アルゼンチン共和国杯(G2)2022年11月6日(日曜)東京競馬場 芝2500mの競馬レース結果見解
本日は「アルゼンチン共和国杯(G2)」でのレース見解となります。
アルゼンチン共和国杯(G2)2022年11月6日(日曜)東京競馬場|出走馬
1.キングオブドラゴン 坂井瑠星
2.プレシャスブルー 津村明秀
3.ユーキャンスマイル 石橋脩
4.コトブキテティス 永野武蔵
5.テーオーロイヤル 菱田裕二
6.キラーアビリティ C.デムーロ
7.ブレークアップ 田辺裕信
8.カントル 岩田望来
9.ディアマンミノル 荻野極
10.ダンディズム 富田暁
11.ラストドラフト 三浦皇成
12.マイネルファンロン M.デムーロ
13.レインカルナティオ 菅原明良
14.アフリカンゴールド T.マーカンド
15.レッドサイオン 石川裕紀人
16.ヒートオンビート 戸崎圭太
17.ハーツイストワール 武豊
18.ボスジラ C.ルメール
アルゼンチン共和国杯(G2)2022年11月6日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 7番 ブレークアップ
2着 17番 ハーツイストワール
3着 16番 ヒートオンビート
単勝
7 1,770円 6番人気
複勝
7 460円 6番人気
17 380円 5番人気
16 250円 3番人気
枠連
4-8 1,210円 5番人気
ワイド
7-17 2,060円 23番人気
7-16 1,740円 19番人気
16-17 1,220円 10番人気
馬連
7-17 7,010円 26番人気
馬単
7-17 15,430円 57番人気
3連複
7-16-17 14,590円 42番人気
3連単
7-17-16 85,070円 253番人気
アルゼンチン共和国杯(G2)2022年11月6日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
アルゼンチン共和国杯が開催された東京の芝2,500mは年に2回しか使われません。
スタート地点はダービーやジャパンカップで使われる芝2,400mからちょうど100m左にずらした位置ですが、そこは直線にある坂の途中です。
そのため、2,400mから100m伸びただけではありますが、実際は坂を上る回数が増えることから、スロー競馬になりやすく、また、長距離色も求められます。
今年先頭を走ったのは1枠を引いたキングオブドラゴンでした。
キングオブドラゴンの1Fにおける時計を見てみると
100m 7.2 (7.2)
300m 11.0 (18.2)
500m 11.3 (29.5)
700m 12.8 (42.3)
900m 12.8 (55.1)
1100m 12.6 (1.07.7)
1300m 12.3 (1.19.0)
1500m 12.7 (1.32.7)
1700m 11.8 (1.44.5)
1900m 11.7 (1.56.2)
2100m 11.5 (2.07.7)
2300m 11.6 (2.19.3)
2500m 11.8 (2.31.1)
このようになっていて、+1.6秒のスロー競馬となっています。
長距離なのでもちろんゆったりした展開で推移するのは定石ですね。
ラスト1000m地点から少しずつペースを引き上げているので、ロングスパート気質の強い競馬となっています。
キングオブドラゴンは直線で内ラチに接触してしまうアクシデントがあり、そこで失速してしまいましたがそれに対して台頭したのが3番手の位置で競馬していたブレークアップでした。
また、2着のハーツイストワールのように、いつでも前に向けて進出できる構えを見せていた馬も好走しています。
このことから、最後の直線の入った段階でポジションを確保し、また、いつでも進出できる準備を整えていた馬が好走した1戦だといえるでしょう。