春雷ステークス 2021年4月11日（日曜）中山競馬場 芝1200ｍの競馬レース結果見解
本日は「春雷ステークス」でのレース見解となります。
春雷ステークス 2021年4月11日（日曜）中山競馬場｜出走馬
1.マリアズハート 大野 拓弥
2.ニシオボヌール 柴田 善臣
3.メイショウショウブ 石川 裕紀人
4.ノーワン 木幡 巧也
5.メイショウキョウジ 藤懸 貴志
6.レジェーロ 藤田 菜七子
7.アルピニズム 丸山 元気
8.キングハート 原 優介
9.カッパツハッチ 田中 勝春
10.グルーヴィット 石橋 脩
11.ジャンダルム 荻野 極
12.ナランフレグ 三浦 皇成
13.タマモメイトウ 内田 博幸
14.マイネルグリット 丹内 祐次
15.タイセイアベニール 武藤 雅
16.プラチナムバレット 嘉藤 貴行
春雷ステークス 2021年4月11日（日曜）中山競馬場｜レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 11番 ジャンダルム
2着 1番 マリアズハート
3着 10番 グルーヴィット
単勝
11 320円 1番人気
複勝
11 150円 1番人気
1 240円 4番人気
10 170円 2番人気
枠連
1-6 1,100円 3番人気
ワイド
1-11 670円 5番人気
10-11 310円 1番人気
1-10 910円 10番人気
馬連
1-11 1,830円 5番人気
馬単
11-1 2,940円 7番人気
三連複
1-10-11 2,410円 3番人気
三連単
11-1-10 11,410円 15番人気
春雷ステークス 2021年4月11日（日曜）中山競馬場｜レース見解とポイント
春雷ステークスは2008年に芝1200ｍ戦として創設され、2019年にリステッド競走として格付けされました。
勝ち馬にはファルコンステークス（ＧⅢ）の覇者エーシンホワイティをはじめ、短距離重賞で活躍した馬たちが多く名前を連ねています。
勝利したのは、1番人気に支持されていたジャンダルムでした。
スタートはそこまで速くありませんでしたが、先行争いが落ち着いたこともあり楽に好位の4番手をキープ。
4コーナーでも持ったままの手応えで、直線に向いて追い出されると坂の途中で先頭に立ち最後は2馬身半差の完勝。
母ビリーヴを彷彿させる勝ち方でした。
新馬戦・重賞と2連勝を飾り3歳春はクラシック路線を歩みましたが、以降はマイル路線に。
昨年も1600ｍと1400ｍ戦で勝ち鞍を挙げましたが、初の1200ｍ戦でこのパフォーマンスを披露したことから、今後はスプリント路線の一線級との対決に期待が膨らみます。
2着には4番人気のマリアズハートが入りました。
スタートしてから行き脚がつかなかったこともあり、道中は後方よりの10番手付近を追走。
4コーナーでスムーズに前が開き、追い出されると内目を一気に伸びましたが、2馬身半差離された横一線の2着争いを制するのが精一杯でした。
今回は相手が悪かったです。
近3走は今一つも、昨年の同レースでもタイム差なしの2着と力は証明済み。
函館スプリントステークス（ＧⅢ）でも着順こそ9着も3着馬とはコンマ3秒差ですので、今回を含め4-2-0-0と相性抜群の中山なら芝・ダート問わず重賞でも活躍が期待できそうです。
3着には人気の一角でした2番人気のグルーヴィットが入りました。
好スタートを切るとやや抑える形で、道中は中団の8番手付近のポジションを追走する展開に。
4コーナー手前から外目を一気に押し上げ、直線に向いて勝ち馬を目標に伸びては来ましたが、並ぶまでには至らず3着に上がるのがやっとでした。
3歳時には中京記念（ＧⅢ）を制し、昨年も高松宮記念（ＧⅠ）でコンマ3秒差の6着、京王杯スプリングカップ（ＧⅡ）3着と、重賞実績も申し分のない同馬。
前走・今回と堅実な走りを披露していることから、今後も重賞戦線で活躍してくれるでしょう。
