第70回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)2020年6月7日(日曜)東京競馬場の競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「第70回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)」でのレース見解となります。
第70回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)2020年6月7日(日曜)東京競馬場|出走馬
1. ダノンプレミアム D.レーン
2. ダノンキングリー 戸崎 圭太
3. ノームコア 横山 典弘
4. クルーガー 石橋 脩
5. アーモンドアイ C.ルメール
6. インディチャンプ 福永 祐一
7. ペルシアンナイト 田辺 裕信
8. ケイアイノーテック 津村 明秀
9. アドマイヤマーズ 川田 将雅
10. ミスターメロディ 北村 友一
11. グランアレグリア 池添 謙一
12. セイウンコウセイ 内田 博幸
13. ヴァンドギャルド 岩田 望来
14. ダノンスマッシュ 三浦 皇成
第70回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)2020年6月7日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 11番 グランアレグリア
2着 5番 アーモンドアイ
3着 6番 インディチャンプ
単勝
11 1200円 3番人気
複勝
11 180円 3番人気
5 110円 1番人気
6 130円 2番人気
枠連
4-7 590円 3番人気
ワイド
5-11 260円 2番人気
6-11 590円 6番人気
5-6 170円 1番人気
馬連
5-11 650円 2番人気
馬単
11-5 2,840円 9番人気
3連複
5-6-11 840円 2番人気
3連単
11-5-6 11,240円 34番人気
第70回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)2020年6月7日(日曜)東京競馬場|レース内容
東京11R、安田記念のレースがスタートしました。
5番アーモンドアイ少し後手を踏みましたが、今中団馬群までとりつきました。
まずは先行争い14番ダノンスマッシュが外から出ていきました。
1馬身2馬身ぬけます。
2番手に10番ミスターメロディ、内1番ダノンプレミアム3番手、外並んで9番アドマイヤマーズ4番手、さらに外から12番セイウンコウセイがじわっといきます。
先団これらを見ながら13番ヴァンドギャルドは中団前、その内2番ダノンキングリーつけています。
2馬身空いてポツンと11番グランアレグリア、その後1馬身半差6番インディチャンプがいって、1馬身あいて7番ペルシアンナイトです。
3コーナー1000m切りました。
後ろになったインコース5番アーモンドアイ、今先頭までは7馬身から8馬身あります。
1馬身半差、3番ノームコア、外並んで8番ケイアイノーテック、3馬身空いて4番クルーガー最後方です。
前は第4コーナーをカーブします。
先頭は14番ダノンスマッシュ、リードは1馬身です。2番手10番ミスターメロディ、4コーナーをカーブします。インの3番手1番ダノンプレミアム、外は並んで9番アドマイヤマーズ、第4コーナーから直線コースへ入りました。
中団のインコースに6番インディチャンプがつけていますが、アーモンドアイは外へと持ち出そうとしています。
残り400mを切りました。
先頭内粘っている14番ダノンスマッシュ、かわして一気に11番グランアレグリアが坂の登りで先頭に変わります。
これを追って6番インディチャンプ、外からは8番ケイアイノーテック、さらに5番アーモンドアイ、大外は3番ノームコアです。
抜けたのは11番グランアレグリア2馬身のリードです。
2番手6番インディチャンプ、アーモンドアイの接戦です。
先頭はグランアレグリアで今、ゴールイン。
最後は2着に5番アーモンドアイあがりました。3着には6番インディチャンプが入りました。
1着 グランアレグリア(11番)
2着 アーモンドアイ(5番)
3着 インディチャンプ(6番)
第70回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)2020年6月7日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
2020年6月7日(日曜)に東京競馬場で行なわれた11R第70回 農林水産省賞典安田記念(GⅠ)はG1連続開催も早くも最終週となりましたがそんなこのレースの注目は何といっても現在芝G17勝で最多記録タイのアーモンドアイです。
このレースを勝利して歴代最多となるG18勝目となるかという所でしたが、これを迎え撃つメンバーも、コロナウイルスの影響で海外レースに出走が出来なかった馬達がこぞって出走したこともあり、G1馬が10頭も出走する近年稀に見る豪華メンバーで行なわれました。
そんな豪華メンバーでのレースにもかかわらず単勝1.3倍という圧倒的な1番人気に支持されたC.ルメール騎手騎乗のアーモンドアイですが、スタートでやや後手を踏むと最後の直線でもなかなか前が空かず、前が空いてからは流石の末脚をみせましたが、勝馬には及びませんでした。
去年の3着に続き今年も惜しくも2着に敗れ、記録更新は次走に持ち越しとなりました。
そんな圧倒的一番人気のアーモンドアイに勝利したのは、同じく牝馬で池添謙一騎手騎乗のグランアレグリアです。
馬群の中団折り合い、レースを進めると、最後の直線に入っても上がり最速となる33秒7の末脚を繰り出し、2着のアーモンドアイに2馬身半差をつけて、昨年の桜花賞以来のG1勝利を飾りました。
まさかアーモンドアイがここまで差をつけられて敗れるというのは予想していませんでしたが、勝ったグランアレグリアは前が空いており直線で勢いをつけやすかった等、全てがかみ合った強い勝ちっぷりでした。
逆に中2週の見えない疲れなのか、馬場状態などが影響したのかアーモンドアイは前走見せた爆発力は見られませんでした。3着にはインディチャンプが入り、落鉄の影響もありましたが、最後はやはり力のあるところを示しました。
惜しくも2着に敗れたアーモンドアイは次走未定ですが、本来の調子さえ出せれば結果はついてくると思うので、最多芝G1勝利の記録更新は目前かと思います。
また、アーモンドアイが出走する時は周囲の実力馬のオッズが実力以上に数値が大きくなる傾向になるため、今回のグランアレグリアのように美味しい1頭をマークしておくことも馬券のポイントとなります。
※このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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