フィリーズレビュー(G2)2022年3月13日(日曜)阪神競馬場 芝1400mの競馬レース結果見解
本日は「フィリーズレビュー(G2)」でのレース見解となります。
フィリーズレビュー(G2)2022年3月13日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1.アドヴァイス 和田竜二
2.ナムラクレア 浜中俊
3.マイシンフォニー 武豊
4.サブライムアンセム 池添謙一
5.ラブリネスオーバー 松若風馬
6.アネゴハダ 酒井学
7.コンクパール 泉谷楓真
8.テイエムスパーダ 国分恭介
9.ブッシュガーデン 富田嘉香月
10.キミワクイーン 内田博幸
11.ゼロドラゴン 横山典弘
13.スリーパーダ 坂井瑠星
14.ウィリン 菱田裕二
15.モチベーション 秋山稔樹
フィリーズレビュー(G2)2022年3月13日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 4番 サブライムアンセム
2着 2番 ナムラクレア
3着 6番 アネゴハダ
単勝
4 790円 2番人気
複勝
4 210円 2番人気
2 110円 1番人気
6 230円 5番人気
枠連
2-3 580円 1番人気
ワイド
2-4 360円 2番人気
4-6 940円 8番人気
2-6 330円 1番人気
馬連
2-4 790円 1番人気
馬単
4-2 2,370円 7番人気
3連複
2-4-6 1,690円 1番人気
3連単
4-2-6 11,440円 19番人気
フィリーズレビュー(G2)2022年3月13日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
最初に、ハナに立って競馬を行ったコンクパールの1Fにおけるラップを見てみましょう。
200m 12.0 (12.0)
400m 10.5 (22.5)
600m 11.0 (33.5)
800m 11.4 (44.9)
1000m 11.5 (56.4)
1200m 11.7 (1.08.1)
1400m 11.8 (1.19.9)
テン3Fと上がり3Fを比較するとマイナス1.5秒のハイペースとなっています。
短距離戦なのでテンがはやくなりがちですが、テン3Fからは11秒台のラップを刻んでいてレース全体を見てもペースは速いです。
さらに今年の勝ち馬であるサブライムアンセムの勝ち時計1.19秒9は、近10年内のフィリーズレビューの中でもダントツで最速の時計を叩き出していています。
(近10開催の勝ち馬の平均タイムは1.21秒台)
流れる競馬で後続が台頭しやすい舞台でしたし、近年のフィリーズレビュー比較で見ると桜花賞でも検討できそうな馬が多いように思えました。
1着はサブライムアンセムです。
ゲートは出ませんでしたが後方からコースの内目で競馬し、直線は馬群の合間を突き抜けて進出してナムラクレアのたたき合いを制しました。
気性面で課題のある馬でしたが、そこは騎乗する池添騎手がうまくコントロールしていました。
コースロスなく立ち回れましたし、仕掛けどころは多少のリスクを覚悟で動けたのも池添騎手の力量でしょう。
馬も騎手の判断に対応できていましたし、人馬一丸でつかんだ勝利でした。
余談ですが、シルクロードステークスのメイケイエール然り、オルフェーヴル然り、池添騎手は本当に気性難の馬と相性がいいですね。
2着は1番人気のナムラクレアです。
こちらは逆に鞍上の浜中騎手の騎乗の雑さが目立ちました。
特に気になったのが最終コーナーから直線にかけてです。内に多数の馬がいたため大外から進出を開始しましたが如何せん荒っぽい立ち回りでした。
馬は非常に強く、浜中騎手の雑な騎乗をカバーするように追い込みましたが、わずかにサブライムアンセムに届きません。
池添騎手と浜中騎手の力量の差が露骨に表れていました。
馬はこのような立ち回りでも非常に強い競馬ができていて、負けて強しの内容だっただけに、騎手に恵まれてほしい馬だと感じました。