タンザナイトステークス 2020年12月19日(土曜)阪神競馬場 芝1200mの競馬レース結果見解
本日は「タンザナイトステークス」でのレース見解となります。
タンザナイトステークス 2020年12月19日(土曜)阪神競馬場|出走馬
1.ダイメイプリンセス 池添 謙一
2.ジョーアラビカ 川田 将雅
3.アスタールビー 古川 吉洋
4.メジェールスー 岡田 祥嗣
5.ケイアイサクソニー 藤懸 貴志
6.アンヴァル 藤岡 佑介
7.カイザーメランジェ 太宰 啓介
8.アイラブテーラー 岩田 康誠
9.グランドロワ 松山 弘平
10.ラヴィングアンサー 北村 友一
11.アユツリオヤジ 坂井 瑠星
12.ジョイフル 川又 賢治
13.ニシオボヌール 福永 祐一
14.ラブカンプー 国分 恭介
15.エイシンデネブ 幸 英明
16.ルッジェーロ 団野 大成
タンザナイトステークス 2020年12月19日(土曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 10番 ラヴィングアンサー
2着 2番 ジョーアラビカ
3着 16番 ルッジェーロ
単勝
10 580円 3番人気
複勝
10 260円 4番人気
2 170円 2番人気
16 330円 5番人気
枠連
1-5 1,260円 5番人気
ワイド
2-10 710円 5番人気
10-16 2,470円 30番人気
2-16 1,640円 16番人気
馬連
2-10 1,810円 5番人気
馬単
10-2 4,040円 11番人気
三連複
2-10-16 14,370円 47番人気
三連単
10-2-16 76,820円 229番人気
タンザナイトステークス 2020年12月19日(土曜)阪神競馬場|レース内容
阪神競馬場本日のメインレース、タンザナイトステークスがスタートしました。
内で2番のジョーアラビカが好スタートを切りましたが、透かさず5番のケイアイサクソニーが交わして出ました。
3番のアスタールビーが2番手、2馬身差で4番のメジェールスーがインコース3番手ですが、外から交わして14番ラブカンプー、連れて9番のグランドロワが前へと上がって行きました。
後は中団から13番ニシオボヌール、その内4番メジェールスー、さらに内1番のダイメイプリンセスで3コーナーを回って行きました。
その後から16番ルッジェーロ、そして1馬身空いて中団馬群の内に2番のジョーアラビカが行っています。
外6番のアンヴァルもこの一団につけて、さらに馬群の中7番のカイザーメランジェ、3・4コーナー中間、外は11番のアユツリオヤジが続いています。
その後ろから10番のラヴィングアンサーが後方集団で第4コーナーをカーブ、あとは8番のアイラブテーラーはお終いから3頭目、そして12番のジョイフル、15番エイシンデネブです。
第4コーナーから直線に向かいます。
突き離して5番のケイアイサクソニー、リードを3馬身くらい。
これを追って3番のアスタールビーが2番手から差を詰めて、残り200mを切りました。
内から追い込んで来る2番のジョーアラビカですが、大外からは10番のラヴィングアンサーが追い込んで、さらには16番のルッジェーロも追い込んで来るが。
内から2番のジョーアラビカか、外10番のラヴィングアンサーか、並んでゴールイン。
1着 ラヴィングアンサー(10番)
2着 ジョーアラビカ(2番)
3着 ルッジェーロ(16番)
タンザナイトステークス 2020年12月19日(土曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
タンザナイトステークスは2014年に施行されたハンデ戦で、2016年までは14000mで行われていましたが、2017年から1200mに距離短縮されました。
過去の勝ち馬には、京阪杯(GⅢ)勝ちのサトノルパンや、京都金杯(GⅢ)2着馬のテイエムタイホーといった、重賞での活躍馬も名を連ねています。
この一戦を制したのは上位人気の一角だった、3番人気のラヴィングアンサーでした。
スタートこそ揃ったものの周りの行き脚が速く、道中は後方4番手を追走する展開に。
4コーナー過ぎから進出を開始し、直線に向くと大外に進路を確保。
前とは8馬身ほど差がありましたがゴール前で猛追し、ハナ・クビ・ハナ差の混戦を制し見事に勝利。
近2走は今ひとつでしたが、3走前の京王杯スプリングカップ(GⅡ)では、コンマ3秒差の4着と重賞級の走りは披露していました。
また、これまでも1400m戦に良績があったことから、連続開催の影響で少し力の要する今の馬場状態も見方に働いた印象です。
2着には2番人気に支持されていたジョーアラビカが入りました。
好スタートを決めましたが、先行争いを見る形で中団よりやや後方のポジションをキープ。
内枠を利してロスなく追走すると直線でも上手くラチ沿いが空き、ゴール前では一旦先頭に。
ですが、ゴール寸前で勝ち馬の一瞬の切れに屈してしまい2着に惜敗。
前走はオープン初戦で重賞初挑戦ながら、勝ち馬とはコンマ1秒差の3着と僅差の内容を演じた同馬。
9月以降5戦目ながら2戦連続で減っていた馬体も回復するなど調子落ちも見られず、近走の安定ぶりからも今後も引き続き上位争いが期待できそうです。
ハナ・クビ差の3着には6番人気のルッジェーロが入りました。
スタートもまずまず決まり、やや出していく形で中団のポジションをキープ。
3コーナー過ぎから徐々に進出を開始し、直線では勝ち馬と共に馬場の中ほどを伸びて来ましたが僅か及ばず3着。
ですが、終始外目を回らされたことを考えれば勝ちに等しい内容と言えます。
近2走は共に3着も、今回は2年4ヶ月ぶりの芝でのレースという点が懸念材料でした。
ですが、元々は芝で新馬勝ちし、重賞でも着順こそ8着も大きくは負けていませんでした。
今後も力を要する馬場であれば、芝でも十分に上位争いを演じてくれるでしょう。
なお、1番人気に支持されたアンヴァルは9着に敗退。
道中は中団の内目を追走し、直線ではインを突いたものの前が塞がってしまい万事休す。
重賞での掲示板確保が7回と実力はあるものの、以前よりも切れ味が鈍くなった印象でピークを過ぎた感も否めません。