第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)2020年11月23日(月曜)東京競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
本日は「第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)」でのレース見解となります。
第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)2020年11月23日(月曜)東京競馬場|出走馬
1 ドゥラヴェルデ C.ルメール
2 タイトルホルダー 戸崎 圭太
3 ダノンザキッド 川田 将雅
4 レインフロムヘヴン M.デムーロ
5 トーセンジャック 山田 敬士
6 プラチナトレジャー 田辺 裕信
7 ヴェローチェオロ 横山 典弘
8 モメントグスタール 大野 拓弥
9 モリノカンナチャン 横山 和生
10 ジュンブルースカイ 武 豊
第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)2020年11月23日(月曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 3番 ダノンザキッド
2着 2番 タイトルホルダー
3着 10番 ジュンブルースカイ
単勝
3 170円1番人気
複勝
3 110円 1番人気
2 230円 5番人気
10 200円 3番人気
枠連
2-3 1,370円 5番人気
ワイド
2-3 490円 6番人気
3-10 320円 2番人気
2-10 1,070円 14番人気
馬連
2-3 1,330円 5番人気
馬単
3-2 1,580円 5番人気
3連複
2-3-10 2,170円 7番人気
3連単
3-2-10 7,080円 23番人気
第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)2020年11月23日(月曜)東京競馬場|レース内容
スタートしました。
ほぼ揃いました。
出て7番ヴェローチェオロが後方に下がります。
9番モリノカンナチャンも後方、2コーナーから向正面に出るところで2番のタイトルホルダーがわずかに先頭に立って、並んで4番レインフロムヘヴン2番手につけて先頭を奪うかの勢いです。
前は2頭並んでここでレインフロムヘヴンが先頭に変わりました。
34馬身開いた3番手ポツンと3番ダノンザキッド。
その2馬身半後ろ4番手インコースが1番ドゥラヴェルデ。
前はバラバラの展開になりました。
ドゥラヴェルデに接近していく8番モメントグスタール。
その後中団外目からグーンと7番ヴェローチェオロがポジションを上げていきました。
現在4番手の外目。
3コーナー手前あとは10番ジュンブルースカイ、9番モリノカンナチャン。
後方2頭目が6番プラチナトレジャーで最後方のポツンと遅れて5番のトーセンジャックです。
34コーナー中間。
4番レインフロムヘヴンはリードを広げて56馬身とリードを広げて単騎先頭。
前半1000mは1分0秒4。
2番手離れて2番タイトルホルダー3番手が3番ダノンザキッドでこれから4コーナー。
4番手外に7番ヴェローチェオロ並んでいる8番のモメントグスタール。
最内1番ドゥラヴェルデ。
4コーナーカーブから直線。
内ラチ沿い4番レインフロムヘヴンが先頭。
リードがだんだん無くなって他の各馬は3分どころから伸びてきます。
2番のタイトルホルダー400mを切って3番ダノンザキッドが先頭に並びかけます。
坂の登り。内から2頭目は1番のドゥラヴェルデ横に広がりました。
後はジュンブルースカイ、ヴェローチノロが伸びてきて200mを切って坂を上りきった。
ここで3番ダノンザキッドが先頭に変わった。リードを1馬身取ります。
2番タイトルホルダーが2番手。
10番ジュンブルースカイが3番手。
ダノンザキッド2連勝ゴールイン。
3番ダノンザキッド2戦2勝で東京スポーツ杯2歳ステークスを制しました。
1着 3番 ダノンザキッド
2着 2番 タイトルホルダー
3着 10番 ジュンブルースカイ
第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)2020年11月23日(月曜)東京競馬場|レース見解とポイント
東京スポーツ杯2歳ステークスは2歳オープンの馬齢重量戦で行われるレースです。
昨年のコントレイルの圧勝劇が記憶に新しいですが、コントレイル以外にも過去10年の勝ち馬のうち6頭がG1馬という2歳戦の中でもかなり重要な出世レースだといえます。
特に1番人気で勝った5頭に絞ると4頭がG1を勝利しており、ここでの実力と評価は軽視できないものがあります。
1着に入ったのはダノンザキッドでした。
前走の新馬戦では5番手で先行し、直線に入るとそのまま抜け出して2着に3馬身差をつける危なげない勝利でした。
今回はそこから5か月ぶりの実戦となり、馬体重も24キロの増加と大きく成長しました。
レースでは単独の3番手を追走します。
4コーナーでは他の馬が動き始め、並び掛けられていましたが、直線に入り馬場の中ほどに持ち出すと徐々に前へ並びます。
坂の途中で先頭に立つと、あとは後続に差を詰められることなくノーステッキで勝利しました。
単勝1.7倍の人気に応える勝利でもあり、昨年の強い印象とはまた違った堅実な危なげない勝ち方を見せてくれました。
暮れのG1、さらにはクラシックに向けて順調にいけば有力馬の一角となるでしょう。
2着にはタイトルホルダーが入りました。
前走の新馬戦ではハナに立つと、超スローペースでの逃げに持ち込みます。
その結果、差し追い込み勢の出番が全くないほどに先行有利なペースとなり、自身もそのまま逃げ切りました。
今回も好スタートから先手を奪い切ると、スローペースの逃げに持ち込みます。
直線でも内ラチ沿いに進路を取ると、脚色が衰えることはありませんでした。
ダノンザキッドにこそ交わされてしまいましたが、他の各馬に対してはリードを守り切り、2着に入りました。
一気に相手が強化された重賞でも、自分のペースに持ち込んで、連対できていることから他に逃げ馬がいないようなレースでは確実にマークしておきたい一頭です。
3着にはジュンブルースカイが入りました。
前走の萩ステークスでは5番手から早めの動き出しで4コーナーでは先団にとりつきました。
最後は2着に敗れますが、十分に力を見せたレースとなりました。
今回は中団後方に位置取り、4コーナーまでじっと我慢しました。
直線で一気に追い出すと前を行く馬を捉えていきました。
しかし、この馬以上の末脚を見せたダノンザキッドと逃げ粘るタイトルホルダーを捉えることはできず3着に敗れました。
ただ、最後まで脚を伸ばしての3着であり、もう少し距離が長くても良いかもしれません。