第25回 秋華賞(GⅠ)2020年10月18日(日曜)京都競馬場 芝2000mの競馬レース結果見解
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
本日は「第25回 秋華賞(GⅠ)」でのレース見解となります。
第25回 秋華賞(GⅠ)2020年10月18日(日曜)京都競馬場|出走馬
1 ミヤマザクラ 福永 祐一
2 リアアメリア 川田 将雅
3 マルターズディオサ 田辺 裕信
4 ホウオウピースフル 池添 謙一
5 ウインマイティー 和田 竜二
6 ダンツエリーゼ 太宰 啓介
7 ムジカ 秋山 真一郎
8 ソフトフルート 藤岡 康太
9 サンクテュエール C.ルメール
10 クラヴァシュドール M.デムーロ
11 フィオリキアリ 北村 友一
12 マジックキャッスル 大野 拓也
13 デアリングタクト 松山 弘平
14 オーマイダーリン 幸 英明
15 ミスニューヨーク 長岡 禎仁
16 パラスアテナ 坂井 瑠星
17 ウインマリリン 横山 武史
18 アブレイズ 藤井 勘一郎
第25回 秋華賞(GⅠ)2020年10月18日(日曜)京都競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 13番 デアリングタクト
2着 12番 マジックキャッスル
3着 8番 ソフトフルート
単勝
13 140円 1番人気
複勝
13 110円 1番人気
12 540円 8番人気
8 590円 9番人気
枠連
6-7 2,580円 8番人気
ワイド
12-13 940円 8番人気
8-13 750円 6番人気
8-12 9,310円 65番人気
馬連
12-13 2,670円 8番人気
馬単
13-12 3,140円 9番人気
3連複
8-12-13 17,920円 56番人気
3連単
13-12-8 44,110円 132番人気
第25回 秋華賞(GⅠ)2020年10月18日(日曜)京都競馬場|レース内容
スタートしました。
4枠2頭ムジカ、ソフトフルート後方から。先行争いは内から3番のマルターズディオサがスタートを決めました。
外から17番のウインマリリンそして4番ホウオウピースフル、これらの間から11番フィオリキアリ、インコースに2番リアアメリアはすっと好位にとりつきそう。この内に一番ミヤマザクラ1コーナー回って行きます。
13番デアリングタクトは後方から56頭目くらいの位置で1コーナー回って行きました。
2コーナーにかかるところで先頭は3番マルターズディオサ、リード1馬身半取りました。
2番手4番ホウオウピースフル、3番手外に17番のウインマリリンです。4番手インコース1番ミヤマザクラ、その後2番リアアメリア、11番フィオリキアリ、そして9番のサンクテュエール。
その直後に15番のミスニューヨークが続いています。その後少し聞きまして10番のクラヴァシュドール、そして18番のアブレイズ今日は中団です。
その後に5番のウインマイティーと13番デアリングタクト、集団の一角12番のマジックキャッスル。スタートからの1000mは59秒4で行っています。
その後ろ後方に構えて7番ムジカ、並んで外から上がってきた14番オーマイダーリンその後16番パラスアテナ、後ろ2頭は6番のダンツエリーゼ、8番ソフトフルート、3コーナー回っています。
3番のマルターズディオサ意を決して逃げました、体半分のリード。
2番手は外から17番のウインマリリンに4番のホウオウピースフル、1番のミヤマザクラ。もう外に出しています2番のリアアメリア。
後方から一気にソフトフルート動いていった。
そして16番パラスアテナも進出。デアリングタクトはこの一角にもういます、好位に取り付いている。
4コーナーから直線。
3番マルターズディオサ先頭。やや離れた外からデアリングタクト、さらに追ってくるのは16番のパラスアテナ、8番ソフトフルート。横に各馬が広がっている、間から13番のデアリングタクトが抜け出した。
懐に潜り込む12番のマジックキャッスル。外からパラスアテナ、ソフトフルート。それらを従えて13番デアリングタクト、リードを取って1着でゴールイン。
2着12番マジックキャッスル。
無敗で牝馬三冠達成。待ちわびた拍手に送られて堂々と無敗での牝馬三冠を成し遂げました、13番デアリングタクト松山弘平。
1着 13番 デアリングタクト
2着 12番 マジックキャッスル
3着 8番 ソフトフルート
第25回 秋華賞(GⅠ)2020年10月18日(日曜)京都競馬場|レース見解とポイント
秋華賞は3歳牝馬限定の馬齢重量戦で行われるレースです。菊花賞とは違いクラシックレースには数えられませんが、3歳牝馬三冠路線の最終戦であり最後の一冠を目指して、また今後の大レースを見据えつつ各馬が争うレースになっています。
1着にはデアリングタクトが入りました。
前走のオークスから直行という形になりましたが、見事に勝利し、史上6頭目の牝馬三冠、また史上初の無敗での牝馬三冠達成という快挙を成し遂げました。
前走のオークスでは直線で一瞬進路が狭まりましたが、進路が開けた瞬間に追い出し、次元の違う末脚で1着をもぎ取りました。
今回も単勝1.4倍の圧倒的な支持のもとレースに臨み、牝馬三冠へチャレンジしました。スタートは5分といったところで、中団やや後方でじっくりと脚を溜める競馬になりました。
向こう正面でやや前に挙げると34コーナーから進出を開始し、4コーナーでは先団にとりつく勢いとなっていました。
前走とは違い確実に進路を確保すると、外を回されながらも一気の脚で抜け出し、後続を振り切ってのゴールとなりました。
やはり全てにおいて同世代間では異次元級であり、全く他の馬を寄せ付けない強さを発揮しました。
また、松山騎手の乗り方も功を奏し、直線の短い京都内回りコースでしっかりと直線に入る前に進路を確保しきったことに前走の反省と三冠がかかった今回でも落ち着きを見せていたことが分かります。
今後のレースもG1だと考えられますが、古馬や牡馬との走りの中でどれだけ力を発揮することができるか注目です。
2着にはマジックキャッスルが入りました。
主戦の浜中騎手から大野騎手への乗り替わりとなりましたが、馬の地力を発揮するいい騎乗となっていました。
前走の紫苑ステークスで4着に敗れたことから人気も落ちてはいましたが、馬の本来の力は一線級だと考えられます。
レースではデアリングタクトのやや前にいる形となりましたが、デアリングタクトの動きに合わせて一気に前に抜け出し、最後まで食い下がりました。
さすがに力の違いを見せつけられた形ではありましたが、それでも1馬身半差というのは十分粘った結果だと言えます。
3着にはソフトフルートが入りました。
こちらも人気薄ではありましたが、夏の上り馬の一角として力を見せた形になりました。
また、条件戦ではありますが、古馬との対戦経験があったこと、そしてその中で4馬身差の快勝を果たしていたこともプラスの要因に働いたと考えられます。
重賞などでの勝利経験がなかったことから人気も低かったと考えられるのですが、古馬との対戦で勝利したことのある馬は意外と軽視してはいけないと言えるでしょう。
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