第38回 フェブラリーステークス(GⅠ)2021年2月21日(日曜)東京競馬場 ダート1600mの競馬レース結果見解
本日は「第38回 フェブラリーステークス(GⅠ)」でのレース見解となります。
第38回 フェブラリーステークス(GⅠ)2021年2月21日(日曜)東京競馬場|出走馬
1 エアアルマス 松山 弘平
2 インティ 武 豊
3 カフェファラオ C.ルメール
4 ヘリオス M.デムーロ
5 サクセスエナジー 酒井 学
6 アルクトス 田辺 裕信
7 ワンダーリーデル 横山 典弘
8 ワイドファラオ 福永 祐一
9 サンライズノヴァ 松若 風馬
10 エアスピネル 鮫島 克駿
11 スマートダンディー 秋山 真一郎
12 ヤマニンアンプリメ 横山 武史
13 ソリストサンダー 北村 宏司
14 オーヴェルニュ 丸山 元気
15 ミューチャリー 御神本 訓史
16 レッドルゼル 川田 将雅
第38回 フェブラリーステークス(GⅠ)2021年2月21日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 3番 カフェファラオ
2着 10番 エアスピネル
3着 7番 ワンダーリーデル
単勝
3 330円 1番人気
複勝
3 180円 1番人気
10 510円 9番人気
7 400円 7番人気
枠連
2-5 980円 2番人気
ワイド
3-10 2,130円 26番人気
3-7 1,560円 21番人気
7-10 3,620円 39番人気
馬連
3-10 6,620円 25番人気
馬単
3-10 9,300円 38番人気
3連複
3-7-10 24,940円 82番人気
3連単
3-10-7 101,710円 348番人気
第38回 フェブラリーステークス(GⅠ)2021年2月21日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
フェブラリーステークスは、4歳以上オープンの定量戦で行われるレースです。
冬のダートの大一番であり、ここを最大の目標にする馬もいれば、ここからドバイを目指すような馬もいます。
過去10年では1番人気が4-2-2-2で複勝率80%と軸にするには申し分ない成績を残しています。
また、栗東所属馬が9勝を挙げており西高東低の傾向が顕著に表れています。
しかし、今年の1番人気で勝者のカフェファラオは美浦の堀厩舎所属馬でした。
勝ったカフェファラオの前走はチャンピオンズカップでした。
レースでは中団後方よりでなるべく砂がかからないように進路を確保します。
しかし、トップクラスの古馬とは初対戦だったこともあって6着までが精一杯でした。
今回は、先行争いを見る形でレースを進めます。
直線に向くと馬場の3分どころから徐々に伸びて来ます。
坂の上りで先頭に立つと、後続に迫られながらも勝利し、G1初制覇を果たしました。
この馬は3歳時から非常に注目されてきたものの大舞台では結果を残せていませんでした。
今回、対戦経験が増えてきたことと、さすがルメール騎手というような好騎乗で念願のタイトルを獲得することが出来ました。
ダート最強馬となるためにはまだまだ越えなければならない壁がありますが、それでも今後も期待を持てる内容だったことは間違いありません。
2着にはエアスピネルが入りました。
前走のチャンピオンズカップでは、後方からの競馬となり直線では良い脚を使いますが、スムーズに進路を確保することができず7着に敗れました。
今回は中団後方に位置取り、直線では外目に持ち出します。
上り3ハロンメンバー最速の末脚を繰り出し、カフェファラオを追い詰めて2着に入りました。
昨年からダート路線に切り替えたこの馬はまずまずの戦いを見せていますがなかなか勝ててはいません。
今回も勝ち切ることはできませんでしたが、これまでと違い1着馬に迫っての敗北なのはプラスに捉えてよいでしょう。
3着にはワンダーリーデルが入りました。
前走の根岸ステークスでは最後方から直線一気で10番人気ながら2着に食い込みました。
今回は中団の前目に進路を確保します。
4コーナーで内からポジションを上げていくと、そのまま直線でも内を選択します。
最後は1,2着馬に交わされましたが、それでも3着には粘りました。
今回が初ブリンカーでしたが、その効果もあったといえるでしょう。