第25回 NHKマイルカップ(GⅠ) 2020年5月10日(日曜)東京競馬場の競馬レース結果見解
本日は「第25回 NHKマイルカップ(GⅠ)」でのレース見解となります。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
第25回 NHKマイルカップ(GⅠ) 2020年5月10日(日曜)東京競馬場|出走馬
1. シャチ 木幡 育也
2. タイセイビジョン 石橋 脩
3. レシステンシア C.ルメール
4. プリンスリターン 原田 和真
5. シャインガーネット 田辺 裕信
6. ギルデッドミラー 福永 祐一
7. メイショウチタン 吉田 豊
8. サクセッション 横山 典弘
9. ラインベック 武士沢 友治
10. ハーモニーマゼラン 大野 拓弥
11. ラウダシオン M.デムーロ
12. ボンオムトゥック 田中 勝春
13. ニシノストーム 江田 照男
14. ルフトシュトローム D.レーン
15. ソウルトレイン 藤井 勘一郎
16. ストーンリッジ 松田 大作
17. サトノインプレッサ 武 豊
18. ウイングレイテスト 横山 武史
第25回 NHKマイルカップ(GⅠ) 2020年5月10日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 11番 ラウダシオン
2着 3番 レシステンシア
3着 6番 ギルデッドミラー
単勝
11 2,960円 9番人気
複勝
11 810円 10番人気
3 180円 1番人気
6 440円 6番人気
枠連
2-6 3,020円 14番人気
ワイド
3-11 1,570円 18番人気
6-11 6,240円 59番人気
3-6 1,230円 11番人気
馬連
3-11 4,200円 15番人気
馬単
11-3 11,900円 41番人気
3連複
3-6-11 19,620円 69番人気
3連単
11-3-6 152,750円 460番人気
第25回 NHKマイルカップ(GⅠ) 2020年5月10日(日曜)東京競馬場|レース内容
東京11R、第25回 NHKマイルカップのレースがスタートしました。
1番のシャチは後方からのスタートとなりましたが、まずは横に広がって内からレシステンシアがやはり行きました。すんなりとハナを切って1馬身のリードです。
追っていくのは11番のラウダシオン2番手から前に並んで今度はかわすか前2頭です。後は16番のストーンリッジが3番手で、その内に6番のギルデッドミラーが続いて、後は2番のタイセイビジョンが5番手から4番手に上がります。
後は12番のボンオムトゥックがいて、その1馬身後方に7番のメイショウチタンが続きます。残り1200mを切りました。
後は5番のシャインガーネットが続いて、その後ろに7番のメイショウチタンです。その直後に9番のラインベックで、内には10番のハーモニーマゼランがいて、追い上げていくのは1番のシャチです。
後は8番のサクセッションがいて、600mは34秒1の通過タイムです。後は15番のソウルトレインがいって、14番のルフトシュトロームは後方です。後は13番のニシノストームがいて、そして後方から上がっていったのは17番のサトノインプレッサです。
そして最後方の2馬身差に18番のウイングレイテストという展開です。
3~4コーナーの中間で、結局行ききったのは3番のレシステンシアです。残り600mを切って、リードは1馬身です。4コーナーをカーブします、2番手には11番のラウダシオンです。
第4コーナーをカーブして最後の直線に入りました。
後は16番のストーンリッジがいて、内からは2番のタイセイビジョンです。その後は12番のボンオムトゥックです。残り400mを切って外からは9番のラインベックと後は8番のサクセッションも来ています。
前は3番のレシステンシアが頑張っています。追って11番のラウダシオン今度は並んで先頭に立つか、しかし、3番のレシステンシアも頑張っています。残り200mを切りました。
その後ろは5番のシャインガーネットも来ています。さらにその後には6番のギルデッドミラーと2番のタイセイビジョンも来ています。
ここで11番のラウダシオンが前をかわして先頭に立ちました。11番ラウダシオンが先頭、2番手は3番のレシステンシアが続いている。
先頭はラウダシオンです。ラウダシオンが先頭でゴールイン。2着には3番のレシステンシアが入り、3着には6番のギルデッドミラーが入りました。
1着 ラウダシオン(11番)
2着 レシステンシア(3番)
3着 ギルデッドミラー(6番)
第25回 NHKマイルカップ(GⅠ) 2020年5月10日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
2020年5月10日(日曜)に東京競馬場で行なわれた11R第25回のNHKマイルカップ(GⅠ)は、東京競馬場での5週連続でのG1開催の1戦目であり、3歳馬のマイル王決定戦のような位置づけです。
マイル路線はもちろん、距離延長組や、クラシック路線からの参戦など、3歳のうちは適距離が定まっていない馬も多く、色々な路線からの参戦が多く、過去にも高配当が飛び出る予想が難解なレースの一つです。
そんな令和最初のこのレースを制したのは、9番人気の伏兵でM.デムーロ騎手騎乗の11番ラウダシオンです。直線で抜け出し、見事勝利しました。勝ったラウダシオンは重賞初勝利がG1となり、鞍上のM.デムーロ騎手は、昨年に続き本レースの連覇となりました。
良馬場ではあったものの、とても強い風の中で行なわれた本レースは、戦前の予想どおり3番のレシステンシアがハナを主張しましたが、11番のラウダシオンも並ぶように前に出て行き、併走する形でレースは進みました。
前半1000mは58秒0という平均ペースで流れ、隊列の大きな変動はなく最後の直線に入りました。
最後の直線に入っても、3番のレシステンシアは先頭をキープしており、逃げ切りをはかりましたが、2番手で追走していた11番のラウダシオンも上がってきて、残り400mを切る辺りで並ばれると、そのまま2頭の追い比べの形となりましたが、残り200mを切ってラウダシオンの手応えの方が勝り、わずかに先頭に立つと、そのまま1馬身半差で勝利しました。
勝利したラウダシオンは前走ファルコンS2着から参戦で、展開の助けもありましたが、距離延長を見事克服し勝利しました。
何よりもレース序盤で1番人気のレシステンシアに続く2番手につける積極策にでて常にプレッシャーをかけており、平均ペースと強風の影響により、前残りの展開になると読んでいた鞍上の好判断が大きかったと思います。
2着に敗れた1番人気のレシステンシアはハードなレースとなった前走の桜花賞から中3週ということもあり、本来の行きっぷりではなかったかのように思えましたが、それでも自分の競馬に徹し、2着に入るあたりは地力の高さがある証拠であり、負けて強しのレース内容であり、今後も楽しみな1頭です。
今回のNHKマイルカップにおけるラウダシオンの勝利は、M.デムーロ騎手の騎乗技術が勝因の一つとして大きいと言えます。
また、ラウダシオンは前走は武豊騎手の騎乗、その前はC.ルメール騎手の騎乗、と人気騎手が騎乗しており、馬の潜在能力を複数の立場から引き出す流れが出来ていたように感じます。
武豊騎手からのバトンを見事に引き出し、難しい天候でも素晴らしい走りを馬から引き出したM.デムーロ騎手はやはり重賞で見逃せない騎手の一人です。
また、ラウダシオン自身も重賞レースに「惜敗」続きである実力のある馬であったこと、その実力を騎手が引き出したこと、この隠れた実力馬×優秀な騎手の組み合わせの可能性に着目できたかが今回のポイントと言えるでしょう。
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