第135回 農林水産省賞典 目黒記念(GⅡ)2021年5月30日(日曜)東京競馬場 芝2500mの競馬レース結果見解
本日は「第135回 農林水産省賞典 目黒記念(GⅡ)」でのレース見解となります。
第135回 農林水産省賞典 目黒記念(GⅡ)2021年5月30日(日曜)東京競馬場|出走馬
1 ムイトオブリガード 横山 武史
2 トラストケンシン 吉田 豊
3 アドマイヤアルバ 北村 宏司
4 サンアップルトン 柴田 善臣
5 ウインキートス 丹内 祐次
6 アドマイヤポラリス 吉田 隼人
7 サトノルークス 大野 拓弥
8 ヒートオンビート 川田 将雅
9 アイスバブル 石川 裕紀人
10 ナムラドノヴァン 内田 博幸
11 グロンディオーズ C.ルメール
12 ダンスディライト 横山 典弘
13 ディアマンミノル 松山 弘平
14 ゴールドギア 田辺 裕信
15 ミスマンマミーア 福永 祐一
16 トップウイナー 和田 竜二
第135回 農林水産省賞典 目黒記念(GⅡ)2021年5月30日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 5番 ウインキートス
2着 8番 ヒートオンビート
3着 3番 アドマイヤアルバ
単勝
5 1,660円 8番人気
複勝
5 510円 7番人気
8 200円 2番人気
3 3,600円 15番人気
枠連
3-4 1,540円 5番人気
ワイド
5-8 1,110円 11番人気
3-5 30,970円 100番人気
3-8 20,060円 95番人気
馬連
5-8 2,940円 11番人気
馬単
5-8 7,210円 26番人気
3連複
3-5-8 195,290円 329番人気
3連単
5-8-3 994,120円 1731番人気
第135回 農林水産省賞典 目黒記念(GⅡ)2021年5月30日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
目黒記念は、4歳以上オープンのハンデ戦で行われるレースです。
G1シーズンに挟まれていることから実力馬の出走は少ないですが、長距離適正のある馬が出走し、秋の飛躍を目指して戦います。
このレースはダービーのように内枠が有利ですが、7枠が4勝しており、特異な存在といえます。
1着にはウインキートスが入りました。
前走の日経賞では3コーナーで大きな不利を受けてレースどころではなくなったことで15着に敗れました。
今回は立て直しの一戦となります。
レースでは、好スタートを決めるとポジションを押し上げていき、逃げ馬を見る形での2番手につけます。
道中は逃げ馬のペースにある程度合わせる形となり、後続を離した先行となります。
4コーナーで馬なりに上がっていくと直線では堂々と先頭に立ちます。
残り300mから追い出すと後続が迫ってくることもなく最後は2着に2馬身差をつけて快勝しました。
これがこの馬にとって重賞初制覇となり、このレースでは牝馬として33年ぶりの優勝と成りました。
今回は1000mの通貨が64秒というスローペースでかなり展開の利を受ける形となりましたが、長距離路線でも牝馬の活躍が示される結果となりました。
2着にはヒートオンビートが入りました。
前走の大阪ハンブルクカップは中団の7番手からレースを進め、直線では外から伸び、最後は交わされましたが2着に好走しました。
今回はこの馬にとって初めての重賞挑戦となります。
道中は逃げ馬から大きく離された3番手集団から追走します。
3コーナーで各馬が動いていくのに合わせ、前との差を詰めていくと、直線では一気に2番手にまで上がりますが、そこから前との差が全く詰まらず、2着に敗れました。
今回は離されての2着となりましたが、同じポジションを取っていた各馬には完全に差をつけており、展開さえ向けば重賞勝利の可能性も十分あるでしょう。
3着には15番人気のアドマイヤアルバが入りました。
前走のメトロポリタンステークスでは、中団からレースを進め直線で抜け出しを図りますが、全く見せ場がなく9着に敗れました。
今回は人気馬と同様に逃げ馬から離された3番手集団を追走します。
直線に入ると、馬場の3分どころから追い出し、必死に前との差を詰めにかかります。
2着馬には交わされましたが、結果最後まで粘り3着に入りました。
この馬の戦績を考えると、今回の好走はフロック視したいところですが、オープンクラスであればもう一度大駆けがあってよいかもしれません。