ポートアイランドステークス 2020年10月4日（日曜）中京競馬場 芝1600ｍの競馬レース結果見解
本日は「ポートアイランドステークス」での実践検証となります。
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ポートアイランドステークス 2020年10月4日（日曜）中京競馬場｜出走馬
1.ロケット 幸 英明
2.ドナウデルタ 北村 友一
3.ハーレムライン 荻野 極
4.アロハリリー 酒井 学
5.ディアンドル 鮫島 克駿
6.モルフェオルフェ 木幡 育也
7.ダノングレース 団野 大成
8.ブランノワール 西村 淳也
9.ラセット 加藤 祥太
10.ドリームソルジャー 太宰 啓介
11.ケイデンスコール 岩田 康誠
12.ピースワンパラディ 丸山 元気
13.エメラルファイト 柴山 雄一
14.セラピア 藤岡 康太
15.ウーリリ 吉田 隼人
16.ロードマイウェイ 和田 竜二
ポートアイランドステークス 2020年10月4日（日曜）中京競馬場｜レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 ドナウデルタ
2着 12番 ピースワンパラディ
3着 9番 ラセット
単勝
2 830円 4番人気
複勝
2 240円 4番人気
12 160円 1番人気
9 250円 6番人気
枠連
1-6 1,290円 6番人気
ワイド
2-12 670円 5番人気
2-9 1,250円 16番人気
9-12 580円 2番人気
馬連
2-12 1,810円 6番人気
馬単
2-12 3,870円 14番人気
三連複
2-9-12 4,330円 9番人気
三連単
2-12-9 25,860円 62番人気
ポートアイランドステークス 2020年10月4日（日曜）中京競馬場｜レース内容
中京競馬場の本日のメインレース、ポートアイランドステークスがスタートしました。
10番のドリームソルジャーが後ろからです。まず先行争い、3枠の2頭6番モルフェオルフェ、5番ディアンドル、さらには内から1番のロケットが行きました。
さらに3番のハーレムラインも加わって、2コーナーをカーブして向こう正面へ。ここで先頭は5番ディアンドルが出ました。リードは1馬身です。6番モルフェオルフェが2番手、あとは1番ロケットが3番手、外に3番ハーレムラインが4番手、その後は3馬身差で前から5頭目が4番アロハリリーです。
そして14番セラピアは中団の前、内に2番のドナウデルタがつけて3コーナーへ向かいます。残り1000ｍを通過します。
中団に15番ウーリリが行って、あとは4枠2頭7番ダノングレース、8番ブランノワール、これから3コーナーへ向かいます。あとは外に16番ロードマイウェイ、第3コーナーをカーブ。内9番ラセットで残り800ｍを通過、後ろから4番手には12番のピースワンパラディが後方です。
3・4コーナー中間へ、あとは13番エメラルファイト、そして10番ドリームソルジャー、最後方は11番のケイデンスコール。3・4コーナー中間を通過して前は4コーナーへ向かって、3枠の2頭5番ディアンドル、6番モルフェオルフェが並んでいます。
第4コーナーをカーブ、今直線コースに向かいます。
これに外から接近して4番アロハリリーと3頭が並んで、残り400ｍを通過しました。さらには追い込んできた14番のセラピアが先頭に替わるか、坂を上がって来ます。
4番アロハリリーが先頭か、間からは2番ドナウデルタが追い込んで来る。残り200ｍを通過して横に広がった。9番ラセット、大外から9番ラセット、1番外から12番のピースワンパラディも追い込んで来ます
間から2番ドナウデルタが抜け出たか、9番ラセット、そして12番ピースワンパラディです。
僅かに2番のドナウデルタが1着でゴールイン！
1着 ドナウデルタ（2番）
2着 ピースワンパラディ（12番）
3着 ラセット（9番）
ポートアイランドステークス 2020年10月4日（日曜）中京競馬場｜レース見解とポイント
ポートアイランドステークスはオープンクラスのマイル戦で、例年は阪神競馬場で行われますが今年は京都競馬場の改修工事に伴う変則開催によって中京競馬場で施行されます。
これまで、ヤマニンパラダイス、ニホンピロプリンス、コンゴウリキシオーといったＧⅠを始めとした重賞ウイナーが出走したり、スーパーホーネット、ダノンヨーヨー、フルーキーなど、後の重賞勝ち馬を輩出したりと多くの実力馬が勝利を収めています。
この一戦を制したのは4番人気のドナウデルタでした。
スタートこそまずまずでしたが行き脚がつくと馬なりで先行集団に取り付き、好位の6番手を追走。内枠を利して直線でも空いたインを突くと一気に伸び、猛追する2・3着馬を辛うじて振り切り見事勝利します。
オープンクラスに昇級してからは今一つでしたが、前走は着順こそ9着も勝ち馬からはコンマ5秒差と大きくは負けていませんでした。マイル戦で初勝利を挙げたことで幅も広がったでしょうし、乗り慣れた鞍乗とのコンビであれば重賞戦線でも期待が持てそうです。
2着には上がり最速で追い込んできた1番人気のピースワンパラディです。
今回も脚を溜めることに徹し前半は後方を追走。3コーナー過ぎから馬場の良い外目に進路を取り、追い出しを開始し上がり最速の脚で猛追しましたがクビ差及ばず2着となりました。勝ち馬はロスなく内を回ったことの差で僅か届きませんでしたが、勝ちに等しい内容でした。
ここ2戦は着順こそ今一つでしたが、共に重賞でコンマ5秒差以内と決して悲観する内容ではありませんでした。今回は手の内を知っている鞍乗に戻ったことも功を奏しましたが、この走りなら重賞戦線でも好走してくれそうな印象に映りました。
3着には6番人気のラセットが入りました。
道中は11番手付近を追走し直線に向いて上手く外目に出すと、2着馬と併せ馬のような形で上位争いへ。坂を上がってから先頭に並び掛ける勢いでしたがヨレたりともったいない部分もあり、2着馬には切れ負けした感じの3着止まり。
前走こそ案外な結果でしたが、2走前の中京記念（ＧⅢ）では勝ち馬とタイム差なしの2着と勝ちに等しい内容を演じていました。勝ちきれない部分はありますが、今後も相手次第では重賞でも十分に上位争いが期待できる存在だと感じます。
今回のレースは競走馬の過去実績の差が大きく、予想しやすいレースだったのではないかと思います。上位３着は単勝人気１０倍以下の馬で占められており、概ね順当な結果となりました。
出走頭数との比例にもよりますが、１０倍以下の単勝人気馬が何頭いるか、１１～３０倍オッズの単勝人気馬は何頭いるか、等によって荒れやすい、荒れにくいレースというのはある程度予想をつけることができます。
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