第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)2021年5月1日(土曜)東京競馬場 芝2400mの競馬レース結果見解
本日は「第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)」でのレース見解となります。
第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)2021年5月1日(土曜)東京競馬場|出走馬
1 アランデル 横山 武史
2 ワンダフルタウン 和田 竜二
3 ノースブリッジ 横山 和生
4 バーボンハイボール 丸山 元気
5 ワンデイモア 田辺 裕信
6 アオイショー 大野 拓弥
7 レッドヴェロシティ M.デムーロ
8 マテンロウエール 横山 典弘
9 テンカハル 坂井 瑠星
10 キングストンボーイ C.ルメール
11 テーオーロイヤル 菱田 裕二
12 スワーヴエルメ 柴田 善臣
13 アウスヴァール 古川 吉洋
14 グレアリングアイ 内田 博幸
15 リーブルミノル 三浦 皇成
16 レインフロムヘヴン 石橋 脩
17 タガノカイ 石川 裕紀人
18 モンテディオ 池添 謙一
第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)2021年5月1日(土曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 ワンダフルタウン
2着 10番 キングストンボーイ
3着 7番 レッドヴェロシティ
単勝
2 500円 3番人気
複勝
2 180円 3番人気
10 150円 1番人気
7 410円 7番人気
枠連
1-5 830円 2番人気
ワイド
2-10 450円 3番人気
2-7 1,730円 23番人気
7-10 990円 10番人気
馬連
2-10 1,080円 2番人気
馬単
2-10 2,230円 5番人気
3連複
2-7-10 5,270円 12番人気
3連単
2-10-7 22,870円 49番人気
第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)2021年5月1日(土曜)東京競馬場|レース見解とポイント
青葉賞は3歳オープンの馬齢重量戦で行われるレースです。
日本ダービートライアルの一つであり、2着馬までにダービーへの優先出走権が与えられます。
過去10年では、ウインバリアシオンやフェノーメノがこのレースを制してダービーへ向かっています。
ただ、これらの馬を含めて青葉賞組はダービーを勝てないというジンクスがあり、それを払拭できる馬が現れるかは今後も注目です。
1着にはワンダフルタウンが入りました。
前走の京都2歳ステークスでは中団後方の外目に進路を取ると、直線でも外から一気に追い上げて来て最後は差し切り勝ちを収めました。
今回は内枠だったこともあり、中団前目の内からレースを進めます。
3コーナーで後続が迫ってくると徐々に外に進路を切り替え、直線では馬場の3分どころに持ち出します。
そこからじわじわと前との差を詰めていくと最後は接戦となりましたが何とか差し切りました。
勝負所であえて外に持ち出したことで、すんなりと進路が開けたことがロスなく伸び切ることに繋がったと考えられます。
この馬は調整不足で皐月賞を回避しての一戦となりましたが、重賞連勝を収めたことで確実に成長していることが示されました。
ダービーでは相手が強くなるところですが、十分に好走が期待できるでしょう。
2着には1番人気のキングストンボーイが入りました。
前走の共同通信杯では、出遅れて後方からの競馬になりますが、それでも直線で追い上げ4着に入りました。
今回はすんなりとゲートを出ると、中団やや後方にポジションを確保します。
各馬が上っていくところで一緒にポジションを上げていくと、直線では内目に進路を取ります。
直線でも最後まで良い脚を使いましたが、ゴール手前で勝ち馬に差されて2着に敗れました。
ただ、1番人気の中確実に権利を取りに行くレースでもあり、その点ではダービーに出走するというノルマはクリアできたと言えるでしょう。
3着にはレッドヴェロシティが入りました。
前走の水仙賞ではスローペースの中2番手につけ、直線で堂々と抜け出すとそのまま勝利を収めました。
今回は中団馬群に控える競馬を選択します。
馬群の中ではある程度入れ替わりのあるレースとなりましたが、直線にかけては大外に持ち出し、すんなりと進路を確保します。
ただ最後まで前を捉え切ることができず、3着に敗れました。これでダービーは厳しくなりましたが、夏以降に向けてもう一度態勢を立て直してほしいところです。