関屋記念(G3)2022年8月14日(日曜)新潟競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
本日は「関屋記念(G3)」でのレース見解となります。
関屋記念(G3)2022年8月14日(日曜)新潟競馬場|出走馬
1.イルーシヴパンサー 木幡巧也
2.エアファンディタ 田辺裕信
3.ゴールデンシロップ M.デムーロ
4.ザダル 戸崎圭太
5.リアアメリア 菅原明良
6.シュリ 津村明秀
7.スカイグルーヴ C.ルメール
8.ダノンザキッド 川田将雅
9.エンデュミオン 秋山真一郎
10.ワールドバローズ 和田竜二
11.ディヴィーナ 武豊
12.ウインカーネリアン 三浦皇成
13.レッドライデン 吉田豊
14.ピースワンパラディ 石橋脩
関屋記念(G3)2022年8月14日(日曜)新潟競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 12番 ウインカーネリアン
2着 6番 シュリ
3着 8番 ダノンザキッド
単勝
12 380円 1番人気
複勝
12 170円 2番人気
6 940円 12番人気
8 160円 1番人気
枠連
4-7 1,900円 8番人気
ワイド
6-12 2,770円 34番人気
8-12 350円 1番人気
6-8 2,980円 35番人気
馬連
6-12 11,190円 34番人気
馬単
12-6 17,230円 58番人気
3連複
6-8-12 11,030円 39番人気
3連単
12-6-8 77,540円 264番人気
関屋記念(G3)2022年8月14日(日曜)新潟競馬場|レース見解とポイント
今年の関屋記念は曇り空の稍重馬場で開催されました。
開催半ばに差し掛かっている新潟ということもあり、これまでほど時計はでておらず、レース映像を見ても各馬が馬場を蹴り上げながら走っているので想像以上にタフだったかもしれません。
この条件下で先頭に躍り出たのは12番人気のシュリでした。
シュリが刻んだ時計を見てみると、
200m 12.7 (12.7)
400m 11.4 (24.1)
600m 12.1 (36.2)
800m 12.2 (48.4)
1000m 11.9 (1.00.3)
1200m 10.8 (1.11.1)
1400m 10.6 (1.21.7)
1600m 11.6 (1.33.3)
ペースはプラス3.5秒の超ドスロー競馬でした。
スタート直後、隊列が落ち着くのを見計らっておもいっきり息を入れたのがテン3.4F目です。
じっくり息を入れて態勢を整えた後、コーナーでじわりとペースをあげつつラスト3Fの直線で一気に加速し逃げ粘りの競馬を演じていますね。
いわゆるラスト4Fロングスパート戦といってもいい内容の競馬です。
本来であれば、新潟はフラットな直線でスピードの出やすい野芝なので、スローで前残り競馬を行ったとしても差しや追い込み馬によっては届くこともあります。
しかしながら、逃げたシュリを味方したのが稍重馬場でした。
この馬場は想像以上にタフで、イルーシヴパンサーをはじめ、有力差し馬が全くと言っていいほど届きません。
その結果、1.2番手で競馬したシュリとウインカーネリアンのワンツーで決まりました。
総評すると、今年の関屋記念はシュリが勝つための超ドスローを演じ、その流れに便乗できたウインカーネリアンが漁夫の利を得る形で勝利。
そして、シュリと稍重馬場のために有力差し馬は全く見せ場なく敗れてしまったのでした。