東京ハイジャンプ(G2)2022年10月16日(日曜)東京競馬場 障害3110mの競馬レース結果見解
本日は「東京ハイジャンプ(G2)」でのレース見解となります。
東京ハイジャンプ(G2)2022年10月16日(日曜)東京競馬場|出走馬
1.モサ 西谷誠
2.ゼノヴァース 森一馬
3.レオビヨンド 平沢健治
4.マイネルレオーネ 小牧加矢太
5.メイショウウチデ 小坂忠士
6.マーニ 北沢伸也
7.ダイシンクローバー 北沢伸也
8.オジュウチョウサン 石神深一
9.グローリーグローリ 小野寺祐太
10.スマートアペックス 中村将之
11.テイエムクロムシャ 植野貴也
12.ホッコーメディウス 黒岩悠
東京ハイジャンプ(G2)2022年10月16日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 ゼノヴァース
2着 12番 ホッコーメディウス
3着 7番 ダイシンクローバー
単勝
2 630円 3番人気
複勝
2 200円 3番人気
12 120円 1番人気
7 1,240円 10番人気
枠連
2-8 710円 2番人気
ワイド
2-12 330円 2番人気
2-7 4,540円 30番人気
7-12 3,560円 27番人気
馬連
2-12 730円 2番人気
馬単
2-12 1,970円 8番人気
3連複
2-7-12 16,900円 41番人気
3連単
2-12-7 87,320円 200番人気
東京ハイジャンプ(G2)2022年10月16日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
最初に、東京ハイジャンプが開催されたときの馬場コンディションを見てみます。
この日の東京競馬場は曇りの良馬場で開催されました。
開催時期を見ると、開幕週から2週目なので、芝の痛みはほとんどありません。
そして、勝ったゼノヴァースの時計3分25秒9は過去10開催の東京ハイジャンプで2番目に早い時計でした。
東京ハイジャンプの舞台となる障害専用コースはそもそものレース数が少ないことからも、芝は傷んでおらず、高速馬場傾向になりやすいです。
このことから、今年の東京ハイジャンプはコース全体が時計の出やすい高速馬場で行われたことになります。
さて、時計が出やすい馬場ではスピードがものをいいます。
今年の東京ハイジャンプを制したゼノヴァースは父がディープインパクトなのでスピードや瞬発性に定評がある馬です。
レース映像を振り返ってみても、2週目の3.4コーナーから差し切り態勢に入っていて、最後の直線では逃げるホッコーメディウスを捉えにかかっていますね。
もう一頭、絶対王者のオジュウチョウサンの父はステイゴールドで、こちらはスピードよりもパワーやスタミナに長けています。
血統的にオジュウチョウサンはスピードが求められる馬場よりもスタミナ勝負の舞台のほうが得意なので、今回の東京ハイジャンプの条件はミスマッチしていました。
結果的にはスピードに定評のある馬が好走しやすかったレースといえるでしょう。
余談ですが、オジュウチョウサンは年齢もあって最後は苦しくなりましたが、暮れの中山大障害はトップスピードよりもスタミナとパワー、そして飛越力といったスピード以外の素質が求められます。
オジュウチョウサンは今年の中山グランドジャンプを制したときのように、距離の長い障害競走を得意としているので、好走する可能性は十分ありますよ。