共同通信杯（ＧⅢ）2021年2月14日（日曜）東京競馬場 芝1800ｍの競馬レース結果見解
本日は「共同通信杯（ＧⅢ）」でのレース見解となります。
共同通信杯（ＧⅢ）2021年2月14日（日曜）東京競馬場｜出走馬
1.ディオスバリエンテ 石橋 脩
2.キングストンボーイ C.ルメール
3.ステラヴェローチェ 横山 典弘
4.プラチナトレジャー 田辺 裕信
5.ディープリッチ 北村 宏司
6.タイソウ 丸山 元気
7.エフフォーリア 横山 武史
8.レフトゥバーズ 戸崎 圭太
9.ヴィクティファルス 松山 弘平
10.ハートオブアシティ 大野 拓弥
11.シャフリヤール 福永 祐一
12.カイザーノヴァ 坂井 瑠星
共同通信杯（ＧⅢ）2021年2月14日（日曜）東京競馬場｜レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 7番 エフフォーリア
2着 9番 ヴィクティファルス
3着 11番 シャフリヤール
単勝
7 680円 4番人気
複勝
7 220円 3番人気
9 630円 7番人気
11 210円 2番人気
枠連
6-7 3,550円 12番人気
ワイド
7-9 2,200円 20番人気
7-11 610円 7番人気
9-11 1,930円 19番人気
馬連
7-9 8,120円 19番人気
馬単
7-9 11,530円 35番人気
三連複
7-9-11 10,520円 35番人気
三連単
7-9-11 67,820円 200番人気
共同通信杯（ＧⅢ）2021年2月14日（日曜）東京競馬場｜レース見解とポイント
共同通信杯（ＧⅢ）は1967年に創設された出世レースで、古くはテンポイントやミスターシービー、近年でもナリタブライアン、エルコンドルパサー、ジャングルポケット、アドマイヤムーン、ゴールドシップなど錚々たるメンバーが勝ち馬にいます。
この一戦を制したのは4番人気のエフフォーリアでした。
好スタートを切ると、先行争いを見る形で好位4番手のポジションをキープ。
前半の1000ｍが1分1秒8と比較的スローな流れだったこともあり、直線に向いてから早めに追い出しを開始すると、残り200ｍで一気に差を広げ最後は2馬身半差の快勝。
新馬戦・百日草特別・共同通信杯（ＧⅢ）と無傷での重賞制覇もお見事ながら、レースを重ねるごとに2着馬との着差を広げていく内容は圧巻の一言。
血統背景からも距離延長に何ら不安はなく、クラシック戦線に新星が現れたと言っても過言ではありません。
2着には7番人気のヴィクティファルスが入りました。
スタートで後手を踏んだ感じでしたが、先行争いが激しくならなかったこともありすんなりと中団を追走する展開に。
向こう正面から徐々にポジションを上げ、坂下から勝ち馬を目標に追い出しを開始しましたが、離された横一線の2着争いを制すのが精一杯。
キャリア1戦に加え約3ヶ月ぶりと条件が厳しい印象もありましたが、その不安をあざ笑い重賞実績馬を封じたレースぶりは能力のある証拠。
まだ課題はあるものの、この一戦をステップにどんな成長を見せてくれるのか期待が膨らみます。
人気の一角、2番人気のシャフリヤールは何とか3着を確保。
まずまずのスタートを切ると、道中は2着馬と併走する形で中団のポジションをキープ。
4コーナー手前から進出を開始し直線では外目を伸びて来ましたが、勝ち馬との差は縮まらず2着馬にアタマ差及ばず馬券圏内に加わるのがやっとでした。
こちらもキャリア1戦に加え4ヶ月ぶりでしたが、折り合いを欠くこともなくレース内容自体は悲観するものではありませんでした。
今回は先行馬に同じタイムの上がりを使われるなど展開が向かなかったこともあり、次走以降の走りにも注目が必要です。
1番人気に支持されたステラヴェローチェは掲示板確保がやっと。
道中は2・3着馬の1列前の位置取りでしたが、そこからほぼ同タイムの上がりを使いながら上位に来られなかった内容は距離不安の印象も。
今後のローテーションに注意が必要かもしれません。
