NHKマイルカップ(G1)2022年5月8日(日曜)東京競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
本日は「NHKマイルカップ(G1)」でのレース見解となります。
NHKマイルカップ(G1)2022年5月8日(日曜)東京競馬場|出走馬
1.マテンロウオリオン 横山典弘
2.ソネットフレーズ 横山武史
3.ソリタリオ 鮫島克駿
4.セリフォス 福永祐一
5.キングエルメス 坂井瑠星
6.トウシンマカオ 戸崎圭太
7.タイセイディバイン 松若風馬
8.アルーリングウェイ 藤岡佑介
9.ダンテスヴュー 吉田隼人
10.カワキタレブリー 菅原明良
11.インダストリア D.レーン
12.セイクリッド 菊沢一樹
13.ジャングロ 武豊
14.フォラブリューテ 大野拓弥
15.オタルエバー 横山和生
16.プルパレイ M.デムーロ
17.ステルナティーア 池添謙一
18.ダノンスコーピオン 川田将雅
NHKマイルカップ(G1)2022年5月8日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 18番 ダノンスコーピオン
2着 1番 マテンロウオリオン
3着 10番 カワキタレブリー
単勝
18 710円 4番人気
複勝
18 260円 4番人気
1 260円 3番人気
10 4,780円 18番人気
枠連
1-8 1,190円 4番人気
ワイド
1-18 1,110円 6番人気
10-18 48,720円 126番人気
1-10 40,660円 123番人気
馬連
1-18 2,490円 6番人気
馬単
18-1 4,820円 13番人気
3連複
1-10-18 416,750円 480番人気
3連単
18-1-10 1,532,370円 2265番人気
NHKマイルカップ(G1)2022年5月8日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
群雄割拠のNHKマイルを制したのは大外18番からスタートしたダノンスコーピオンでした。
最初に、逃げ馬最有力だったジャングロがスタートで出遅れてしまったことで多くの競馬関係者、ファン、騎手にとって大誤算となります。
混沌とした中でハナに立ったのは戸崎騎手騎乗のトウシンマカオでした。
トウシンマカオの1Fにおけるラップは
200m 12.2 (12.2)
400m 10.5 (22.7)
600m 11.4 (34.1)
800m 11.5 (45.6)
1000m 11.8 (57.4)
1200m 11.1 (1.08.5)
1400m 11.5 (1.20.0)
1600m 12.3 (1.32.3)
このようになっていてマイナス1.1秒のハイペース競馬となっています。
主導権を握ってからも終始11秒台を刻んでいてトウシンマカオをはじめ、先行勢ににとっては息つく暇もない競馬だったでしょう。
最後の直線も先行勢は粘りを見せます。
特に1番人気に支持されたセリフォスは内ラチ沿いの馬場の良いところから進出を開始しました。
手ごたえも休み明けを感じさせないほどよかったのですが、セリフォスにとって誤算だったのは後方馬が抜群の末脚を活かせる展開だったことです。
中段あたりで競馬をしたダノンスコーピオン、そして最後方ポツンから急襲を仕掛ける横山典弘騎手騎乗のマウンテンオリオン、そしてほとんどの人がノーマークだった18番人気のカワキタレブリーは揃って後ろでじっくりと脚を溜めていました。
最後の直線で馬券に絡んだ3頭が手ごたえ抜群に脚を伸ばしたためにセリフォスは4着に敗れてしまいました。
今年のNHKマイルはハイペースの流れの中で脚を溜めることができた差し・追い込み馬に軍配が上がった一戦でした。