エリザベス女王杯(G1)2022年11月13日(日曜)阪神競馬場 芝2200mの競馬レース結果見解
本日は「エリザベス女王杯(G1)」でのレース見解となります。
エリザベス女王杯(G1)2022年11月13日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1.クリノプレミアム 武豊
2.ローザノワール 田中勝春
3.ピンハイ 川田将雅
4.デアリングタクト 松山弘平
5.マジカルラグーン S.フォーリー
6.ホウオウエミーズ 江田照男
7.イズジョーノキセキ C.ルメール
8.アンドヴァラナウト R.ムーア
9.ウインキートス 松岡正海
10.スタニングローズ 酒井学
11.ナミュール 横山武史
12.ルビーカサブランカ 横山和生
13.ウインマリリン D.レーン
14.アカイイト 幸英明
15.ライラック M.デムーロ
16.テルツェット 池添謙一
17.ウインマイティー 和田竜二
18.ジェラルディーナ C.デムーロ
エリザベス女王杯(G1)2022年11月13日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 18番 ジェラルディーナ
2着 13番 ウインマリリン
2着 15番 ライラック
単勝
18 810円 4番人気
複勝
18 330円 4番人気
13 370円 6番人気
15 1,160円 13番人気
枠連
7-8 1,410円 7番人気
ワイド
13-18 1,570円 16番人気
15-18 9,180円 78番人気
13-15 8,380円 72番人気
馬連
13-18 1,920円 13番人気
15-18 15,500円 70番人気
馬単
18-13 3,520円 24番人気
18-15 23,140円 127番人気
3連複
13-15-18 90,210円 231番人気
3連単
18-13-15 206,260円 1138番人気
エリザベス女王杯(G1)2022年11月13日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
前日までは晴れの良馬場で開催されていた阪神ですが、エリザベス女王杯が開催される当日は昼頃に激しい雨が降り、一気に重馬場になりました。
レース開催時は幸いにも雨はやみましたが重馬場になったことでただでさえ難解なレースがさらに難しくなりました。
重馬場で内の痛みも目立つ条件下で行われた今年のエリザベス女王杯。
最初に主導権を握ったのは内枠から逃げ宣言していたローザノワールでした。
ローザノワールの1Fにおけるラップを見てみましょう。
200m 12.6 (12.6)
400m 10.9 (23.5)
600m 11.8 (35.3)
800m 12.6 (47.9)
1000m 12.4 (1.00.3)
1200m 12.3 (1.12.6)
1400m 12.2 (1.24.8)
1600m 11.8 (1.36.6)
1800m 11.9 (1.48.5)
2000m 12.3 (2.00.8)
2200m 12.2 (2.13.0)
ポイントはラスト4Fからです。
先頭を走っていたローザノワールは残り4Fから動き出していますが、もったのは2Fほど。
そこからは12秒台前半に時計が落ちていることから、思ったよりも長く脚を使えていません。
ローザノワールは馬場の痛みが見られる内ラチを回避しつつもコースロスなく立ち回っていましたが、想像以上に内の痛みがあったのでしょう。
使える脚がそこまで長くありませんでした。
これは同時に内目で仕掛けを図ったデアリングタクトとナミュールにもいえることで、想像以上に内が渋くなっていることから、デアリングタクトとナミュールは位置取りこそよかったのですが、上り3Fが36秒台で伸び切れていませんね。
それに対して、手ごたえ抜群だったのが勝ち馬のジェラルディーナで、馬場のよい外目を確保したらそのまま内の各馬を楽々交わして勝利しました。
2着のライラックやウインマリリンも外目からの急襲で勝利していますね。
そして4着のアカイイトに至っては重馬場も味方しましたが最後方一気だけで4着に入選していることから、内不利外有利の傾向がはっきりしていました。
結果的には最後の位置取りが非常に大切で、もしもナミュールやデアリングタクトが外枠を引いて外目から仕掛けやすかったら結果は変わっていたかもしれません。
今年のエリザベス女王杯は枠順と最後の位置取りがポイントとなる一戦でした。