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本日は「目黒記念(G2)」でのレース見解となります。

 

目黒記念(G2)2022年5月29日(日曜)東京競馬場｜出走馬

1.ゴールドギア　田辺裕信
2.ボッケリーニ　浜中俊
3.バジオウ　戸崎圭太
4.ベスビアナイト　岩田望来
5.トラストケンシン　吉田豊
6.ダンディズム　富田暁
7.ランフォザローゼス　田中勝春
8.マイネルウィルトス　M.デムーロ
9.ディアマンミノル　荻野極
10.プリマヴィスタ　幸英明
11.モズナガレボシ　菅原明良
12.ラストドラフト　三浦皇成
13.マカオンドール　松山弘平
14.アサマノイタズラ　嶋田純次
15.アリストテレス　武豊
16.ウインキートス　松岡正海
17.パラダイスリーフ　C.ルメール
18.フライライクバード　福永祐一

 

 

目黒記念(G2)2022年5月29日(日曜)東京競馬場｜レース結果・払戻金

着順　馬番　馬名
1着　2番　ボッケリーニ
2着　8番　マイネルウィルトス
3着　16番　ウインキートス

 

単勝　
2　490円　2番人気

 

複勝　
2　200円　1番人気
8　310円　5番人気
16　500円　9番人気

 

枠連　
1-4　2,680円　13番人気

 

ワイド　
2-8　1,020円　5番人気
2-16　2,020円　21番人気
8-16　2,610円　28番人気

 

馬連　
2-8　2,720円　7番人気

 

馬単　
2-8　4,870円　12番人気

 

3連複　
2-8-16　14,640円　41番人気

 

3連単　
2-8-16　66,640円　195番人気

 

 

目黒記念(G2)2022年5月29日(日曜)東京競馬場｜レース見解とポイント

ダービーの余韻が残る中開催された目黒記念は例年通り波乱の決着となりました。

 

まず最初にハナに立ったのは外枠から果敢に先頭を狙った昨年の勝ち馬である牝馬のウインキートスです。

 

ウインキートスの1Fにおけるラップ推移を見てみると、

 

100m　7.2　（7.2）
300m　11.4　（18.6）
500m　11.7　（30.3）
700m　12.9　（43.2）
900m　13.1　（56.3）
1100m　12.4　（1.08.7）
1300m　12.8　（1.21.5）
1500m　12.3　（1.33.8）
1700m　11.9　（1.45.7）
1900m　11.7　（1.57.4）
2100m　11.3　（2.08.7）
2300m　11.2　（2.19.9）
2500m　12.2　（2.32.1）

 

プラス3.7秒の超スロー展開となっています。

 

しかし、昨年と違うのは比較的早い5F目辺りからロングスパートを仕掛け始めていることです。

 

ウインキートスは昨年も先頭に立って競馬をしましたが、その時のタイムが

 

100m　7.3　（7.3）
300m　11.4　（18.7）
500m　12.5　（31.2）
700m　13.3　（44.5）
900m　13.2　（57.7）
1100m　12.4　（1.10.1）
1300m　11.9　（1.22.0）
1500m　12.8　（1.34.8）
1700m　12.7　（1.47.5）
1900m　12.5　（2.00.0）
2100m　11.1　（2.11.1）
2300m　10.6　（2.21.7）
2500m　11.1　（2.32.8）

 

ラスト4F目まで12秒台半ば～後半を刻んでいて超絶スローの中、ラスト3Fであっさり逃げてしまったのでレースレベルが低かったのです。

 

しかしながら、今回は各馬がコーナーワークで徐々にペースを引き上げているように、ウインキートスにとって昨年ほど楽な展開ではありません。

 

そして、直線に入り、内から進出したのは内枠を引いたボッケリーニでした。

 

ボッケリーニは時計の出やすい内馬場を確保したらトップハンデ57.5キロをものともしない走りで勝ち切りました。

 

もともと人気の一角でしたが直線の抜け出しっぷりはよくて長く脚も使えて勝ち切りました。

 

2着には同舞台で開催される昨年のアルゼンチン共和国杯で2着に入線したマイネルウィルトスです。

 

結果的には舞台適性が合致した上で出し切れた馬が上位入線したといえるでしょう。