関越ステークス 2020年8月2日(日曜)新潟競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「関越ステークス」でのレース見解となります。
関越ステークス 2020年8月2日(日曜)新潟競馬場|出走馬
1.フランツ M.デムーロ
2.プロディガルサン 荻野 極
3.トリコロールブルー 岩田 望来
4.メイショウオワラ 秋山 真一郎
5.ロシュフォール 三浦 皇成
6.サトノワルキューレ 戸崎 圭太
7.レッドローゼス 幸 英明
8.ソールインパクト 吉田 豊
9.ランフォザローゼス 丸山 元気
10.プラチナムバレット 木幡 巧也
11.サーブルオール 石橋 脩
12.ザダル 川田 将雅
13.グローブシアター 北村 宏司
14.ウインガナドル 松若 風馬
関越ステークス 2020年8月2日(日曜)新潟競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 12番 ザダル
2着 14番 ウインガナドル
3着 3番 トリコロールブルー
単勝
12 260円 1番人気
複勝
12 130円 1番人気
14 190円 3番人気
3 160円 2番人気
枠連
7-8 760円 2番人気
ワイド
12-14 440円 2番人気
3-12 310円 1番人気
3-14 640円 5番人気
馬連
12-14 1,010円 3番人気
馬単
12-14 1,440円 2番人気
三連複
3-12-14 1,710円 1番人気
三連単
12-14-3 6,250円 4番人気
関越ステークス 2020年8月2日(日曜)新潟競馬場|レース内容
新潟競馬場、関越ステークスのレースがスタートしました。
先行争い10番プラチナムバレット、制して出ていきます14番ウインガナドルが先頭に立ちます。内から2番プロディガルサンも先頭に並んで行きました。前3頭が抜けます。
3・4馬身開いた4番手はポツンと3番トリコロールブルー、その後5番手追走が12番ザダル、1馬身差で11番のサーブルオールが追走して行ってこれから外回りコースに出ます。
早くもバラけてきました。中段の位置は13番グローブシアター、4番メイショウオワラ、その後が9番ランフォザローゼスが追走、残り1200mの標識を過ぎました。
馬群の外から離れた1番フランツ、さらには5番のロシュフォール、8番ソールインパクトが後方追走で、6番サトノワルキューレが後方から2頭目、7番レッドローゼス最後方です。
3・4コーナー中間、先頭は2番のプロディガルサンが大逃げです。2番手以下に10馬身のリードを取って単騎先頭、残り800mを切ります。前半1000mは57秒3で行きました。離れた2番手が14番ウインガナドル、3番手が10番プラチナムバレットです。
直線コースに先頭が早くも向いています。
4番手は3番のトリコロールブルー、5番手以下が一線となりました。12番ザダル、11番サーブルオール、外から13番グローブシアター、1番フランツが追い出しています。
残り500m地点、2番プロディガルサンが依然先頭、リードは7・8馬身、内回りコースの合流点を過ぎました。
2番手は単独14番ウインガナドル、3番手は3番トリコロールブルー、追って来た12番ザダルが単独3番手、2番手を窺って先頭との差を詰めて行きます。内から5番ロシュフォールも伸びて200mを切りました。
内ラチいっぱいに2番プロディガルサンが粘っていますが、リードがどんどん無くなっていって12番ザダルが先頭に替わります。14番ウインガナドルが2番手に上がって来ました。
12番ザダルが先頭でゴールインです。
2着14番ウインガナドル、3着3番トリコロールブルーです。
1着 ザダル(12番)
2着 ウインガナドル(14番)
3着 トリコロールブルー(3番)
関越ステークス 2020年8月2日(日曜)新潟競馬場|レース見解とポイント
関越ステークスは新潟競馬場の改修後2001年から2012年まではダートの1800m戦で施行されていて、2011年のミラクルレジェンドを始め勝ち馬からは後の重賞ウイナーも数多く誕生しています。
2013年から2019年までは施行されず今年になって芝18000m戦として復活したレースで、秋の中距離重賞戦線に向けても注目の一戦です。
1着のザダルは終始5番手を追走し残り200mを過ぎた辺りで逃げていたプロディガルサンを捕らえ、最後は2着以下に3馬身差をつける完勝でした。
ザダルは瞬発力勝負を得意としていて、新潟競馬場や東京競馬場など直線の長いコースで今回のようなパンパンの良馬場であれば持ち前の切れ味を存分に発揮できるでしょう。
今回は前半57秒3とハイペースのレース展開でしたが2番手以下とは10馬身ほど離れ、実質59秒前半とほぼ平均ペースだったことで前目の位置取りでもバテることなく瞬発力が活きたのでしょう。
前走は位置取りが後方過ぎたことや勝ち馬に上手く内を突かれたことが敗因で、自身は33秒2と上がり最速を使っていたことからもやはり瞬発力はダテではありません。
2着馬のウインガナドルはハナこそ奪えませんでしたが離れた2番手を進出。勝ち馬の決め手には屈したもののマイペースで行けた前半の貯金が活き2着を確保しました。
ウインガナドルは全4勝が左回りの1800~2000m戦と相性の良い舞台設定であったことも好走の要因として挙げられますし、3年前の新潟記念では勝ち馬からコンマ1秒差の4着と重賞レベルを示した力は今でも健在と言えるでしょう。
3番人気ながら5着に沈んだロシュフォールは後方から33秒2の上がりを使いましたが、1年ものブランクで馬体重もマイナス8キロと若干寂しかったことから、仕上がり途上だった感は否めなかった様子です。
ですが、昨年の新潟大賞典では後の海外GⅠ勝ち馬メールドグラースとも僅差のレースを演じている実力は折り紙つきで、一叩きされた次走は変わり身を見せてくれるでしょう。
今レースでは単勝オッズが10倍以下の馬が5頭おり、出走頭数の1/3を締めていました。「1着予想される」「10倍を切る人気の馬」が多いレースでは堅実に決着することが多い傾向にあります。このような場合はうまく馬券を組み合わせ、馬連やワイドで高配当のものを狙うと回収率を引き上げることができます。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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