関屋記念(GⅢ) 2020年8月16日(日曜)新潟競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「関屋記念(GⅢ)」でのレース見解となります。
関屋記念(GⅢ) 2020年8月16日(日曜)新潟競馬場|出走馬
1.プリモシーン 福永 祐一
2.ブラックムーン 内田 博幸
3.アンドラステ 岩田 望来
4.メイショウグロッケ 柴田 善臣
5.メイケイダイハード 石橋 脩
6.アストラエンブレム 北村 宏司
7.ジャンダルム 藤井 勘一郎
8.ミッキーブリランテ 岩田 康誠
9.ハーレムライン 木幡 巧也
10.ミラアイトーン 横山 和生
11.クリノガウディー 横山 典弘
12.エントシャイデン 川須 栄彦
13.ドーヴァー 田辺 裕信
14.プロディガルサン 丸山 元気
15.ペプチドバンブー 津村 明秀
16.グルーヴィット M.デムーロ
17.サトノアーサー 戸崎 圭太
18.トロワゼトワル 三浦 皇成
関屋記念(GⅢ) 2020年8月16日(日曜)新潟競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 17番 サトノアーサー
2着 18番 トロワゼトワル
3着 3番 アンドラステ
単勝
17 750円 4番人気
複勝
17 250円 4番人気
18 490円 9番人気
3 180円 1番人気
枠連
8-8 1,040円 4番人気
ワイド
17-18 2,350円 32番人気
3-17 630円 2番人気
3-18 1,980円 25番人気
馬連
17-18 7,230円 29番人気
馬単
17-18 12,810円 55番人気
三連複
3-17-18 11,820円 35番人気
三連単
17-18-3 83,420円 290番人気
関屋記念(GⅢ) 2020年8月16日(日曜)新潟競馬場|レース内容
新潟競馬場、関屋記念スタートしました。
17番サトノアーサーは後方。まずは先行争い一線で4番メイショウグロッケ、5番メイケイダイハード好スタート、10番ミラアイトーン、そして制して18番トロワゼトワルがまず先頭に立ちました。
前4頭から1馬身差の5番手が11番クリノガウディー、その後6番のアストラエンブレム、3番アンドラステ、9番ハーレムライン、16番グルーヴィット好位グループを追走していきます。
中団外目、外回りコースに入って14番プロディガルサンがポジションを上げて行って、インコース1番プリモシーン、差がなく7番ジャンダルムです。3コーナーに入っています。残り1000mの標識を通過します。
後方から13番ドーヴァー、8番ミッキーブリランテ、12番エントシャイデン、15番ペプチドバンブー、後方から2頭目が17番のサトノアーサーで、最後方に2番ブラックムーンです。残り800mを切って4コーナーのカーブです。
先頭は18番のトロワゼトワル、単騎先頭で直線コースへと入ってきました。
2番手が10番ミラアイトーン先頭との差は3馬身。 3番手が広がって11番クリノガウディー、16番グルーヴィット、間から5番メイケイダイハード、外は14番プロディガルサンです。
残り400mの標識を迎えます。依然として18番トロワゼトワルが先頭ですが2番手から10番ミラアイトーン、内から4番メイショウグロッケが伸びてきます。その後からは外16番グルーヴィット、そして14番プロディガルサン、一番外から12番エントシャイデンが追い込んで残り200mを切りました。
逃げる18番トロワゼトワルが先頭、まだ3馬身のリードがあります。2番手から10番ミラアイトーン、外からは17番のサトノアーサーが一気に追い込んできます。内からは3番アンドラステです。
今度は17番のサトノアーサーが捕らえてゴールインです。後方一気、17番サトノアーサー追い込み勝ちです。
1着 サトノアーサー(17番)
2着 トロワゼトワル(18番)
3着 アンドラステ(3番)
関屋記念(GⅢ) 2020年8月16日(日曜)新潟競馬場|レース見解とポイント
関屋記念は1966年に創設された伝統のレースで、1975年から現在の1600mで施行されるようになり1984年にグレード制が導入されて以降は夏の名物重賞として知られています。
また、2012年に新設されたサマーマイルシリーズの一戦として位置づけもあることから、春のGⅠ戦線を賑わした実力馬や秋の飛躍を見据えた馬達も多く出走しています。
勝ったのは上がり33秒7と1頭だけ次元の違う脚を使ったサトノアーサーでした。
スタートで行き脚がつかず後方から2頭目を進む展開でしたが、直線に向いて残り400m手前で前が開くと一気に進出し、逃げたトロワゼトワルをゴール前できっちり捕らえて一昨年のエプソムカップに次ぐ2つ目の重賞タイトルを獲得。
前走は1番人気に推されながら6着と敗退しましたが、不良馬場で上位3頭が4コーナーで4番手以内と後続勢には向かない流れだったと敗因は明らか。勝ち馬からはコンマ3秒と着差は僅かでしたので、重賞ウイナーとしての走りは見せていました。
2着には前半の半マイルを46秒3とマイペースで逃げたトロワゼトワルが粘りました。
前走では終始突かれる厳しい展開でしたが、今回はマイペースの逃げに持ち込め残り400m付近まで追い出しを我慢するほどの手応えで200m付近でも3馬身のリードを保つほど。
最後は勝ち馬の決め手に屈したものの、ヴィクトリアマイルで披露した4着のパフォーマンスが本物であったことを証明した一戦だったと言えるでしょう。
1番人気に推されたアンドラステは、終始ロスのない内目を回り直線でもスムーズに前が開きましたが、逃げたトロワゼトワルを捕らえることが出来ず3着を確保するのが精一杯。
全4勝の内3勝が渋った馬場であとの1勝も雨の中での一戦だったため少し力の要る馬場が理想ですが、8戦全てで掲示板確保と常に安定した走りには今後も注目が必要でしょう。
また、2番人気に推されながら見せ場なく15着と大敗したプリモシーンは、今回を含め3戦連続で重賞3勝の実力が影を潜めていることから、ピークを過ぎたと言わざるを得ないかもしれません。次の競馬を見て判断していきたいと思います。
今回のレースは18頭の多頭数レースとなりました。頭数が多い分、あてにくく、オッズは高くになりやすい傾向にあります。多頭数のレースでは強い馬でも馬郡に紛れることもあり、レースの展開が読みにくいため、幅広く馬券を購入する必要があります。
ですが、比較的的中させやすいワイド馬券でも配当金が高くなりやすいため、選ぶレースによっては十分にリターンを見込めます。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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