競馬と回収率とは?
競馬には、「回収率」と呼ばれるものがあります。
こう聞くと、言葉はむずかしそうですね。
回収率とは、簡単に言うと「自分が投資したお金にたいして、いくら分戻ってくるのか?その率のこと」です。
銀行にお金を預けると、「利率」分、ちょっとだけ増えて返ってきますよね(近年は本当に微々たるものですが。)基本はあれと同じです。
投資した金額にたいして「回収率」が100%を超えることで、100円が100円以上になるので、利益が生まれるというわけです。
これについては、結果になってくるので、難しく考える必要はありません。
「回収率って何のこっちゃ?」と今知らなくとも、雰囲気だけが分かっていれば、大丈夫です。
競馬は、国公認のギャンブルスポーツですので、賭け金の利益の一部は、国や運営側に納められます。
トータルにすると、約75%程が馬券を賭けた側に還元されるような仕組みになっています。競馬に興じる全ての人達を平均すると、馬券を購入した側の回収率が75%に落ち着くようになっているということなんです。
しかし、平均の回収率が75%でも、とにかく個人で馬券を当てることができると、個人での投資した金額に対する回収率は、100%はおろか、200%を超えるような月もでてきます。
200%というのは、1月に10万円分投資したら、20万円になって返ってくるということです。
「競馬の予想に対する回収率が何%なのか?」
ここの部分が、よく競馬新聞や競馬プロ、予想家の間で議論されています。
回収率が高ければ高いほど、予想の精度が高い、優秀なロジックと言えるのです。
回収率が100%を超えることで、「馬券を買った分、儲けることができるので、本当に競馬で稼いでいくことができます。」なので、100%を超えるために必要な投資の目、優秀なロジックを見つけていくことができると、生涯、あなたが競馬の投資で使える、大きな武器となるでしょう。
また、予想に使う決めたロジックや理論を軸に据えたら「結果が出るまで1つのロジックをとことん継続していくこと」が必要です。継続していくことで、トータルとして結果に
反映されるので、「本当に回収率が100%を超えられる理論なのか?」ということが初めてわかります。
競馬のプロや、ある程度予想の経験を積んでいる人は、理論やロジックを見ると、その
理論をベースに予想した場合、回収率が100%を超えるかどうかは、すぐにわかってきます。
最初のうちは、予想して結果を出すまでに、回収率100%を超えるまでが、1つのハー
ドルかもしれませんね。
100%を超えてくると、今度は「どこまで回収率を伸ばしていけるか?」という勝負になります。凄腕の予想師や、競馬予想のプロなどは、平均回収率120~150%まで叩き出す人もいます。短期的に見れば、回収率200%を超えるようなことも珍しくありません。
1つ目のハードル、回収率100%を超えるには、予想ロジックをかためたら、その理論を尽き詰めていくことです。
そうすることで、100%を超えていくことは、素人の人でもけっこう簡単にできます。
ここを超えると、投資した金額以上に稼いでいくことができるので、競馬の面白さ、予想の面白さが身に染みてわかってきます。
「回収率100%を超えて、どこまで稼いでいけるか?」
そこからが競馬の勝負所です。
競馬の学校
- 始業式 「競馬と予想とは? 」
- 1時間目 「競馬と回収率とは?」
- 2時間目 「馬券投資スタンスの種類」
- 3時間目 「万馬券の当て方」
- 4時間目 「本命馬と対抗馬と穴馬」
- 5時間目 「馬脚質・ジョッキー(騎手)・血統」
- 6時間目 「馬の得意距離」
- 7時間目 「馬券とは?」
- 8時間目 「馬券投資術について」
- 9時間目 「競馬との付き合い方」
- 修業式 「競馬について、わからないことを解決しよう」