※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「第68回 阪神大賞典(GⅡ)」でのレース見解となります。
第68回 阪神大賞典(GⅡ)2020年3月22日(日曜) 阪神競馬場|出走馬
1.レノヴァール 幸 英明
2.メロディーレーン 岩田 望来
3.ムイトオブリガード 藤岡 佑介
4.トーセンカンビーナ 藤岡 康太
5.タイセイトレイル 福永 祐一
6.メイショウテンゲン 松山 弘平
7.ボスジラ 武 豊
8.ドレッドノータス 坂井 瑠星
9.キセキ 川田 将雅
10.ユーキャンスマイル 岩田 康誠
第68回 阪神大賞典(GⅡ)2020年3月22日(日曜) 阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 10番 ユーキャンスマイル
2着 4番 トーセンカンビーナ
3着 6番 メイショウテンゲン
単勝
10 590円 2番人気
複勝
10 240円 2番人気
4 430円 5番人気
6 320円 4番人気
枠連
4-8 970円 5番人気
ワイド
4-10 1,120円 12番人気
6-10 730円 8番人気
4-6 1,430円 15番人気
馬連
4-10 3,720円 12番人気
馬単
10-4 7,120円 24番人気
3連複
4-6-10 7,550円 28番人気
3連単
10-4-6 40,140円 132番人気
第68回 阪神大賞典(GⅡ)2020年3月22日(日曜) 阪神競馬場|レース内容
阪神11R第68回、 阪神大賞典のレースがスタートしました。
やや大きく9番のキセキが出遅れました。1番後ろかなり遅れています。
先行争いは、まず外から8番のドレッドノータスがいきます。2番手の位置ですが、3番のムイトオブリガードがいきます。3番手には5番のタイセイトレイルがつけていきました。
そしてその後には外に7番のボスジラがいて、その内に差が無く2番のメロディーレーンが続きます。その3馬身後方には、6番のメイショウテンゲンが内にいて、3コーナーをカーブして、その外に10番のユーキャンスマイルが続いています。
そしてその後ですが、4番のトーセンカンビーナがいて、その後には1番のレノヴァールが追走して、最後方から行くのは9番のキセキです。
先頭から最後方まではおよそ15~16馬身といったところです。
かなりばらけた展開になりました。さあ1周目、各馬が正面スタンド前を通過していきます。
8番のドレッドノータスがレースをリードしています。リードは1馬身でこれから4コーナーへ向かいます。
2番手には5番のタイセイトレイルがつけまして正面スタンド前です。
先頭は8番のドレッドノータスです。
ドレッドノータスが先頭で、1000mの通過タイムは1分2秒6で入っています。
2番手の位置ですが、5番のタイセイトレイルがつけて、3番手には3番のムイトオブリガードがいきます。そしてその1馬身半後方には7番のボスジラが4番手です。
中団の内に2番のメロディーレーンがいますが、これを一気にかわして行こうというのが9番のキセキです。好位までグーンと位置を上げていきました。
後は6番のメイショウテンゲンが中団から少し下がったところにつけています。その後に1番のレノヴァールがいて、そして後方から2頭目に10番のユーキャンスマイルがつけて、最後方にはトーセンカンビーナが追走する展開となりました。
さあ各馬が間もなく2周目に入るという所です。第2コーナーへ入るところです。
前が3頭固まっています。
5番のタイセイトレイル、その内に8番のドレッドノノータスがいて、そしてその外に9番のキセキがつけて、キセキは現在3番手で進みます。
ゼッケン3番のムイトオブリガードは向こう正面の中程です。
その後には7番のボスジラがいて、3馬身開いて2番のメロディーレーンが続きます。そしてその2馬身後方には6番のメイショウテンゲンがいます。その後は少し下がりまして、内から10番のユーキャンスマイルがいて、その外には1番のレノヴァールと続き、最後方には4番のトーセンカンビーナという隊列となっています。
さあ各馬が3コーナーをカーブしていきます。
先頭ですが8番のドレッドノータスがわずかに先頭です。しかし、ここで5番のタイセイトレイルがかわしにかかりました。
3~4コーナーの中間地点を通過していきます。
そして3番手の位置には9番のキセキが進んでいます。
さあ各馬残り600mを切りました。4コーナーです。
その後の集団ですが、3番のムイトオブリガードがいて、その外から7番のボスジラも現在5~6番手の位置です。
連れて上がっていったのは10番のユーキャンスマイルです。
第4コーナーをカーブして直線コースへ向かいます。
最後の直線に入って、ここで9番のキセキが先頭に立つか、その外からはムイトオブリガードも来ています。更にその外からは7番のボスジラも来ています。更にその外からは6番のメイショウテンゲンも上がってきています。そして間をついて10番のユーキャンスマイルが伸びてきています。
前の争いですが、今度は10番のユーキャンスマイルが伸びてきました。2,3番手争いは接戦です。
内と中が大きく広がって4番のトーセンカンビーナも加わり激しい接戦です。
しかし、先頭は10番のユーキャンスマイルです。
10番のユーキャンスマイルが1着でゴールしました。2着には4番のトーセンカンビーナが入り、3着には6番のメイショウテンゲンが入りました。
1着 ユーキャンスマイル(10番)
2着 トーセンカンビーナ(4番)
3着 メイショウテンゲン(6番)
第68回 阪神大賞典(GⅡ)2020年3月22日(日曜) 阪神競馬場|レース見解とポイント
2020年3月22日(日)に 阪神競馬場で行なわれた11R 第68回 阪神大賞典(GⅡ)は1着馬には春のG1レースの天皇賞(春)への優先出走権が与えられるという重要なレースです。
そんな今年のこのレースを制したのは岩田康誠騎手騎乗の2番人気10番ユーキャンスマイルです。
後方待機でじっくり脚をため、最後の直線でも抜群の手応えで抜け出し、見事勝利しました。
有力馬の多くが春のG1レースに向けての始動戦に選ぶことが多く、今回のレースでも9番のキセキこれまでの実績と抜群の安定感から単勝1倍台の断然人気に押されていました。
しかし、スタートの際にゲートが開いてもすぐにスタートせずに、大きな出遅れとなってしまいまさかの大きく離れた最後方からのスタートとなってしまいました。
それでも最後の直線に向かう頃には先行集団の位置まで位置を上げ、最後の直線でも、一瞬先頭に立ちかけました。
ですが、やはりそれまでに足を使ってしまった影響は大きく本来の粘り強さは見られずずるずると後退していき9着に敗れてしまいました。
対照的に10番のユーキャンスマイルはジョッキーがこの馬のペースを重視したとのコメントの通り、キセキが上がっていったときもじっと内で我慢して最後の直線まで脚を溜めていた騎手の好騎乗も光りました。
これでユーキャンスマイルは春の天皇賞の優先出走権を取得し、休み明けの初戦としては好スタートを切りました。
対照的にキセキはここへ来てゲートに問題があることが浮き彫りになり、本番までに修正出来るかどうかが鍵になりそうです。
また、3勝クラスを卒業したばかりで2着に入賞したトーセンカンビーナにも注目です。
各上クラスになると苦戦する馬も多いなか、着実に実績を伸ばしており、素質が高いように感じます。次回は天皇賞を目指すようですが、競馬レースの最高峰であるG1で何処まで通用するか穴馬として期待したい1頭です。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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