第95回 中山記念(GⅡ)2021年2月28日(日曜)中山競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
本日は「第95回 中山記念(GⅡ)」でのレース見解となります。
第95回 中山記念(GⅡ)2021年2月28日(日曜)中山競馬場|出走馬
1 トーセンスーリヤ 横山 和生
2 コスモカレンドゥラ 柴田 大知
3 ノーブルマーズ 高倉 稜
4 ケイデンスコール 岩田 康誠
5 マイネルハニー 丸山 元気
6 フランツ M.デムーロ
7 バビット 内田 博幸
8 ヒシイグアス 松山 弘平
9 サンアップルトン 柴田 善臣
10 ゴーフォザサミット 蛯名 正義
11 クラージュゲリエ C.ルメール
12 パンサラッサ 三浦 皇成
13 ウインイクシード 横山 武史
14 ショウナンライズ 大野 拓弥
第95回 中山記念(GⅡ)2021年2月28日(日曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 8番 ヒシイグアス
2着 4番 ケイデンスコール
3着 13番 ウインイクシード
単勝
8 250円 1番人気
複勝
8 150円 1番人気
4 340円 5番人気
13 370円 6番人気
枠連
3-5 1,100円 4番人気
ワイド
4-8 720円 6番人気
8-13 730円 7番人気
4-13 2,370円 28番人気
馬連
4-8 1,800円 6番人気
馬単
8-4 2,400円 7番人気
3連複
4-8-13 6,800円 26番人気
3連単
8-4-13 22,270円 68番人気
第95回 中山記念(GⅡ)2021年2月28日(日曜)中山競馬場|レース見解とポイント
中山記念は4歳以上オープンの別定戦で行われるレースです。
ここを目標に仕上げてくる馬もいれば、大阪杯・香港・ドバイへの叩きとして使ってくる馬もいます。
近年の勝ち馬ではウインブライトが香港カップを、ジャスタウェイがドバイDFを、ヴィクトワールピサがドバイWCを制しました。
1着にはヒシイグアスが入りました。
前走の中山金杯では中団馬群にポジションを確保し、直線では叩き合いとなりますが、最後はきっちりと勝利を収めました。
今回はハイペースで逃げる先行馬から離れた3番手を追走します。
4コーナーから徐々に差を詰めていくと直線では馬場の3分どころから伸びてきます。
今回も最後は激しい叩き合いとなりましたがクビ差で勝ち切りました。
これで金杯に続く重賞連勝となり、中山コースとの相性の良さも再度証明しました。
次走は大阪杯と予定されており、初の長距離輸送となることが大きな不安点ではありますが、最も勢いのある馬であることは確実でしょう。
2着にはケイデンスコールが入りました。
前走の京都金杯では、中団で内目を追走しつつ直線では外に持ち出しました。
一気に抜け出すと最後まで後続を寄せ付けず12番人気ながら大金星を挙げました。
今回も中団前目から少しずつ前を窺います。
直線では内に進路を取るとヒシイグアスと同時に上がっていきます。
叩き合いが続きましたが、最後はクビ差で2着に敗れました。
ただ、ここで差のない2着に好走できたことは前走がフロックではないということでもあり、確実に復調しつつあると言えます。
3着にはウインイクシードが入りました。
前走の中山金杯では2番手から追走し、最後まで粘りを見せて11番人気ながら3着に好走しました。
今回は逃げが予想されていたバビットをぴったりマークする形で2番手につけます。
その分ペースが速くなり、バビットが下がって行くと直線では先頭に立ちました。
押し切りも期待されましたが、最後は東西の金杯馬に差され3着に敗れました。
陣営もレース前になるべく前に馬を置きたいと言っており、バビットが予想以上に早く後退したことは誤算だったかもしれません。
とはいえ、ハイペースな流れの中で3着に残っていることは高く評価できるでしょう。