第18回 福島牝馬ステークス(GⅢ)2021年4月24日(土曜)新潟競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
本日は「第18回 福島牝馬ステークス(GⅢ)」でのレース見解となります。
第18回 福島牝馬ステークス(GⅢ)2021年4月24日(土曜)新潟競馬場|出走馬
1 リュヌルージュ 鮫島 克駿
2 ムジカ 秋山 真一郎
3 パッシングスルー 津村 明秀
4 ロザムール 北村 宏司
5 クラヴァシュドール 藤岡 佑介
6 フィリアプーラ 菊沢 一樹
7 ミスニューヨーク 加藤 祥太
8 シゲルピンクダイヤ 和田 竜二
9 アブレイズ 藤井 勘一郎
10 アバルラータ 吉田 隼人
11 ディアンドル 団野 大成
12 サンクテュエール 杉原 誠人
13 ドナアトラエンテ 川田 将雅
14 アフランシール 丸田 恭介
15 カリオストロ 亀田 温心
16 パラスアテナ 坂井 瑠星
第18回 福島牝馬ステークス(GⅢ)2021年4月24日(土曜)新潟競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 11番 ディアンドル
2着 13番 ドナアトラエンテ
3着 12番 サンクトゥエール
単勝
11 1,540円 7番人気
複勝
11 540円 8番人気
13 160円 1番人気
12 980円 11番人気
枠連
6-7 2,170円 11番人気
ワイド
11-13 1,280円 16番人気
11-12 9,620円 64番人気
12-13 2,380円 26番人気
馬連
11-13 3,300円 15番人気
馬単
11-13 8,140円 33番人気
3連複
11-12-13 33,030円 95番人気
3連単
11-13-12 237,210円 607番人気
第18回 福島牝馬ステークス(GⅢ)2021年4月24日(土曜)新潟競馬場|レース見解とポイント
福島牝馬ステークスは、4歳以上牝馬限定の別定戦で行われるレースです。
中山牝馬ステークスや阪神牝馬ステークスと並んで春の牝馬重賞戦線の一つとして施行されています。
過去10年では、5歳馬が5勝と最も良い成績を残していますが、4歳馬と6歳馬が2勝ずつ、7歳馬も1勝しておりどの年齢の馬にもチャンスがあると言えるでしょう。
1着にはディアンドルが入りました。
前走の小倉大賞典では、逃げ馬と差を開ける形の2番手につけ、先頭で直線を迎えました。
ゴール前では後続に交わされましたが3着に粘りました。
今回も外目の枠からのスタートとなりましたが、好スタートから先手をすんなりと奪います。
そのまま自分のペースに持ち込むと長い直線では一旦は馬群に呑まれそうになります。
しかし、残り400mを切ったところからまた盛り返してくると迫ってくる後続との叩き合いとなります。
最後は外からも迫られましたが、写真判定の結果、勝利しました。
これで一昨年の葵ステークス以来の勝利となりました。
この馬は5連勝で葵ステークスを制する素質馬でしたが、それ以降は調子を崩していました。
しかし、前走をきっかけに復調気配を見せると今回は際どいながらも勝利を飾りました。
鞍上の団野騎手も日経新春杯に次ぐ重賞2勝目となり、今年のさらなる飛躍が期待されます。
2着には1番人気のドナアトラエンテが入りました。
前走の中山牝馬ステークスでは3番手で先行し、他馬に合わせて進出していこうとしますが不良馬場が合わなかったのか手ごたえがなく、そのまま9着に敗れました。
今回はさらに控えて6番手からの追走となります。
直線では残り400mから追い出しますが、伸び始めるまでに時間がかかります。
ようやく残り200mから前を捉えにかかると最後はディアンドルをハナ差まで追い詰めますが、交わし切ることはできませんでした。
この馬はジェンティルドンナの全妹ということもありデビューからすべてのレースで1番人気に支持されています。
これで重賞でも戦えることが証明されたので、いつかは人気に応える走りをしてくれるでしょう。
3着にはサンクトゥエールが入りました。
前走のターコイズステークスでは、後方馬群から追走しますが中山マイル特有の流れに乗り切れず14着に敗れました。
今回は前走とは変わり先行馬群にポジションを確保します。
直線では前の馬に合わせて追い出すと一旦は先頭に立ちますが、最後は差し切られて3着に敗れました。
この馬も重賞勝ち馬で力はある馬なので、ここをきっかけにできればというところです。