京阪杯(G3)2022年11月27日(日曜)阪神競馬場 芝1200mの競馬レース結果見解
本日は「京阪杯(G3)」でのレース見解となります。
京阪杯(G3)2022年11月27日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1.ライトオンキュー 古川吉洋
2.ビリーバー 杉原誠人
3.プルパレイ 岩田康誠
4.スマートクラージュ 岩田望来
5.テイエムスパーダ 今村聖奈
6.キルロード 福永祐一
7.ファストフォース 団野大成
8.マリアズハート 吉田隼人
9.エイティーンガール 秋山真一郎
10.サンライズオネスト 横山典弘
11.タイセイビジョン 三浦皇成
12.ヴァトレニ 和田竜二
13.ジュビリーヘッド 横山和生
14.トウシンマカオ 鮫島克駿
15.ダイメイフジ 西村淳也
16.ビアンフェ 藤岡佑介
京阪杯(G3)2022年11月27日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 14番 トウシンマカオ
2着 6番 キルロード
3着 4番 スマートクラージュ
単勝
14 380円 1番人気
複勝
14 170円 1番人気
6 460円 10番人気
4 270円 3番人気
枠連
3-7 1,070円 4番人気
ワイド
6-14 1,500円 17番人気
4-14 740円 2番人気
4-6 2,310円 34番人気
馬連
6-14 4,090円 15番人気
馬単
14-6 6,590円 20番人気
3連複
4-6-14 12,580円 39番人気
3連単
14-6-4 60,910円 164番人気
京阪杯(G3)2022年11月27日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
今年の京阪杯は良馬場で開催されましたが、開催後期とは思えないほど時計の出る馬場で行われました。
気になる先行争い、主導権を握ったのは大外から一気に内に割ったビアンフェです。
ビアンフェの1Fにおける時計を見てみましょう。
200m 12.2 (12.2)
400m 10.4 (22.6)
600m 10.7 (33.3)
800m 11.2 (44.5)
1000m 11.2 (55.7)
1200m 11.5 (1.07.2)
600m通過が33秒3で勝ちタイムが1分7秒2でした。
実は、過去10年の京阪杯でテン3F33秒前半の時計が出たレースはありません。
早くても33秒8でした。
また、勝ち時計1分7秒2も過去10年の京阪杯で最速です。
現在の阪神は10月上旬から使われているので本来であれば馬場の痛みが出ていてもおかしくなく、実際に昨年は時計のかかる条件下でレースが行われています。
先週あたりは内ラチに痛みが見られていましたが、今週からBコースに移ったことで、内も外もガンガン伸びるようになっています。
テン・上がり・勝ちタイム、いずれをとっても過去10年でトップクラスの時計が出ていて高速馬場であることは明白でした。
今年の京阪杯は高速馬場適性のある馬が激走しやすい条件下だったのです。
1着は1番人気に支持されたトウシンマカオでした。
好位から直線にかけて、抜群の手ごたえでなおかつ上がり最速33秒0の末脚でゴールしました。
鞍上の鮫島克駿騎手は短距離競馬で最近頭角を表していましたが、ここでも結果を残しましたね。
この京阪杯の勝ちっぷりはほかのスプリント重賞と比較してもかなり内容が良く、今後もスプリント路線の中心になり得そうなレースでした。
2着のキルロードも抜群のスタートを切って勝ちに行く競馬を行いました。
騎乗した福永騎手は裏で行われたジャパンカップにおいて、シャフリヤールを下ろされたことから、本気で勝利を狙っていましたね。
トウシンマカオが強すぎましたが、キルロードも全力で競馬しましたし、本気の競馬が見れるとレースもより楽しくなると実感しました。