第40回 ジャパンカップ(GⅠ)(国際招待)2020年11月29日(日曜)東京競馬場 芝2400mの競馬レース結果見解
本日は「第40回 ジャパンカップ(GⅠ)(国際招待)」でのレース見解となります。
第40回 ジャパンカップ(GⅠ)(国際招待)2020年11月29日(日曜)東京競馬場|出走馬
1 カレンブーケドール 津村 明秀
2 アーモンドアイ C.ルメール
3 ワールドプレミア 武 豊
4 キセキ 浜中 俊
5 デアリングタクト 松山 弘平
6 コントレイル 福永 祐一
7 ミッキースワロー 戸崎 圭太
8 ウェイトゥパリス M.デムーロ
9 トーラスジェミニ 田辺 裕信
10 パフォーマプロミス 岩田 望来
11 クレッシェンドラヴ 内田 博幸
12 マカヒキ 三浦 皇成
13 ユーキャンスマイル 岩田 康誠
14 ヨシオ 勝浦 正樹
15 グローリーヴェイズ 川田 将雅
第40回 ジャパンカップ(GⅠ)(国際招待)2020年11月29日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 アーモンドアイ
2着 6番 コントレイル
3着 5番 デアリングタクト
単勝
2 220円 1番人気
複勝
2 110円 1番人気
6 110円 2番人気
5 120円 3番人気
枠連
2-4 350円 1番人気
ワイド
2-6 170円 1番人気
2-5 190円 2番人気
5-6 220円 3番人気
馬連
2-6 330円 1番人気
馬単
2-6 610円 1番人気
3連複
2-5-6 300円 1番人気
3連単
2-6-5 1,340円 1番人気
第40回 ジャパンカップ(GⅠ)(国際招待)2020年11月29日(日曜)東京競馬場|レース内容
スタートしました。
ポンと2番のアーモンドアイが好スタートを切りました。
しかしこれを制して4番のキセキが飛び出していくかスタンド前です。
外から14番ヨシオが一気に前へと上がっていきます。
キセキとヨシオの先行争い。
2馬身差9番トーラスジェミニ3番手。
15番グローリーヴェイズ4番手。
そのうちで2番のアーモンドアイは5番手の追走。
11番のクレッシェンドラヴ中団になりました。
そのうちに5番のデアリングタクトも中団の一角。
1番カレンブーケドール1コーナー回って行きました。
これらをやって2馬身差ぽつんと6番のコントレイルは中団の追走です。
12コーナー中間地点。
行きました4番のキセキ後続を離して6馬身7馬身のリード。
2番手に14番ヨシオしかしそのうちから9番トーラスジェミニが並んでいて2コーナーカーブ。
2馬身開いて15番のグローリーヴェイズ。
その後1馬身半差2番のアーモンドアイ前から5頭目につけています。
外はピタリと11番のクレッシェンドラヴ並んでいきました。向正面に入れています。
その後2馬身開いて5番のデアリングタクトそして1番のカレンブーケドールが続いています。
最初の1000m57秒9でキセキの大逃げ。
カレンブーケドールの後ろ2馬身開いて6番のコントレイルは中団の後ろそのうちに3番ワールドプレミアがつきました。
3馬身後方。各馬3コーナーカーブに向かって行きました。
6番のコントレイルがいますが中団の後ろ。
あとは2馬身開いて10番のパフォーマプロミス後方集団その後7番ミッキースワロー3馬身開いて12番マカヒキ、13番ユーキャンスマイルお終いからに3頭目。
8番ウェイトゥパリスが最後方です。
さあ大逃げ4番のキセキのリードは20馬身ぐらいあります。
大きなリードをとっています・2番手に15番のグローリーヴェイズがつけています。
その外ですが9番のトーラスジェミニは3番手になりました。
そのすぐ後ろ、インコース2番のアーモンドアイ、第4コーナーカーブに入って11番クレッシェンドラヴ、外里から1番のカレンブーケドールは外に出して動いていく。
さあ第4コーナーから直線コースに入りました。
それらの後ろで5番デアリングタクト6番コントレイルはまだ中団だ。
残り400mを切って大逃げ4番キセキまだまだリードは4馬身から5馬身。
