天皇賞(春)(G1)2022年5月1日(日曜)阪神競馬場 芝3200mの競馬レース結果見解
本日は「天皇賞(春)(G1)」でのレース見解となります。
天皇賞(春)(G1)2022年5月1日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1.アイアンバローズ 石橋脩
2.ハーツイストワール C.ルメール
3.ディバインフォース 田辺裕信
4.ユーキャンスマイル 藤岡佑介
5.マカオンドール 松山弘平
6.メロディーレーン 岩田望来
7.テーオーロイヤル 菱田裕二
8.クレッシェンドラヴ 内田博幸
9.ヒートオンビート 池添謙一
10.トーセンカンビーナ 藤岡康太
11.マイネルファンロン 松岡正海
12.ハヤヤッコ 武豊
13.ロバートソンキー 伊藤工真
14.ヴァルコス 三浦皇成
15.タガノディアマンテ 幸英明
16.タイトルホルダー 横山和生
17.シルヴァーソニック 川田将雅
18.ディープボンド 和田竜二
天皇賞(春)(G1)2022年5月1日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 16番 タイトルホルダー
2着 18番 ディープボンド
3着 7番 テーオーロイヤル
単勝
16 490円 2番人気
複勝
16 180円 2番人気
18 120円 1番人気
7 260円 5番人気
枠連
8-8 450円 1番人気
ワイド
16-18 270円 1番人気
7-16 950円 9番人気
7-18 500円 5番人気
馬連
16-18 520円 1番人気
馬単
16-18 1,230円 3番人気
3連複
7-16-18 1,580円 2番人気
3連単
16-18-7 6,970円 9番人気
天皇賞(春)(G1)2022年5月1日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
長距離戦らしいペースを見事演じてくれたのは2番人気のタイトルホルダーでした。
最初にハナに立ったのは大方の予想通りタイトルホルダーです。
8枠からすっとハナに立って競馬を行いました。
タイトルホルダーの1Fにおけるラップを見てみましょう。
200m 12.7 (12.7)
400m 11.9 (24.6)
600m 11.9 (36.5)
800m 12.0 (48.5)
1000m 12.0 (1.00.5)
1200m 11.9 (1.12.4)
1400m 12.2 (1.24.6)
1600m 12.8 (1.37.4)
1800m 13.3 (1.50.7)
2000m 12.9 (2.03.6)
2200m 12.3 (2.15.9)
2400m 12.0 (2.27.9)
2600m 11.9 (2.39.8)
2800m 11.5 (2.51.3)
3000m 11.7 (3.03.0)
3200m 13.2 (3.16.2)
1000m通過タイムが1.00秒5と、長距離レースにしては速いペースで、実際にラップ全体を通してみてもマイナス1.4秒のハイペースです。
タイトルホルダーが単騎で逃げましたが、テン7F目から4Fほど思いっきりペースを落としています。
そして、ラスト5Fからペースを引き上げて後続を寄せ付けない完勝劇を見せつけました。
タイトルホルダーは菊花賞でも緩急をつけた競馬を行っていますが、まさか天皇賞(春)でも同じような競馬が見れるとはだれも思わなかったでしょう。
しかも、菊花賞で騎乗した横山武史騎手ではなく、その兄の横山和生騎手がそれを成し遂げたのです。
両者の父である横山典弘騎手がかつてセイウンスカイの菊花賞で見せた競馬を息子2人がなんなくこなしている所を見ると、サラブレッドだけではなく人間にも血統の概念がありそうに感じました。
ディープボンドやテーオーロイヤルといった有力馬も馬券に絡みましたがタイトルホルダーとの差は7馬身以上なので、いかにタイトルホルダーが抜けた実力馬であるかが分かります。
姉のメロディーレーンもステイヤーですが、タイトルホルダーはより長距離色のある馬であることが実感しました。
今後も長距離路線はタイトルホルダーを中心に回っていくことは間違いなさそうです。