初富士ステークス 2021年1月23日(土曜)中山競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
本日は「初富士ステークス」でのレース見解となります。
初富士ステークス 2021年1月23日(土曜)中山競馬場|出走馬
1.オスカールビー 原 優介
2.エクリリストワール 津村 明秀
3.ハーメティキスト 北村 宏司
4.マイネルウィルトス 三浦 皇成
5.ショウナンバビアナ 野中 悠太郎
6.ウイングレイテスト 横山 武史
7.ニシノカツナリ 田辺 裕信
8.トータルソッカー 田中 勝春
9.シングフォーユー 木幡 巧也
10.ワールドヘリテージ 大野 拓弥
11.ムーンライトナイト 吉田 豊
12.ソーラーフレア 石川 裕紀人
13.ムジカ 戸崎 圭太
14.ドナアトラエンテ C.ルメール
初富士ステークス 2021年1月23日(土曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 14番 ドナアトラエンテ
2着 7番 ニシノカツナリ
3着 10番 ワールドヘリテージ
単勝
14 290円 1番人気
複勝
14 150円 1番人気
7 180円 3番人気
10 360円 7番人気
枠連
5-8 500円 1番人気
ワイド
7-14 480円 2番人気
10-14 1,290円 17番人気
7-10 1,910円 27番人気
馬連
7-14 950円 2番人気
馬単
14-7 1,420円 2番人気
三連複
7-10-14 6,830円 20番人気
三連単
14-7-10 21,980円 49番人気
初富士ステークス 2021年1月23日(土曜)中山競馬場|レース内容
中山競馬本日のメインレース、初富士ステークスがスタートしました。
14番ドナアトラエンテ好スタートを切りました。
内で1番のオスカールビーが飛び出して、真ん中から5番のショウナンバビアナ、まずこの2頭。
1番のオスカールビーがグングン押して前へと出て行きました。
そしてすっと3番手に14番ドナアトラエンテがつけて行きます。
そしてコースも内に取って行きました。今1コーナーカーブを回ります。
飛ばします1番のオスカールビー、リードを4馬身から5馬身、1・2コーナーの中間地点。
離れた2番手に5番のショウナンバビアナがつけました。
その2馬身後ろに14番ドナアトラエンテ、今日は3番手です。
その内体半分6番のウイングレイテストが続きました。
2コーナーカーブ。
接近して10番のワールドヘリテージで向こう正面に出て、1馬身半差で4番マイネルウィルトスが中団。
縦長の展開で8番トータルソッカー、1馬身半空いて2番のエクリリストワール、外は13番ムジカ中団の後ろです。
1馬身半差で3番ハーメティキストは後方集団、残り1000mを切って、7番ニシノカツナリはお終いから4頭目、あとは12番ソーラーフレア、そして9番のシングフォーユー、2馬身空いて11番ムーンライトナイトが最後方で、既に残り800mを続々切って3コーナーカーブを回ります。
飛ばす1番のオスカールビー、リードが10馬身ぐらいあります。
5番のショウナンバビアナが2番手、その2馬身後ろに14番ドナアトラエンテが3番手、残り600mを切りました。
1馬身半差で10番のワールドヘリテージ、その内並んで6番のウイングレイテスト、第4コーナーをカーブ。
後方から外を回って13番ムジカが進出。
さぁ残り400mを切って4コーナーをカーブ。
まだまだ先頭は1番のオスカールビー、リードは7馬身から8馬身。
直線コースに向かいました。
2番手は5番ショウナンバビアナ、6番ウイングレイテスト、青い帽子2頭。その外から14番ドナアトラエンテが今4番手から3番手、前へと上がろうとします。
坂を上がる。
そして後方から7番ニシノカツナリが追い込んで来る。
今度は6番のウイングレイテスト、捕えて14番ドナアトラエンテ、さらには7番ニシノカツナリ。
14番ドナアトラエンテが1着でゴールイン。
1着 ドナアトラエンテ(14番)
2着 ニシノカツナリ(7番)
3着 ワールドヘリテージ(10番)
初富士ステークス 2021年1月23日(土曜)中山競馬場|レース見解とポイント
初富士ステークスは中山競馬場で施行されている準オープンクラスのレースで、マイルGⅠ・2勝のトロットサンダーをはじめ、ホッカイセレス、ケイワンバイキング、クルーガーといった後の重賞勝ち馬も多く名を連ねています。
勝ったのは1番人気に支持されていたドナアトラエンテでした。
好スタートを切りハナを奪うようにも見えましたが、内の馬の出方を見ながら3番手のポジションをキープ。
前が大逃げする中、3コーナー過ぎから徐々に進出し、直線では外目に進路を取って上がって来ると追い込み勢との叩き合いを制し見事に勝利。
現級に昇級後も2戦連続2着と力を示し、これまでの全8戦で3-4-1-0と全てで馬券圏内の走りをしていた同馬。
レース間隔を開けながらではあるものの着実に力をつけている印象であり、オープンに上がっても楽しみな1頭と言えそうです。
2着には後方から追い込んだ3番人気のニシノカツナリが入りました。
スタートはまずまずでしたが、先行争いがやや激しかったこともあり自然と後方の位置取りに。
3コーナー付近から徐々に外目を進出し、直線に向いてからの脚は先頭に躍り出る勢いにも映りましたが、上がり最速の脚もクビ差及ばず2着と惜敗。
1勝クラス・2勝クラスと連勝するも、現級昇級後は9・3・16・2着とムラな成績となっている同馬。
ですが、一昨年にはアーリントンカップ(GⅢ)でもタイム差なしの4着と素質の高さは証明済みであり、クラス突破も時間の問題と言えるでしょう。
3着には9番人気の伏兵ワールドヘリテージが入りました。
スタートこそまずまずでしたが、やや押しながら好位5番手のポジションをキープ。
3コーナー過ぎから勝ち馬を見るような形で進出し、直線でも伸びては来たものの並びかけるには至らず、2着馬の決め手にも屈し3着に上がるのが精一杯でした。
現級昇級後は着順こそ今一つですが、勝ち馬からコンマ5秒内の走りを何度もしているように決して悲観する内容ではありません。
今回のような力の重い馬場や洋芝コースでの良績もあり、今後も条件次第では上位争いを演じてくれるそうです。