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本日は「サウジアラビアロイヤルカップ（ＧⅢ）」での実践検証となります。

 

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サウジアラビアロイヤルカップ（ＧⅢ）2020年10月10日（土曜）東京競馬場｜出走馬

1.ピンクカメハメハ　三浦　皇成
2.ジャンカズマ　戸崎　圭太
3.ビゾンテノブファロ　原　優介
4.スペシャルトーク　M.デムーロ
5.インフィナイト　北村　友一
6.セイウンダイモス　内田　博幸
7.ダディーズビビッド　大野　拓弥
8.キングストンボーイ　C.ルメール
9.ステラヴェローチェ　横山　典弘
10.カガフラッシュ　江田　照男

 

 

サウジアラビアロイヤルカップ（ＧⅢ）2020年10月10日（土曜）東京競馬場｜レース結果・払戻金

着順　馬番　馬名
1着　9番　ステラヴェローチェ
2着　5番　インフィナイト
3着　6番　セイウンダイモス

 

単勝
9　570円　3番人気

 

複勝
9　180円　3番人気
5　130円　1番人気
6　500円　8番人気

 

枠連
5-8　630円　2番人気

 

ワイド
5-9　340円　2番人気
6-9　2,950円　30番人気
5-6　1,240円　16番人気

 

馬連
5-9　690円　2番人気

 

馬単
9-5　1,880円　6番人気

 

三連複
5-6-9　7,020円　27番人気

 

三連単
9-5-6　34,420円　122番人気

 

 

サウジアラビアロイヤルカップ（ＧⅢ）2020年10月10日（土曜）東京競馬場｜レース内容

東京競馬場の今日のメインレース、第6回サウジアラビアロイヤルカップ（ＧⅢ）のレースがスタートしました。

 

8番キングストンボーイ若干後ろからになりました。今、一番後ろです。先行争いですが1番ピンクカメハメハ、内から今日も逃げて行きました。リードを1馬身取ります。

 

2番手は2番ジャンカズマ、7番のダディーズビビッドが3番手、4番手外に10番カガフラッシュがつけていきます。この1馬身後ろ5番手に5番インフィナイト、先頭まで5・6馬身の所をジワっと上がって行きます。

 

1馬身後ろインコース、4番のスペシャルトークが中団です。2馬身差後方から4頭目、押し上げる8番キングストンボーイ、この内に3番ビゾンテノブファロが行っています。

 

後方から2頭目に今日は控えた9番のステラヴェローチェ、そして6番セイウンダイモスが後方から徐々に上がって行こうとしています。

 

ほぼ一団、先頭から一番後ろまでは10馬身少々、これから4コーナーです。1番ピンクカメハメハが逃げています。リードを1馬身とっています。

 

2番ジャンカズマ、そして7番ダディーズビビッドが2番手・3番手。4番手外には10番カガフラッシュ、外から6番セイウンダイモスが上がっていって、5・6番手のインコースに5番のインフィナイトという大勢となっています。

 

4コーナーをカーブ、直線コースへ向かって来ました。

 

1番ピンクカメハメハ先頭ですが、2番のジャンカズマ、この間から徐々に上がって来る5番インフィナイト、残り400ｍを切って、前の2頭の外から7番ダディーズビビッドが追い上げて来ました。

 

その後ろ1番外に持ち出して9番ステラヴェローチェ、一気の脚で追い込んで早くも前を飲み込んで先頭に替わるでしょうか。

 

残り200ｍを切りました。
その内目から5番のインフィナイト、徐々に脚を使って今2番手に押し上げて来ています。外から6番のセイウンダイモスも脚を伸ばして来ていますが、抜けた9番ステラヴェローチェが2馬身3馬身のリード。5番インフィナイトが2番手です。

 

9番ステラヴェローチェ、快勝ゴールイン！

 

2着は5番インフィナイト、3着に6番セイウンダイモスです。

サウジアラビアロイヤルカップ（ＧⅢ）2020年10月10日（土曜）東京競馬場｜レース見解とポイント

サウジアラビアロイヤルカップ（ＧⅢ）は東京のマイル戦で行われる2歳馬の重賞で、ここ3年の勝ち馬であるダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオスは後にＧⅠを制覇。
また、前身のいちょうステークス時代にもエアグルーヴ、メジロドーベル、イスラボニータといったクラシックウイナーを始め数多くのＧⅠ馬を輩出している出世レースです。

 

この一戦を制したのは、3番人気のステラヴェローチェでした。

 

スタートを出たなりに進むと、道中は後方3番手あたりを追走。常に外目を回る展開でしたが少頭数だったこともありそれほどロスもなく、直線で大外から追走を開始すると一気に伸び、1頭だけ次元の違う走りで後続との差を広げ終わってみれば3馬身差の快勝となりました。

 

新馬戦はハナを切る展開でしたが今回は打って変わって後方からのレース。3ヶ月ぶりの一戦でしたが新馬戦で見せていたクビの高い走りも改善され、馬体・レースぶりと成長には目を見張るものがあり、これからのＧⅠ戦線へ向け楽しみな1頭と言えるでしょう。

 

離れた2着には、紅一点の1番人気インフィナイト。

 

まずまずのスタートを切ると、逃げ馬の3馬身ほど後方の4番手を追走。道中は内目をロスなく回れましたが、直線に向くとなかなか前が開かず坂上でやっと追撃を開始。ですが、勝ち馬の脚色には及ばず一気に離され、2着を確保するまでに留まりました。

 

新馬戦を上がり最速の脚で2馬身半差の快勝し、前走に続き今回も好走と改めて能力の高さを証明してくれました。勝ち馬の強さには脱帽ですがこちらも3着以下に2馬身半差を付けていることから、牝馬ならトップクラスと言える存在です。

 

3着には9番人気の伏兵セイウンダイモスが入りました。

 

スタートで2着馬と接触し後方からのレースになりましたが、3コーナー付近で最後方に下げ外目に持ち出し上がっていくと4コーナーでは5番手まで進出。馬場が馬場だけに切れ味が目立った印象ではありませんでしたが、最後まで渋太く伸び3着と好走しました。

 

前走の新潟2歳ステークス（ＧⅢ）は完敗と言った印象でしたが、再度の重賞挑戦となった今回は3着と力のあるところを披露。前走の内容は距離延長に疑問があるように見えましたが、今回のレースを見る限りではマイルまでであれば十分に好勝負できるでしょう。

 

今レースの勝ち馬となったステラヴェローチェは他の馬とは異なり、体重が１２Kgも増加していました。まだまだ若い２歳馬にとってこれだけの体重の増加は成長を意味する場合があります。馬体に筋肉がついてしっかりした分体重が増加している場合もあり、いわゆる成長期前の２歳に他と比べてこれほどの体重増加は伸びしろである可能性もあるため要注意といえるでしょう。

 

 

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