チューリップ賞(G2)2022年3月5日(土曜)阪神競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
本日は「チューリップ賞(G2)」でのレース見解となります。
チューリップ賞(G2)2022年3月5日(土曜)阪神競馬場|出走馬
1.ピンハイ 高倉稜
2.ジャマン 松山弘平
3.サークルオブライフ M.デムーロ
4.アンジェリーナ 横山典弘
5.スプリットザシー 団野大成
6.ナミュール 横山武史
7.ルピナスリード 池添謙一
8.サウンドビバーチェ 石橋脩
9.ウォーターナビレラ 武豊
10.ラリュエル 川田将雅
11.ルージュスティリア 岩田望来
12.シークルーズ 三浦皇成
13.ツッチーフェイス 小沢大仁
14.ステルナティーア 福永祐一
15.オーソレミオ 横山和生
チューリップ賞(G2)2022年3月5日(土曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 6番 ナミュール
2着 1番 ピンハイ
3着 3番 サークルオブライフ
単勝
6 220円 1番人気
複勝
6 120円 1番人気
1 2,220円 13番人気
3 130円 2番人気
枠連
1-4 20,470円 27番人気
ワイド
1-6 12,910円 53番人気
3-6 210円 1番人気
1-3 9,660円 46番人気
馬連
1-6 56,300円 52番人気
馬単
6-1 71,420円 82番人気
3連複
1-3-6 32,800円 68番人気
3連単
6-1-3 258,360円 421番人気
チューリップ賞(G2)2022年3月5日(土曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
昨年の阪神JFにて上位争いした馬、もしくは人気を集めた馬がここにも集結し、阪神JF第二回戦といってもいいレースでした。
最初にハナに立ったのが松山騎手騎乗のジャマンです。
ジャマンが刻んだラップを1Fおきにみてみると
200m 12.3 (12.3)
400m 10.7 (23.0)
600m 11.3 (34.3)
800m 12.2 (46.5)
1000m 12.0 (58.5)
1200m 11.4 (1.09.9)
1400m 11.4 (1.21.3)
1600m 11.9 (1.33.2)
前半はゆったり、残り3Fで一気にペースを引き上げているので上がり勝負となっています。
勝ったナミュールは末脚をフルに発揮し、2着のピンハイもペースを引き上げつつ合った矢先、内が空いて末脚を活かせました。
全体的には展開がかみ合った馬が激走できた一戦でしたが、ナミュールはポテンシャルを思う存分発揮できていて横綱競馬ができました。
1着はナミュールです。
前走の阪神JFは出遅れと展開の不利で苦しい展開になりましたが、スタートを普通に出て、展開にも苦しめられなければこれだけの競馬ができることが証明されたのは大きな収穫です。
ラスト1Fでグンと加速していましたし、メンバーの中でも抜けた存在でした。
サークルオブライフと比較しても現時点のポテンシャルはナミュールに軍配が上がります。
2着のピンハイは非常に展開に恵まれた馬で、コーナーワークでペースを上げながら前目を狙いに行ったらたまたま最内がぽっかり空いていたので脚を削がずに激走できました。
フロックな面は少なからずありましたが新馬戦でもいい脚を使えていましたし調教もよかったので、出し切れたら同期の牝馬相手ならこれくらいやれることが分かったのは大きいでしょう。
サークルオブライフは3着でした。
2歳女王らしい安定した走りを見せていましたが、展開がかみ合い末脚を活かすことができたナミュールとピンハイには一枚劣りました。
もっとも、サークルオブライフにとって本番は先なのでそこまで悲観する内容ではありませんね。