レース距離
競馬で開催されるレースには距離があります。
短距離(スプリンター)、中短距離(マイル)、中距離、中長距離、長距離(ステイヤー)と言われます。
たまに、短距離だけは異常に強い馬や、長距離になればなるほど強い馬などがでてきます。
G1では、スプリンター最強馬決定戦、マイル王決定戦などと呼ばれるレースもあります。
レースの距離はたくさんあって、この距離が合っていないと、それだけで馬の実力が発揮されないケースがあります。
なので、上位の馬を予想する時、この距離に注目しておくことは1つのポイントです。
特に「人気馬の距離が合っていない時」などは、荒れるレースになる確率がそれだけ大きいってことに繋がります。
(人気馬が上位に食い込めない=穴馬が上位に来て荒れる可能性がある)
スピードがある馬は短距離レースに強く、展開に左右されずに最初から最後までスピードを維持する実力馬などもいます。
スタミナがある馬は長距離レースに強く、どんなペースになっても最後までバテない実力馬などもいます。これらは成績や過去の走りを見ておくと、強い馬がわかったりするものです。
これらは競争馬によって適正があり、生まれたときから先天的に備わっているものや、調教によって開花する素質などもあるので、一概に最初から判断することはできませんが、レースや調教をしている内に、その馬の適性距離は自然にわかってきます。
この繰り返しで、馬の適性が判断されて、距離の合ったレースに出走していくって訳です。
どんな距離にも対応できる万能馬なども稀にいて、このような馬で実力がある馬は手がつけられない強さを誇る馬もいます。
詳しいことは「競馬の学校 6時間目」でお話しています。
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