第71回 毎日王冠(GⅡ)2020年10月11日(日曜)東京競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
本日は「第71回 毎日王冠(GⅡ)」でのレース見解となります。
第71回 毎日王冠(GⅡ)2020年10月11日(日曜)東京競馬場|出走馬
1 コントラチェック 丸山 元気
2 ワンダープチュック 柴田 大知
3 アイスストーム 石橋 脩
4 ザダル 田辺 裕信
5 ダイワキャグニー 内田 博幸
6 トーラスジェミニ 木幡 育也
7 サンレイポケット 荻野 極
8 サトノインプレッサ 戸崎 圭太
9 サリオス C.ルメール
10 カデナ 三浦 皇成
11 カイザーメランジェ 武藤 雅
第71回 毎日王冠(GⅡ)2020年10月11日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 9番 サリオス
2着 5番 ダイワキャグニー
3着 7番 サンレイポケット
単勝
9 130円 1番人気
複勝
9 110円 1番人気
5 180円 5番人気
7 170円 3番人気
枠連
5-7 500円 3番人気
ワイド
5-9 280円 3番人気
7-9 300円 4番人気
5-7 900円 14番人気
馬連
5-9 580円 3番人気
馬単
9-5 680円 3番人気
3連複
5-7-9 1,690円 6番人気
3連単
9-5-7 3,430円 9番人気
第71回 毎日王冠(GⅡ)2020年10月11日(日曜)東京競馬場|レース内容
毎日王冠のレースがスタートしました。
サトノインプレッサ立ち遅れました最後方です。先行争いトーラスジェミニが出ていきました。リードを1馬身取りました。内から接近する1番コントラチェックが2番手、その差は1馬身です。
それから2馬身離れて5番ダイワキャグニー3番手で向正面です。2馬身から3馬身差9番サリオスは4番手。その後ろは2馬身半ほど開いて2頭並んでいます、7番のサンレイポケット、内は4番ザダルです。
その後ろは3馬身差3番アイスストーム、1馬身外には10番カデナ。2馬身差2番のワンダープチュックその外が8番サトノインプレッサ、4馬身ぐらい後方11番カイザーメランジェという隊形。縦長で各馬第3コーナーのカーブへと向かっていきます。
先手を取ったのは6番のトーラスジェミニです。
後続に3馬身のリードをつけて3コーナーを回って行きます。2番手に1番コントラチェック、その後は5馬身6馬身と開いて5番ダイワキャグニーが3番手を進んでいます。その後ろに9番のサリオスを1000mは57秒⑨で通過。サリオスは4番手で進んでいます。そしてその後ですがサリオスの後ろから接近するのが7番サンレイポケット、さらには4番ザダル。既に600mを通過、10番カデナがその後ろ。
第4コーナーをカーブ直線へ。先頭は6番トーラスジェミニ、リードは1馬身ぐらい。その外に出して1番のコントラチェックが差を詰める。残り400を通過。そして2馬身差ダイワキャグニーが3番手。
楽な手ごたえで9番サリオス4番手でその後ろにはサンレイポケットが大外から、内からは4番のザダル。坂を駆け上がって残り200mを通過。さあ先頭は9番のサリオスが立った一気に抜ける。内に食いにがるダイワキャグニーを置き去りにした。そして3番手争いから7番のサンレイポケット2番手に接近。先頭サリオスゴールイン。9番サリオスこれは完勝でした。
1着 9番 サリオス
2着 5番 ダイワキャグニー
3着 7番 サンレイポケット
第71回 毎日王冠(GⅡ)2020年10月11日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
毎日王冠は3歳以上オープンの別定戦で行われるレースです。天皇賞秋のステップレースに指定されており、1着馬には同レースへの優先出走権が与えられます。秋の始動戦としてここを使う馬も多く、過去10年の優勝馬のうち9頭は4ヶ月以上の間隔があいています。また、1番人気が6-0-0-4となっており勝つか負けるかは極端なレースだと言えます。
1着にはサリオスが入りました。
サリオスは無敗で朝日杯フューチュリティステークスを制した後、皐月賞・日本ダービーではいずれもコントレイルの2着と涙を呑んできました。今回は、菊花賞に向かわず距離適性が合っていると思われる中距離路線での戦いに挑みました。日本ダービーではコントレイルよりも後ろの10番手につけ、追い出してから追撃するという形になり結果として前に届きませんでした。
今回は、もともとのこの馬の形である先行策に戻り、4番手で進めました。直線に入っても進路を確保した上でじっくりとタイミングを図ります。残り400m過ぎから追い出すと一気に前の馬を抜き去り、全く寄せ付けませんでした。最後は3馬身差をつける快勝で力の違いを見せつけました。初めての古馬との対戦でこれだけの力を発揮したことから、コントレイルだけでなくサリオスも十分強いと言えそうです。
次走はマイルCSか香港と明言が出ているので、G1の舞台でも人気を集めるでしょう。
2着にはダイワキャグニーが入りました。
前走のエプソムカップを制して重賞初制覇を果たしましたが、その後去勢し、今回は去勢明けの1戦目となりました。エプソムカップでは2番手で道中は進めると直線で力強く抜け出し、9番人気を覆しての勝利となりました。また全8勝を東京で挙げることになり、東京巧者の復活を印象付けました。
今回も前走と同じコースで同じような位置取りを行い、道中もロスの無い競馬ができていました。ただ、直線ではサリオスに悠々と追い抜かれてしまい、最後は3着以下の馬にもギリギリまで迫られました。
とはいえ、去勢明け初戦で重賞2着と好走できたことは今後に向けての好材料だと言えるでしょう。また、やはり東京へのコース適性の高さも依然としてあるということが分かります。
3着にはサンレイポケットが入りました。
前走の新潟記念が重賞初挑戦となり、うまく追い込みが決まり3着に入りました。今回は5番手で先行する競馬となりましたが、直線に入っても後退することなくダイワキャグニーとハナ差の3着まで追い上げました。
この馬は新潟や東京といった左回りの適性が高いと言えそうです。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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