2番手15番手グローリーヴェイズ。
その外へ出した2番のアーモンドアイが3番手から前へと追ってきた。
1番カレンブーケドールその後から6番コントレイル。
内に入った5番デアリングタクトは56番手の一線。
さあ抜け出たアーモンドアイだ。2番アーモンドアイ。
内から15番のグローリーヴェイズ外から6番コントレイルだが、アーモンドアイだ。
アーモンドアイ最強の走りだゴールイン。
アーモンドアイです。
2着争い6番コントレイル、1番カレンブーケドール、最後に5番のデアリングタクトが来ました。
あっさりとあっさりとこの三冠馬決戦2番のアーモンドアイ抜け出ました。
最後も飾りました。最強のままターフに別れを告げます。
1着 2番 アーモンドアイ
2着 6番 コントレイル
3着 5番 デアリングタクト
第40回 ジャパンカップ(GⅠ)(国際招待)2020年11月29日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
ジャパンカップは3歳以上オープンの定量戦で行われるレースです。
今年で40回目の節目の年を迎えたこのレースは国際招待競走として行われ、今年もフランスからウェイトゥパリスが遠征しました。
過去10年では4~6番人気が4勝している一方、1,2番人気のいずれかが9回馬券内に入っており上位人気馬の中で馬券をどう組み立てるかが重要なレースだと言えます。
ジャパンカップを優勝したのはアーモンドアイでした。
前走の天皇賞秋では3番手から残り200m付近で抜け出し芝G18勝目を挙げる新記録を達成しました。
今回は好スタートを決めると抜け出しすぎないように控えて4番手からの競馬となりました。
かなりのハイペースとなる中、しっかりと折り合いをつけて進めます。直線に入ると馬場の3分どころに持ち出し、一気に追い出します。
残り100m地点で抜け出すとそのままゴールしました。
勝因としては、ルメール騎手との人馬一体の騎乗があります。
好スタートを切ったもののすぐにあえて荒れた内に控えることで、この馬のテンションを落ち着けた一方、勝負どころの直線では最も馬場の状態の良いところに持ち出しました。
また、この馬自身が強すぎるということが何よりの勝因でしょう。
この馬はいわゆる高速馬場を得意としてきましたが、今回の時計のかかる馬場でも難なく勝利を収めました。
おととしのジャパンカップでは世界レコードを出しながら、今回はその時より2秒以上遅いタイムで勝利しており、とにかくこの馬の恐ろしさが示されました。
アーモンドアイはこれで引退となりますが、最強牝馬という肩書にふさわしい走りをしたことを讃えたいところです。
2着にはコントレイルが入りました。
前走の菊花賞ではアリストテレスとの激しい叩き合いを制し、無敗の三冠馬となりました。
激戦から中3週での出走に状態を不安視する声も多く、決して100%の状態ではなかったと思われます。
レースでは中団の9番手に位置取り、やや内を開けながら追走します。
直線では外目に持ち出すと残り400m地点から一気に進出しましたが、アーモンドアイを捉えられず2着に敗れました。
敗れたものの、ベストではない状態で上り3ハロンでメンバー最速のタイムを出しました。
瞬発力という点で今回のメンバーを相手に負けていないことは三冠馬としての地力の高さを示していると言えるでしょう。
3着にはデアリングタクトが入りました。
前走の秋華賞では直線早目に先頭に立つとそのまま勝利し、無敗の牝馬三冠馬となりました。
今回は初めて牡馬や古馬との対戦となりました。
道中はこれまでより前目での競馬となりましたが、直線でもしっかりと脚を繰り出し、最後はカレンブーケドールにハナ差で先着しました。
これまでに比べると最も苦しいレースとなりましたが、レースで初めて併せ馬を経験し、それに勝利したことは今後の成長につながると考えてよいでしょう。
結果的に三冠馬が人気通りに着を取る形となりました。
三冠馬の格の違いを証明する結果となった一方、接戦となったカレンブーケドールやグローリーヴェイズは彼らに迫る力の持ち主と考えることができそうです。