京成杯(G3)2022年1月16日(日曜)中山競馬場 芝2000mの競馬レース結果見解
本日は「京成杯(G3)」でのレース見解となります。
京成杯(G3)2022年1月16日(日曜)中山競馬場|出走馬
1.ニシノムネヲウツ 内田博幸
2.トゥーサン 三浦皇成
3.フジマサフリーダム 丹内祐次
4.ヴェールランス 藤岡佑介
5.アライバル C.ルメール
6.ルークスヘリオス 永野武蔵
7.タイセイディバイン 松若風馬
8.ヴェローナシチー 団野大成
9.オディロン 大野拓弥
10.オニャンコポン 菅原明良
11.テンダンス 和田竜二
12.サンストックトン 松岡正海
13.トーセンヴァンノ 山田敬士
14.ホウオウプレミア 岩田康成
15.ロジハービン 戸崎圭太
16.テラフォーミング 石川裕紀人
京成杯(G3)2022年1月16日(日曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 10番 オニャンコポン
2着 15番 ロジハービン
3着 8番 ヴェローナシチー
単勝
10 1,320円 6番人気
複勝
10 420円 7番人気
15 350円 5番人気
8 780円 8番人気
枠連
5-8 6,770円 24番人気
ワイド
10-15 2,150円 21番人気
8-10 5,840円 40番人気
8-15 3,750円 33番人気
馬連
10-15 7,410円 22番人気
馬単
10-15 16,930円 46番人気
3連複
8-10-15 56,610円 121番人気
3連単
10-15-8 323,010円 652番人気
京成杯(G3)2022年1月16日(日曜)中山競馬場|レース見解とポイント
今年の京成杯でハナを切ったのは内田騎手騎乗のニシノムネヲウツです。
最初に1Fにおけるレース展開を見てみましょう。
200m 12.5 (12.5)
400m 10.6 (23.1)
600m 12.6 (35.7)
800m 12.2 (47.9)
1000m 13.0 (1.00.9)
1200m 12.5 (1.13.4)
1400m 12.4 (1.25.8)
1600m 12.0 (1.37.8)
1800m 11.4 (1.49.2)
2000m 12.1 (2.01.3)
ペースを見ると+0.5秒のミドルペースです。
そして、同距離同舞台で開催されたホープフルステークスの1Fにおけるラップは
200m 12.6 (12.6)
400m 11.3 (23.9)
600m 12.0 (35.9)
800m 12.2 (48.1)
1000m 12.0 (1.00.1)
1200m 12.0 (1.12.1)
1400m 12.2 (1.24.3)
1600m 12.2 (1.36.5)
1800m 11.7 (1.48.2)
2000m 12.4 (2.00.6)
マイナス0.4秒とはいえ、こちらもミドルペースです。
勝ったオニャンコポンはホープフルステークスにも出馬していて、そのときは11着に敗れていました。
ペースはほとんど変わりませんが、京成杯ではオニャンコポンは脚を伸ばしていますね。
ポイントとなるのは中盤でペースが緩んだことです。
ホープフルステークスではオニャンコポンは先行勢に加わっていましたが、中盤で緩まなかったことで脚が削がれてしまい、直線で苦しくなりました。
しかし、京成杯においては中段に位置しながらも後続がペースを上げる中、無理せず自分の競馬に徹しています。
そのことが、結果的に息を入れる形となり、直線で末脚を伸ばすことができました。
現在の中山は昨年の12月から開催されていた影響で、パワータイプの馬が好走しやすくなっています。
パワータイプのハービンジャーを父にもつロジハービンが2着に入選していることからも、裏付けできますね。
オニャンコポンもタフな馬場を得意とするエイシンフラッシュの仔なので、舞台適性がかみ合っていました。
結果的にはパワーが求められる舞台で出し切れた馬が上位入選する形となったのが今年の京成杯でした。