日経賞(GⅡ)2021年3月27日(土曜)中山競馬場 芝2500mの競馬レース結果見解
本日は「日経賞(GⅡ)」でのレース見解となります。
日経賞(GⅡ)2021年3月27日(土曜)中山競馬場|出走馬
1.ヒュミドール 吉田 豊
2.ワールドプレミア 石橋 脩
3.アールスター 長岡 禎仁
4.ウインマリリン 横山 武史
5.ナイママ 柴田 大知
6.ウインキートス 丹内 祐次
7.カレンブーケドール 松山 弘平
8.オセアグレイト 横山 典弘
9.ムイトオブリガード 北村 宏司
10.ジャコマル 田中 勝春
11.シークレットラン 田辺 裕信
12.ダンビュライト 松若 風馬
13.ラストドラフト 三浦 皇成
14.ゴーフォザサミット 丸山 元気
15.サトノルークス 大野 拓弥
日経賞(GⅡ)2021年3月27日(土曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 4番 ウインマリリン
2着 7番 カレンブーケドール
3着 2番 ワールドプレミア
単勝
4 850円 4番人気
複勝
4 230円 4番人気
7 120円 1番人気
2 160円 2番人気
枠連
3-4 930円 3番人気
ワイド
4-7 400円 3番人気
2-4 870円 9番人気
2-7 260円 1番人気
馬連
4-7 1,000円 3番人気
馬単
4-7 2,560円 8番人気
三連複
2-4-7 1,630円 2番人気
三連単
4-7-2 10,240円 15番人気
日経賞(GⅡ)2021年3月27日(土曜)中山競馬場|レース見解とポイント
日経賞(GⅡ)は1953年に「日本経済賞」として創設され、1984年から春の中山開催で施行されるようになりました。
過去の勝ち馬には七冠馬シンボリルドルフをはじめ、ライスシャワー、セイウンスカイ、フェノーメノなど数々の名馬が名を連ねています。
この一戦を制したのは、4番人気のウインマリリンでした。
好スタートを切り出たなりで進むと、道中は逃げ馬を前に見る3・4番手を追走する展開に。
4コーナーで仕掛けを開始し直線入り口で上手く前が開くと一気に伸び、最後は後続の追撃を半馬身差しのぎ切りフローラステークス(GⅡ)に続く重賞2勝目を挙げました。
前走はかなりタフな馬場が影響し6着に敗れましたが、勝ち馬からはコンマ4秒差と僅かでした。
オークス(GⅠ)でデアリングタクトと差のないレースを演じた力は本物ですし、今後の活躍に期待が膨らむだけでなくからどんな路線を歩んで行くのかも注目です。
1番人気に支持されたカレンブーケドールは、今回も惜しくも2着。
まずまずのスタートを切ると、道中は先行争いを見る形で5番手のポジションをキープ。
4コーナー過ぎから勝ち馬を目標に上がり最速タイの脚で伸びて来ましたが、直線入り口で離された分だけ最後まで差が縮まらず、半馬身差の2着に詰め寄るのが精一杯でした。
勝ち鞍こそ2勝ながら、GⅠでの2着3回を含め重賞での2着が今回で6回目と勝ち切れない同馬。
しかし、世紀の一戦となった昨年のジャパンカップ(GⅠ)でも僅差の4着とGⅠ勝ちも目前ですので、シルバーコレクターを返上する日が待たれます。
3着に脚を伸ばしたのは、2番人気のワールドプレミアでした。
スタートはやや後手を踏む感じでしたが、直ぐさま取り付き中団やや後方の9番手付近を追走。
3コーナー過ぎから早めの進出を開始し、直線に向いた時の手応えでは先頭に躍り出る勢いにも見えましたが、ロスなく内を回った2頭に僅か届かず3着に惜敗。
菊花賞(GⅠ)勝利後の有馬記念(GⅠ)でも3着と翌年の活躍を期待されましたが、脚元の不安により春全休。休み明けを2度使われた今回は相手関係を考えると負けられない一戦でしたが3着。
コース取りの差はあったものの勝ち切って欲しかったです。