神戸新聞杯(G2)2021年9月26日(日曜)中京競馬場 芝2200mの競馬レース結果見解
本日は「神戸新聞杯(G2)」でのレース見解となります。
神戸新聞杯(G2)2021年9月26日(日曜)中京競馬場|出走馬
1.セファーラジエル 鮫島克駿
2.ワンダフルタウン 和田竜二
3.キングストンボーイ C.ルメール
4.モンテディオ 池添謙一
5.ステラヴェローチェ 吉田隼人
6.シゲルソウサイ 岩田康成
7.レッドジェネシス 藤岡康太
8.イクスプロージョン 松山弘平
9.テイエムタツマキ 富田暁
10.シャフリヤール 福永祐一
神戸新聞杯(G2)2021年9月26日(日曜)中京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 5番 ステラヴェローチェ
2着 7番 レッドジェネシス
3着 4番 モンテディオ
単勝
5300円2番人気
複勝
5170円2番人気
7680円6番人気
4780円8番人気
枠連
5-72,250円8番人気
ワイド
5-7830円10番人気
4-5990円14番人気
4-74,040円29番人気
馬連
5-73,310円11番人気
馬単
5-74,410円15番人気
3連複
4-5-718,540円42番人気
3連単
5-7-489,330円165番人気
神戸新聞杯(G2)2021年9月26日(日曜)中京競馬場|レース見解とポイント
前日とは打って変わって、雨の不良馬場開催となってしまいました。
この不良馬場の影響は非常に大きいです。
まず、勝ったステラヴェローチェの時計2.18秒ジャストは去年のコントレイルの時計2.12秒よりも遅いですが、あまりにも遅いですね。
中京芝2200mの近5年の”未勝利戦の”平均タイムが2.15秒台なので、それよりも遅いです。
ちなみに東京の芝”2300m”の1勝クラスの平均時計が2.20秒台なので、今年の神戸新聞杯は2300mを走ったようなタイムだったのです。
話はかわって、逃げたのは富田騎手のテイエムタツマキでした。
不良馬場馬場ということもあり、
200m13.1(13.1)
400m11.4(24.5)
600m12.5(37.0)
800m13.6(50.6)
1000m13.2(1.03.8)
1200m12.8(1.16.6)
1400m12.5(1.29.1)
1600m12.4(1.41.5)
1800m11.9(1.53.4)
2000m12.2(2.05.6)
2200m12.4(2.18.0)
12秒台後半から13秒台を刻む非常にゆったりとした流れ。
しかし、馬場が馬場なので、体力を消耗させるような展開でした。
ダービー馬のシャフリヤールも好位で競馬をしましたが、さすがに馬場が悪すぎて、4着に敗れてしまいました。
シャフリヤールは高速馬場のダービーを勝ちきっていましたが、今回はダービーのときとは打って変わってタフな馬場だったので、ダービーのときのような末脚を活かすことはできませんでした。
逆に、勝ったステラヴェローチェは不良馬場のサウジアラビアロイヤルカップを制しているので馬場適性があったのでしょう。
2.3着の馬も過去にタフな舞台で好走しているので、舞台適性が大きく影響した一戦でした。
1着はステラヴェローチェです。
皐月・ダービーの3着がフロックではないことを証明させた強い競馬でした。
体力もありますし、ここで消耗度合いが大きくなければ菊花賞でも注目したいです。
シャフリヤールは天候に恵まれなさ過ぎました。
晴れていたらもっと上位入選で来ていたでしょう。
ただ、この一戦でタフな馬場は苦手で高速馬場巧者であることが証明されたので、今後、シャフリヤールがレースに出るときは馬券の取捨選択が容易になると思います。