クイーンステークス(G3)2022年7月31日(日曜)札幌競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
本日は「クイーンステークス(G3)」でのレース見解となります。
クイーンステークス(G3)2022年7月31日(日曜)札幌競馬場|出走馬
1.テルツェット 池添謙一
2.ローザノワール 田中勝春
3.ホウオウピースフル 横山武史
4.サトノセシル 古川吉洋
5.マジックキャッスル 浜中俊
6.メイショウミモザ 鮫島克駿
7.ファーストフォリオ 丸山元気
8.ラヴユーライヴ 菱田裕二
9.フェアリーポルカ 吉田隼人
10.ウォーターナビレラ 武豊
11.スライリー 丹内祐次
12.ルビーカサブランカ 横山和生
13.フィオリキアリ 藤岡佑介
14.ゴルトベルク 荻野極
クイーンステークス(G3)2022年7月31日(日曜)札幌競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 1番 テルツェット
2着 4番 サトノセシル
3着 2番 ローザノワール
単勝
1 670円 2番人気
複勝
1 230円 2番人気
4 450円 7番人気
2 230円 3番人気
枠連
1-3 1,840円 6番人気
ワイド
1-4 1,660円 21番人気
1-2 860円 7番人気
2-4 1,580円 19番人気
馬連
1-4 6,320円 22番人気
馬単
1-4 12,410円 42番人気
3連複
1-2-4 12,500円 44番人気
3連単
1-4-2 81,050円 260番人気
クイーンステークス(G3)2022年7月31日(日曜)札幌競馬場|レース見解とポイント
桜花賞2着馬と古馬が激突した今年のクイーンステークス。
今年はかなり骨のあるメンツがそろいましたが、その中で先陣を切ったのは内枠から飛び出したローザノワールです。
ローザノワールが刻んだ1Fごとのラップを見てみましょう。
200m 12.7 (12.7)
400m 12.2 (24.9)
600m 12.4 (37.3)
800m 12.1 (49.4)
1000m 11.8 (1.01.2)
1200m 11.4 (1.12.6)
1400m 11.6 (1.24.2)
1600m 11.6 (1.35.8)
1800m 12.0 (1.47.8)
テン4Fはびっくりするほどのスローで、向こう正面あたりからロングスプリント気味にペースを上げています。
人気のウォーターナビレラも早め早めから動いていましたが、最後に苦しくなってしまったのでこの距離は長かったかもしれません。
それに対して手ごたえ抜群で動いたのは昨年の勝ち馬であるテルツェット。
最内でも馬場状態はよく、内ラチから進出を開始しました。
そして大外に回しながらも急襲をしかけたのが伏兵のサトノセシルです。
内からテルツェット。外からサトノセシル。
結果的にはテルツェットがサトノセシルの追撃をハナ差凌いで連覇を成し遂げました。
レースを振り返ると、テルツェットの時計1.47秒8の時計は過去10開催のクイーンステークスにおいて2番目に遅いです。(昨年のテルツェットの時計もたまたま1.47秒8です)
札幌芝1,800mにおけるオープンクラスの平均時計よりは速いものの、開幕2周目で馬場状態が良いことを考えたらあまり時計は優秀ではありません。
ローザノワールが作り出したロングスパート気質な競馬に対応できた馬が好走していることから、距離以上にスタミナが問われた一戦でした。