使い、最後は3着に入りました。
この馬はこれまでは良馬場でしか結果を残せておらず、今回の道悪は適正外ではないかと思われていましたが、ここで結果を残すことができました。
次のレースでのメンバーレベルによっては勝利する可能性も十分にあるでしょう。