第81回 桜花賞(GⅠ)2021年4月11日(日曜)阪神競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
本日は「第81回 桜花賞(GⅠ)」でのレース見解となります。
第81回 桜花賞(GⅠ)2021年4月11日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1 ストライプ 田辺 裕信
2 ファインルージュ 福永 祐一
3 ブルーバード 柴田 大知
4 ソダシ 吉田 隼人
5 アカイトリノムスメ 横山 武史
6 ストゥーティ 岩田 康誠
7 ククナ 藤岡 佑介
8 メイケイエール 横山 典弘
9 エンスージアズム 岩田 望来
10 アールドヴィーヴル M.デムーロ
11 ジネストラ 北村 宏司
12 ヨカヨカ 幸 英明
13 エリザベスタワー 川田 将雅
14 ミニーアイル 藤岡 康太
15 シゲルピンクルビー 和田 竜二
16 ソングライン 池添 謙一
17 ホウオウイクセル 丸田 恭介
18 サトノレイナス C.ルメール
第81回 桜花賞(GⅠ)2021年4月11日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 4番 ソダシ
2着 18番 サトノレイナス
3着 2番 ファインルージュ
単勝
4 360円 2番人気
複勝
4 140円 2番人気
18 130円 1番人気
2 350円 8番人気
枠連
2-8 520円 1番人気
ワイド
4-18 290円 1番人気
2-4 1,030円 13番人気
2-18 950円 12番人気
馬連
4-18 670円 1番人気
馬単
4-18 1,280円 2番人気
3連複
2-4-18 2,660円5番人気
3連単
4-18-2 10,400円15番人気
第81回 桜花賞(GⅠ)2021年4月11日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
桜花賞は、3歳牝馬オープンの定量戦で行われるレースです。
クラシックの初戦を飾るレースとして知られており、2歳戦線で活躍した馬と3歳になってから調子を上げてきた馬がぶつかり合うレースでもあります。
過去10年では、1番人気が1勝しかできていない一方、2番人気が5勝2着3回で連対率80%とかなりの良績を残しています。
桜花賞を制したのはソダシでした。
前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは先行集団から直線で抜け出すと、一旦は差されますが、最後に挿し返して勝利するという強い競馬を見せ、白毛馬初のG1タイトルを取りました。
今回は、トライアルを使わず直行となりますが、差のない2番人気に支持されます。
レースでは逃げ馬を見る形で3番手にポジションを確保します。直線では前の馬が早めに下がっていったことで早々に先頭に立ちます。
その後は後続に徐々に差を詰められますが、最後は粘り切って見事勝利しました。
これで今回は白毛馬初のクラシック制覇となりました。
この馬は白毛の見た目から人気を集めやすく、取捨が難しい面がありましたが、今回の勝利を見ると確実に実力も備わっていると言えるでしょう。
オークスでは距離がどうかという面はありますが、距離さえ克服できれば良い勝負を期待できるはずです。
2着にはサトノレイナスが入りました。
前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは、出遅れて中団からのレースとなり、直線では馬群を縫って伸びてきます。
一旦は抜け出しましたが最後に再び差され2着に惜敗しました。
今回はゲートこそまずまずでしたが、大外枠ということもあり後方に控えます。
直線では大外から末脚に懸ける競馬となり、追い始めると一気に伸びてきます。
上り3ハロンのタイムは唯一の32秒台でしたが、最後は差し切れずに今回も2着に敗れました。
これで2戦連続ソダシの2着となり、実力があることは確かながらも惜しい競馬となってしまいました。
おそらく次走はオークスですので、3度目の正直となるかが注目です。
3着にはファインルージュが入りました。
前走のフェアリーステークスでは、中団から外目に持ち出すと、直線ではしっかりと脚を使い優勝を果たしました。
今回も中団からのレースとなり、4コーナーでは内目に位置を取ります。
直線では抜け出したソダシの後を追う形で伸びて来て、最後は3着争いに競り勝ちました。
フェアリーステークス組は例年ローテーション的にあまり良い結果を残せていませんが、その中も3着に入れたことは着順以上に勝ちがあると言えるかもしれません。