菊花賞(G1)2021年10月24日(日曜)阪神競馬場 芝3000mの競馬レース結果見解
本日は「菊花賞(G1)」でのレース見解となります。
菊花賞(G1)2021年10月24日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1.ワールドリバイバル 津村明秀
2.アサマノイタズラ 田辺裕信
3.タイトルホルダー 横山武史
4.ロードトゥフェイム 丹内祐次
5.レッドジェネシス 川田将雅
6.セファーラジエル 鮫島克駿
7.ディープモンスター 武豊
8.エアサージュ 藤岡佑介
9.ヴェローチェオロ 幸英明
10.モンテディオ 横山和生
11.ディヴァインラヴ 福永祐一
12.ノースザワールド 和田竜二
13.アリーヴォ M.デムーロ
14.ステラヴェローチェ 吉田隼人
15.ヴァイスメテオール 丸山元気
16.グラティアス 松山弘平
17.ヴィクティファルス 池添謙一
18.オーソクレース C.ルメール
菊花賞(G1)2021年10月24日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 4番 タイトルホルダー
2着 18番 オーソクレース
3着 11番 ディヴァインラヴ
単勝
3800円4番人気
複勝
3290円4番人気
18210円3番人気
11480円7番人気
枠連
2-81,600円6番人気
ワイド
3-181,050円7番人気
3-112,590円28番人気
11-181,410円12番人気
馬連
3-182,420円6番人気
馬単
3-185,220円15番人気
3連複
3-11-1814,610円42番人気
3連単
3-18-1179,560円222番人気
菊花賞(G1)2021年10月24日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
本当に、本当に見ごたえのあるレースでした。
このレースの主役はもちろん逃げたタイトルホルダーです。
ハナを切ったタイトルホルダーの1Fあたりのラップを見ると
200m12.5(12.5)
400m11.1(23.6)
600m11.5(35.1)
800m12.1(47.2)
1000m12.8(1.00.0)
1200m12.6(1.12.6)
1400m12.8(1.25.4)
1600m14.3(1.39.7)
1800m13.1(1.52.8)
2000m12.6(2.05.4)
2200m12.4(2.17.8)
2400m11.7(2.29.5)
2600m11.5(2.40.0)
2800m11.4(2.52.4)
3000m12.2(3.04.6)
前半ハナを切ってからは1Fあたり12秒台のスローペースを主軸に、ときにはペースを落として後続を寄せ付けつつの、残り4Fで突き抜ける競馬を演じています。
かつて父横山典弘騎手がセイウンスカイとのコンビで京都大賞典や菊花賞を制したときのような競馬が見れて、古参ファンからしたら非常に感慨深い競馬が見れました。
また、父ドゥラメンテが二冠を制しながらも怪我のため泣く泣く出走できなかった菊花賞で息子が制したことが、ドラマ的にも映えて、よりいいレースだと感じました。
さて、レースを振り返ると、長距離レースということもありいうまでもなくゆったりとした流れです。
しかし、レース全体を見るとミドルペースで推移していて、2着のオーソクレースや3着のディヴァインラヴは後方からの攻めで好走しています。
逆に、人気のステラヴェローチェやレッドジェネシスは後ろ過ぎたために馬券に絡むことができませんでした。
このため、位置取りが非常に重要となった一戦で、後続で待機していた騎手はもっと早くに手を動かすべきでした。
上位3頭を見る限り、ポテンシャルの高い馬が好走したレースとなっています。