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本日は「阪神カップ（ＧⅡ）」でのレース見解となります。

 

阪神カップ（ＧⅡ）2020年12月26日（土曜）阪神競馬場｜出走馬

1.クリノガウディー　幸　英明
2.レインボーフラッグ　岩田　望来
3.イベリス　酒井　学
4.ヤマカツマーメイド　斎藤　新
5.クラヴィスオレア　木幡　育也
6.ダノンファンタジー　藤岡　佑介
7.ステルヴィオ　池添　謙一
8.フィアーノロマーノ　団野　大成
9.サウンドキアラ　松山　弘平
10.タマモメイトウ　藤岡　康太
11.ジャンダルム　荻野　極
12.インディチャンプ　福永　祐一
13.ブラックムーン　和田　竜二
14.キングハート　小崎　綾也
15.ミッキーブリランテ　松若　風馬
16.マルターズディオサ　田辺　裕信

 

 

阪神カップ（ＧⅡ）2020年12月26日（土曜）阪神競馬場｜レース結果・払戻金

着順　馬番　馬名
1着　6番　ダノンファンタジー
2着　16番　マルターズディオサ
3着　12番　インディチャンプ

 

単勝
6　960円　4番人気

 

複勝
6　240円　4番人気
16　330円　6番人気
12　110円　1番人気

 

枠連
3-8　8,040円　17番人気

 

ワイド
6-16　2,330円　23番人気
6-12　420円　3番人気
12-16　540円　6番人気

 

馬連
6-16　11,360円　22番人気

 

馬単
6-16　24,910円　46番人気

 

三連複
6-12-16　3,360円　14番人気

 

三連単
6-16-12　59,980円　148番人気

 

 

阪神カップ（ＧⅡ）2020年12月26日（土曜）阪神競馬場｜レース内容

本日のメインレース、第15回阪神カップ（ＧⅡ）がスタートしました。

 

揃ったスタートを切っています。

 

まずは押して3番イベリスが出て行きますが、4番ヤマカツマーメイドは2番手、3番手は5番クラヴィスオレア、先団3頭は半馬身間隔。

 

4番手は11番ジャンダルムが行って、その後ろ外から16番マルターズディオサ、その後ろに6番ダノンファンタジーが中団前です。

 

あとは接近する15番ミッキーブリランテ、その後ろ中団に9番サウンドキアラ、その内から接近する8番フィアーノロマーノ、あとは1番クリノガウディーで3コーナーカーブ。

 

2馬身後方、中団後方に12番インディチャンプが行って、7番ステルヴィオと並んでいます。

 

最初の600ｍは34秒0の通過。

 

内から接近する2番レインボーフラッグ、あとは2馬身後方に10番タマモメイトウ、外は14番キングハート、内は13番ブラックムーンの展開です。

 

残り600ｍを切って3・4コーナー中間です。

 

ペースを握る3番イベリス、リードは半馬身からクビ、4コーナー手前です。2番手は4番ヤマカツマーメイド、あとは16番マルターズディオサが3番手。

 

第4コーナーから直線コースへ向かいます。

 

12番インディチャンプはまだ中団の外を回って上がって行きます。

 

前は3番イベリス、リードは2馬身ぐらい。

 

内から接近する6番ダノンファンタジーが今度は並んで先頭か。

 

あとは16番マルターズディオサ、そして11番ジャンダルム、1番外から12番インディチャンプはまだ4・5番手の一線ですが、前は6番ダノンファンタジーが先頭。

 

2番手は16番マルターズディオサ。

 

6番のダノンファンタジーだ。

 

復活の1着ゴールイン。

阪神カップ（ＧⅡ）2020年12月26日（土曜）阪神競馬場｜レース見解とポイント

阪神カップ（ＧⅡ）は2006年に創設された1400ｍ戦で、短距離路線の猛者が多く集うことから、ＧⅠ並みの豪華メンバーになることもある一戦です。

 

勝ち馬には、フサイチリシャール、スズカフェニックス、キンシャサノキセキ、リアルインパクト、イスラボニータ、グランアレグリアといったＧⅠ馬が名を連ねています。

 

今年の勝ち馬は、一昨年の2歳ヒロインに輝いたダノンファンタジーでした。

 

スタートも良く出たなりで進むと、好位インコースのポジションをキープ。

 

3コーナーから内を徐々に上がって行き、抜群の手応えで直線に向くと残り200ｍを切ったあたりで逃げ馬を捕え、後続の追撃を難なく振り切り1年3ヶ月ぶりとなる復活の勝利。

 

一昨年のローズステークス（ＧⅡ）勝ち以降勝ち星から遠ざかっていましたが、ヴィクトリアマイル（ＧⅠ）では勝ったアーモンドアイは抜きにして、2着馬からはコンマ2秒差と僅差でした。

 

この勝利をきっかけにＧⅠで再度上位争いを演じてもらいたいです。

 

横一線の2着争いを制したのは、3歳馬のマルターズディオサでした。

 

大外枠から好スタートを切ると、前半は若干掛かりながら3番手を追走する展開に。

 

4コーナー手前から徐々に先頭に並びかけて行くと、直線では馬場の中ほどから力強く伸び、1番人気のインディチャンプら後続の追撃を抑え2着に入る好走。

 

クラシックの舞台では結果を残せませんでしたが、ＧⅠでの2着や重賞2勝と能力の高さは証明していました。

 

今回は初の1400ｍ戦でしたが追走に苦労した様子もなかったですし、来年はマイル路線で活躍が出来そうなレース内容に映りました。

 

断然の1番人気に支持されていたインディチャンプは、3着を確保するのが精一杯。

 

スタートは悪くなかったですが、直後から少し抑える形で中団よりも後方を追走する展開に。

 

直線入口でもまだ後方で、直線に向いてからは大外を一気に伸びてきましたが、上がり最速の脚も不発に終わり3着に上がるのがやっとでした。

 

昨年は春秋のマイルＧⅠを制したものの、今年は5戦しマイラーズカップ（ＧⅡ）勝ちの1勝のみ。

 

ＧⅠではグランアレグリアに2連敗、そして負けられない一戦だったここも3着と取りこぼしたことから、すでにピークを過ぎた印象にも映ります。