第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)2021年5月15日(土曜)東京競馬場 芝1400mの競馬レース結果見解
本日は「第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)」でのレース見解となります。
第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)2021年5月15日(土曜)東京競馬場|出走馬
1 エアアルマス 松山 弘平
2 ビッククインバイオ 大野 拓弥
3 グルーヴィット 石橋 脩
4 エーポス 岩田 康誠
5 カイザーミノル 荻野 極
6 シャインガーネット 田辺 裕信
7 セイウンコウセイ 内田 博幸
8 ショウナンライズ 丸山 元気
9 ビオグラフィー 三浦 皇成
10 ラウダシオン M.デムーロ
11 ミッキーブリランテ 和田 竜二
12 トゥラヴェスーラ 鮫島 克駿
13 エングレーバー 浜中 俊
14 タイセイビジョン C.ルメール
15 イッツクール 北村 宏司
16 シーズンズギフト 杉原 誠人
17 カタナ 小野寺 祐太
第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)2021年5月15日(土曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 10番 ラウダシオン
2着 12番 トゥラヴェスーラ
3着 5番 カイザーミノル
単勝
10 410円 1番人気
複勝
10 180円 1番人気
12 520円 10番人気
5 380円 8番人気
枠連
5-6 1,400円 6番人気
ワイド
10-12 1,730円 23番人気
5-10 980円 8番人気
5-12 3,980円 47番人気
馬連
10-12 5,340円 22番人気
馬単
10-12 8,230円 32番人気
3連複
5-10-12 16,740円 65番人気
3連単
10-12-5 85,730円 321番人気
第66回 京王杯スプリングカップ(GⅡ)2021年5月15日(土曜)東京競馬場|レース見解とポイント
京王杯スプリングカップは、4歳以上オープンの別定戦で行われるレースです。
安田記念のトライアルレースに指定されており、1着馬に同レースへの優先出走権が与えられます。
過去10年で1番人気は2勝着外8回と勝つか負けるかがはっきりしています。
また、年齢別では5歳の4勝が最多ですが、4歳から8歳まで1勝以上ずつをあげており、どの年齢の馬にもチャンスがあるといえます。
1着にはラウダシオンが入りました。
前走の高松宮記念ではスプリントG1初挑戦となりました。
道中は2,3番手から先行し、抜け出しを図りましたが、速いペースでの直線勝負についていくことができず14着に大敗しました。
今回は久々の1400m戦挑戦となります。
今回もスタートから積極的に位置を取りに行く競馬となり、逃げ馬を見る2番手からの追走となります。
直線に入ると少しずつ差を詰め始め、残り200mほどで逃げ馬を交わして先頭に立ちます。
最後は後続が猛追してきましたが、粘りこみを図り、クビ差振り切って勝利しました。
これで昨年のNHKマイルカップ以来およそ1年ぶりの勝利となりました。
ここまでG2,G3では確実に好走しながらも勝ちきれない競馬が続いていましたが、今回の勝利でそれを払しょくしました。
勝ったNHKマイル以外のG1では凡走が続いていましたが、これをきっかけに安田記念でどのようなレースを見せるかが楽しみです。
2着にはトゥラヴェスーラが入りました。
前走の高松宮記念では、中団後方から直線で前をとらえにかかり、勝ったダノンスマッシュに次ぐ上り3ハロンの末脚を繰り出し、16番人気ながら4着に入りました。
今回は前走の思いがけない好走があったとはいえ、馬券内には入れていないこともあり10番人気にとどまります。
レースでは今回も後方から進めることとなり、直線での末脚勝負にかけます。
直線では外から伸びてきて最後はラウダシオンにクビ差まで迫りますが差し切れず2着に敗れました。
とはいえ、久々の1400mにも対応したことから6歳に入って充実してきた印象もあり、夏にかけて目が離せない存在でしょう。
3着にはカイザーミノルが入りました。
前走のマイラーズカップでは4番手からレースを進め、勝負所で上がっていくと直線では先頭に立ちましたが、各馬に差されなんとか3着を確保しました。
今回も4番手で先行すると、直線ではラウダシオンの後ろから前を追ってきます。
徐々に前へと迫りますが、最後は離されて3着に敗れました。
この馬は重賞2戦連続で人気薄から好走しており、現在は非常に調子が良いといえます。
相手次第では勝利も十分にあり得るでしょう。