福島記念(G3)2022年11月13日(日曜)福島競馬場 芝2000mの競馬レース結果見解
本日は「福島記念(G3)」でのレース見解となります。
福島記念(G3)2022年11月13日(日曜)福島競馬場|出走馬
1.アラタ 大野拓弥
2.ユニコーンライオン 国分優作
3パトリック 藤岡佑介
4.カテドラル 団野大成
5.コスモカレンドゥラ 丸山元気
6.フォワードアゲン 江田照男
7.サトノセシル 古川吉洋
8.ベレヌス 西村淳也
9.フィオリキアリ 斎藤新
10.ロザムール 菊沢一樹
11.エフェクトオン 菱田裕二
12.オニャンコポン 菅原明良
13.サトノエルドール 武藤雅
14.ゴールドスミス 石橋脩
15.シャムロックヒル 横山琉人
16.ヴァンケドミンゴ 酒井学
福島記念(G3)2022年11月13日(日曜)福島競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 ユニコーンライオン
2着 7番 サトノセシル
3着 1番 アラタ
単勝
2 2,430円 10番人気
複勝
2 640円 11番人気
7 190円 2番人気
1 170円 1番人気
枠連
1-4 750円 1番人気
ワイド
2-7 3,190円 42番人気
1-2 2,340円 31番人気
1-7 520円 1番人気
馬連
2-7 10,200円 38番人気
馬単
2-7 22,760円 86番人気
3連複
1-2-7 13,320円 45番人気
3連単
2-7-1 107,530円 380番人気
福島記念(G3)2022年11月13日(日曜)福島競馬場|レース見解とポイント
今年の福島記念は曇りの良馬場で開催されていましたが開催2週目にしては時計がかかっていました。
この日の2レースが福島記念と同じ芝2,000mで開催されたのですが、勝ち馬のサヴォーナの勝ち時計2分2秒は未勝利戦とはいえ平均より遅く、上がりも最速で35秒6です。
前日に行われた二本松特別(芝2,000m・1勝クラス)においては勝ち馬のサンデイビスの時計こそ2分00秒7ですが、上りは最速で36秒5です。
秋開催の福島は開催時期の割に荒れやすいですが、今年もその傾向が顕著でした。
その中で開催された今年の福島記念で先陣を切ったのは内枠のユニコーンライオンです。
ユニコーンライオンのラップを1F置きに見てみると
200m 12.2 (12.2)
400m 11.0 (23.2)
600m 11.4 (34.6)
800m 12.3 (46.9)
1000m 12.4 (59.3)
1200m 12.2 (1.11.5)
1400m 12.2 (1.23.7)
1600m 12.3 (1.36.0)
1800m 12.3 (1.48.3)
2000m 12.4 (2.00.7)
このようになっていて、後半1,000mは終始1Fあたり12秒と、ペースは上がっていませんね。
全体時計でみてもマイナス2.1秒なので、このような展開では後方有利になるはずでしたが、結果的にはユニコーンライオンが逃げ切り勝ちで、2着も前のほうで競馬していたサトノセシルでした。
どうしてこのような結果になったかというと、馬場が表記以上に重くて末脚に向いた馬場じゃなかったから。
そして、後方勢が弱かったからです。
人気のアラタやオニャンコポンは3.4コーナーでペースを引き上げようとしていましたが思うように伸び切れず、3.4着に敗退しています。
これは、馬場のために伸び切れなかったといえます。
そして、そのほかの追い込み勢は位置取りが後ろすぎたことに尽きるでしょう。
上がり自体は8着入選のサトノエルドールが上がり最速34秒8をたたき出していることから、馬場を選べばまだ伸びていました。
しかし、結果はユニコーンライオンの一人旅で終わっています。
確かにユニコーンライオンは昨年6月、ちょうど梅雨時期に開催された鳴尾記念や宝塚記念でも好走していてタフな馬場は得意なので今回の条件は合っていました。
しかし、ハイペースで後半のラップも上がっていないので後方にもチャンスがあったのは確かです。
その中で後方馬が伸び切れていないのはひとえに伸びづらかったことと位置取りに尽きます。
結果的には前を行ったユニコーンライオンやサトノセシルは馬場と相手関係に恵まれて好走できたといえます。