第28回 平安ステークス(GⅢ)2021年5月22日(土曜)中京競馬場 ダート1900mの競馬レース結果見解
本日は「第28回 平安ステークス(GⅢ)」でのレース見解となります。
第28回 平安ステークス(GⅢ)2021年5月22日(土曜)中京競馬場|出走馬
1 ヴェルテックス 岩田 望来
2 アルドーレ 横山 典弘
3 ケンシンコウ 酒井 学
4 デルマルーヴル 岩田 康誠
5 オーヴェルニュ 福永 祐一
6 ペオース 藤岡 康太
7 ミヤジコクオウ 和田 竜二
8 サトノギャロス 津村 明秀
9 マスターフェンサー 松山 弘平
10 ドスハーツ 小沢 大仁
11 マルシュロレーヌ 川田 将雅
12 ロードブレス 幸 英明
13 マリオマッハー 団野 大成
14 サクラアリュール 武 豊
15 スワーヴアラミス 松田 大作
16 アメリカンシード C.ルメール
第28回 平安ステークス(GⅢ)2021年5月22日(土曜)中京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 5番 オーヴェルニュ
2着 16番 アメリカンシード
3着 11番 マルシュロレーヌ
単勝
5 490円 2番人気
複勝
5 150円 2番人気
16 130円 1番人気
11 170円 3番人気
枠連
3-8 710円 2番人気
ワイド
5-16 380円 1番人気
5-11 500円 3番人気
11-16 410円 2番人気
馬連
5-16 820円 1番人気
馬単
5-16 2,020円 3番人気
3連複
5-11-16 1,490円 1番人気
3連単
5-16-11 7,670円 3番人気
第28回 平安ステークス(GⅢ)2021年5月22日(土曜)中京競馬場|レース見解とポイント
平安ステークスは、4歳以上オープンの別定戦で行われるレースです。
帝王賞に向けたステップレースの一つでもあり、別定戦ですがGI馬も多く出走します。
1番人気が過去10年で4勝を挙げていますが、2番人気から10番人気までまんべんなく勝ち星があり、完全に信頼するのは難しいでしょう。
また、栗東所属馬が全勝し、美穂所属馬は1回も馬券に絡めていないのも特徴です。
1着にはオーヴェルニュが入りました。
前走のフェブラリーステークスでは、先行馬群の一角の5番手からレースを進めますが、直線では周りについていけず13着に敗れました。
今回は内枠から好スタートを決めると、そのまま先行集団に取り付き、好位の内目を追走します。
そのまま直線に向くと、絶好の手ごたえで逃げ馬をとらえ、残り300mで交わします。
最後まで後続を引き離し、2着に6馬身差をつけて圧勝しました。
今回の勝因は、東海ステークスを勝った中京コースであり、コース適性が高かったことと、休養させたことで前走時より+14kgと馬体が大幅に回復したことの2点があげられるでしょう。
仮に帝王賞に出走するのであれば、馬体の状態は大きなカギになりそうです。
2着にはアメリカンシードが入りました。
前走のマーチステークスでは、3連勝で臨み単勝1.4倍と圧倒的な人気を集めましたが、逃げることができず56番手からの追走となり、最後は14着に沈みました。
今回は仕切り直しの一戦となり、外枠でしたがハナを奪うことに成功しました。
そのままある程度後続を離した体制で進めていくと、まずまずの手ごたえで直線に向きます。
しかし、すぐ後ろから迫ってきたオーヴェルニュにはあっさり交わされます。
それでも、3着には差をつけて2着を確保しました。
今回は、重賞でも本当に力が通用するのかの試金石となりましたが、何が何でも逃げることで力があることを示せました。
今後もとにかく逃げの競馬に持ち込むことが重要でしょう。
3着にはマルシュロレーヌが入りました。
前走のエンプレス杯では、後方から徐々に差を詰めていき、直線で差し切りました。
今回は久々の混合戦とります。
レースでは中団からの追走となり、直線では大外から追い込んできます。
前2頭とは離されましたが、結果的に3着に入りました。
この馬は牝馬限定のダート戦ではかなり強いことが示されており、今回久々の中央での混合戦となった中でも複勝圏内を外さなかったことは、今後のレース選びにも良い影響を与えるでしょう。